あやちゃんへ

今日で３年が経ちました。

１２月になって、冷たい風が吹いてくると、あの頃のことを思い出すと共に、
あの頃とは違っていく現実を、生きていることも感じます。

時が経ち、高校も卒業し、新しい世界へと旅立っていった同級生達。
その中に　息子もいます。
時間だけが　無常にも過ぎさっていくね・・。

ただ一つ　今もわからないでいることは
あなたが事故で、もうこの世に居なくなってしまったことです。

あなたが生まれて嬉しかったはずなのに・・
あなたが娘であることは、私が死ぬまで続くはずだったのに・・

何故、今、もう話すことが出来ないのでしょう・・
触れることが出来ないのでしょう・・
帰ってはこないのでしょう・・
この家に　いないのでしょう・・
何故・・何故・・　
その想いは膨らんでいくばかりです。

日々の生活はちゃんと過ごしているつもりです。
だけど、今までの記憶だけで　生きていかなければならないことが
とてつもなく　切なく辛いです・・。

だって、あなたは未来そのものだったはず・・
その未来がなくなったのだから・・

だから　せめて、、せめて、、夢で逢いに来てください。

今日は　あなたが頑張って・・頑張って・・私達と一緒にいてくれた最後の日ですね。
絶対　忘れないょ・・

あなたの「命」を感じながら、これから４年目も生きていかないとね・・。

あやちゃん・・

今ももちろん・・　　「大好きやよ・・！！」

そして、、出来るなら・・戻ってきてほしい・・と　今も思っています。

２０１０年１月３日

あやのより。。

みんな元気にしてる・・？
実は　時々みんなのすぐ横にいてたりするねんで・・
全然気づいてくれへんけどね・・
皆の喋ってるの、「そうやなあ～　」とか　「それは違うやろ・・？？」なんて
結構突っ込んでだりして・・"(＞0＜)"
んで。。家にもいて　一緒に横に座ったりしてんねんけど、、
これも全然気付いてくれへんけどね・・まあ、、しゃあ～ないけどね。

うちのこと思い出してくれてる時・・すっごい嬉しいよ。ありがとう・・な。
そして、お墓にも来て喋ってくれてんの・・うちはちゃんと知ってるよ、
ほんま、ありがとう・・！　これからも忘れんとってほしいな・・。

もう・・高校も終わりやなあ・・　
うちはどんな風に過ごしてたのかな・・って思う・・。
卒業旅行みたいなものも計画してたかもな・・って
ちょっと残念・・（＞人＜）　

これからも大変な事があるやろうけど、それも経験できるんは○やから！！
ほんま・・そう思うわ・・
だから頑張ってな！！　ずっと見とくから・・！！
そして　少し早いけど・・言っとくわ・・
卒業おめでとう・・(*^-^) 　・・やで。。

いつか・・みんなと会える日まで・・
うちは　この若いままの姿で待ってるからな・・！！　
うちの分まで・・ファイト0(｀・ω・´)=〇

んで・・やっぱり　笑顔やで・・o(^-^)o

あれから１年が経った。。
みんな元気に過ごしてる・・？

去年の今日・・　うちはみんなのいる世界から
違う世界へと旅立ってしまった・・
やっぱり・・こんなことになるなんて思っていなかったなあ・・
お通夜　お葬式に来てくれた時の姿が忘れられない・・
涙を流してくれていた姿が　忘れられない・・・
ほんま　ごめんな・・
戻ってこれなくて　ごめん・・な
でも　うちは今日まで頑張って生きたよ・・！　

今・・　今度は　みんながいっぱい頑張ってる・・
それが　わかる・・

先輩・・今　受験やなあ・・
もうすぐしたら　卒業して　
もう一緒の学校で過ごせなくなる・・
さみしいなあ・・って思ってる
うちは　先輩大好きやから・・！

１の２のみんな・・どうしてるかなあ・・
なんか　うちがいてた頃は　入学したばかりで
いつの間にか2学期も過ぎていって・・って感じやったのに
もうすぐ3年生になるなんて
信じられない・・　あっという間やなあ・・

バスケ部のみんな・・頑張ってるなあ・・
あ～うちも暴れたかったなあ・・
後輩達とも　話したかったなあ・・
3P決めたかったなあ・・
あまり進歩なかったかもしれへんけど・・
まあ　またしょうもない話なんかしながらも
盛り上がってたかもしれへんなあ・・

4月になったら　うちらも3年生・・
みんなだんだん成長していってるんやろなあ・・

なみ、うえちゃん、さやぼ～、きい、えっすう、さおり、えみ、
ひろみ、はるか、ぼぶ、なりちゃん、まりこ、まゆ、るちあ、
たえちゃん、くぼきちゃん、たつ、ゆっき～、ゆ～な、
んで。。
よう、みき、ももこ、ゆり～、じゅり、かよ、
ちさと、ちさ、なおちゃん、
なつき、ちかちゃん、かな、いまちゃん、あやな、さなちゃん、
しおり、みほちゃん、こんぶ、あやか、りえ、らんこ、
りさ、まり、みさ、るい、さくら・・・
なんか書ききれないなあ・・
男子や先輩、後輩も入れたら　もっといるけど
みんな　なつかしいなあ・・

みんなが過ごしている毎日の中で
うちのこと忘れないかな・・ってちょっと寂しくなる時も
あるけど、でもそれ位の方がいいのかもね・・。
でも、やっぱり忘れんといてな・・.(g>ω<)g〃
そして　あの時メールをくれたみんなに　
改めて　ありがとう・・！

うちは　今も　みんなが大好きやで・・！！

２００９年１月３日

あれから　２年の月日が流れていきました。
時間は確実に流れています。それは文乃が双子であるがゆえ、特別に感じることでもあります。
残された息子は今、高校３年生、、
受験真っ只中・・そんな現実が否応なく今を感じさせてくれるからです。
進まないといけない道・・だけども、永遠に止まってしまった道・・
その２つをいつも同時に感じながら　これから先も生きていくことになるでしょう。

文乃は・・時間の止まったまま、ずっとあの頃の姿のまま生き続けていきます。
どんなに周りから頑張れ・・と言われたとしも　この止まった時間はどうすることもできません。
あの１６歳から一緒に過ごせたであろう未来の時間がもう作れない以上、
今まで過ごしてきた文乃との時間こそが　愛おしく大切に思うことは　ごく自然であたり前のことです。

この１６年間、一緒に過ごせたことだけでも　勿論幸せなことなのかもしれません・・。
ですが、、それにしても、、やはり　これからの未来に起こることを想像したら・・

これから、自分の思った道に進学して、好きなこともし、
友達とショッピングしたり、お洒落もし、旅行にだって行ったり、
誰かのライブにだって行くこともあるかもしれない、、
もう少ししたら、念願の居酒屋にも行ける様にもなる、、
楽しいこと面白いことで笑ったり、悩んでは泣いたり、落ち込むこともあったり、
仕事を持ち、恋愛もする、いずれ結婚して、子供も持つことになって・・親になって・・
子育てもし・・　その年齢にあわせた経験もして
　しんどいな・・幸せだな・・ということも味わって・・年齢を重ねていくこと・・
そして　私達との過ごす時間もあったことも・・
そんな普通の人生が無くなった事を思うと・・
どうして１６年間だけで　十分だったなんて思えるでしょうか・・！！
文乃の人生でもあり、私達の人生でもありました。

そしてもう一つは、、残された息子の人生にも大きく影響している事でしょう・・。
お互い一緒に成長していく・・ということがどんな大切なことだったのか、、
　二人が双子の兄妹として大人になっていくことは　もう、できなくなってしまったのです。

２年目は、、文乃が亡くなった年よりもさらに苦しい現実を感じました。
それは経験してみて初めてわかったことです。
悲しみも　苦しみも　寂しさも　悔しさも消えることはないけれど。。
この時間の流れが　少しずつ　少しずつ何かを変えていくようにも感じていますから
その中に身をゆだねながら、今はもうここにはいない・・
でも、心の中にいる文乃を感じながら　いつまでも、今を生きて行くと思います。
今、ここにある小さな幸せを感じながら・・　全てを背負いながら・・
文乃はずっと私達の子供です・・過去になることなんて絶対ありえません。
今も一緒に生きているのです・・。

最後に、　皆さんが文乃を通して　感じた、解った、
命の大切さ、生きる事の大切さ、今あることの大切さを忘れないで下さい。
そうでないと、、あまりにも、、文乃の命の代償が大き過ぎるからです。
本当はとても悔しいです。
なぜ文乃が　そんなことを背負わなければならなかったのかと・・
文乃だって　命の大切さをわかって　生きていきたかったはずだと・・。
文乃の命は全うされることなく　消えた命なのです。
ですから、一人でも多くの皆さんが　文乃を忘れずにいてくれることが心からの願いです。
どうかこの思いをご理解下さい・・。

　　自然な感じで　あやのを思い出してください。
時には　文乃の話もしてあげて下さい・・
あの頃の楽しかった話を、悲しかった話を・・。
懐かしむことは　いけないことではないはずです・・。
昔の話で　笑えたり泣いたりできることも
その人の人生にとって、大切なことです・・。

確かに・・あなたが過ごした中に　文乃はいたのですから・・。

今が一番大切だと感じています。

でも　それも過去があるから・・
だから過去を断ち切ることなんてできないはずです。
そして今を大事にすることが　未来へと繋がっていきます。
それによって　私達も前に進めます。
そして　皆さんも・・
それがなにより　一番嬉しいことなのです。
全ては繋がっています。

文乃を忘れないで下さいね・・。
そして、、今を大切に・・！！

母