入院中 看護師さんは 体を拭いたり 歯磨きをしてくれたりしてくれます
一緒に拭きますか?と言われ 何回か拭いてあげました
初めて拭いたときは やはり少しこわごわと・・
顔 腕や手・・ 足は ふくらはぎあたりを拭いた時
傷のため随分腫れていました
熱を持った感じで 熱かった・・
怪我の所をとばして
足の指先とかを タオルで拭いてあげる・・
足の甲とかも腫れているな・・と思いながら・・
体の向きを変えながら 初めて 背中を拭いてあげたとき
怪我の跡も何もなく 打ち身があるわけでもなく
ほんとに普通のきれいな背中だな・・と思いました
歯磨きも 何度かさせてもらいました
きれいな歯をしてますね と言ってくれました
口の中を磨くのは 開けにくくて 苦心しました
使っていた歯ブラシ・・もちろん捨てられません・・
初めて シャンプーしましょう・・!といわれた時は
どうやってするのか・・?と思いました
ちゃんと それ用に水うけみたいなのがあって
洗った後水が流せるようになっているのです
とは言うものの 自分で動かせぬ頭を あのベットの上で洗うのは
大変だな・・と思いました
でも シャンプー剤を使って 泡立てて洗ってあげることが出来ました
二人がかりで・・
やはり 頭をさわることはこわかったです・・
打った所や 傷口に触れるのは 恐る恐るでした
頭 重いんだね・・
事故後 最初に洗ってあげた時は きれいになり
気持ちよかったでしょう・・!
それと 髪の毛も切ってあげました
治療のため 文乃は 髪の毛を剃られていました
でも 後ろの方は まだ長い髪が 残っていたので
それも 全部切る・・というか バリカンで刈りました・・
これも こわかったです・・
後に 髪の毛は少しずつ生えてきましたが
左後ろの 強く打った部分だけは ずっと生えてきませんでした・・
後は 手と足をお湯につけて 洗ってあげました
これも 結構大変・・!
一度 弘一のいる時に 看護師さんが来て 三人でやったら
楽だから 洗いましょ・・と言って頂いて 弘一も洗ってあげていました
この時ばかりは 垢がいっぱい・・
最後 タオルで拭いてもなかなか とれきれなかったね
その後の手は 柔らかくて・・
いつも ぬってあげていた クリームは 今もそのままあります
その匂いを思い出すと 文乃の 腕や手・・足の感触を
そして あの時の空間を・・
今もはっきり 思い出します・・
文乃は しっかり 重たくて・・
私は 文乃を しっかり 感じました・・
2007年9月7日