メンテナンス完了後の写真です。

この当時 AR社 のスピ−カ−システムは
オイルフィニッシュ仕上げを行なっておりました。
お預かりさせて頂いた状態では塗装にかなり ムラ が有りましたので
SPボックス全体をサンドペ−パ−で仕上げ
その後5回 ワトコオイル を塗り込みました。
深い「傷」は取りきれませんが「擦り傷」は殆ど目立たなくなりました。



高音用、中音用レベルコントロ−ルも破損致しておりましたので
代替として使用出来るVRを探し出し
外観からは分かりませんが
VRつまみを含め、かなり加工をして取り付けを致しております。
フロントバッフルの状態です。

フロントバッフル全体をつや消し塗装を致しました。


エッジの交換、調整を行ないましたウ−ハ−の写真です。


昔、オ−ディオ雑誌に記載されていたと思うのですが
AR社のアコ−ステックエア−サスペンション方式による
スピ−カ−システムは SP BOX 内に吸音材(グラスウ−ル)が
大量に詰め込まれている  と有りました。
全くその通りでした。
ネットワ−ク用配線材の後ろ迄、吸音材が丁寧に詰められていました。

アルテック系 SP BOX の設計とは正反対です。
当然 音質も異なりますが、、、。


お預かりさせて頂いた状態での写真です。

製造後40年近く過ぎています。
かなり良い状態迄メンテナンスをさせて頂く事が
出来たと思っております。


2007年10月

TOP