MJ誌 2008年4月号 には出力Trが
2SC960 及び 2SA607 の製作記事が有りましたので
今回 2SA607 のタイプを制作行いました。
 
完成後の内部写真です。

内部は 2SC960 タイプと同様の作りにしていますが
11月号に改良方法が記載されていましたので
早速取り入れました。

及び一組だけですが入力回路の カップリングコンデンサ−も
SEコンデンサ−に置き換えました。

今回大きく変更の有った 定電圧回路基板 です。

写真左から  +3.3VReg     +5VReg   
及び BZC回路(定電流回路用)の -12VReg です。

OSコンデンサ−  APSコンデンサ− 以外は
全て手持ちの部品で製作しています。
後方からの写真です。

入力端子には一系統だけ光入力を設けました。
東芝製トスリンク TORX-176 です。 
電源部と組み合わせた完成後の写真です。

電源部は5月に製作をした物ですが
電源スイッチ等 一部変更しています。
CDプレヤ−と組み合わせた状態です。

上段から 2SA607 タイプのDAC本体。
中段は 2SC960 タイプのDAC本体ですが 
こちらも今回製作をしたDACと同じ改良を行ないました。

下の段が電源部です。
プリアンプも少し変更を行いました。

これまでCDプレヤ-とアナログプレヤ-の切り替えは
ト−ンア−ムの真下に置いた Phono EQ AMP の
切り替えスイッチで行っていたのですが
プリアンプ本体に組み込みました。
2008年11月現在 サブシステム の写真です。

3.3VReg の効果だけではないと思うのですが
以前にも増して分解能が上がり微細な 音 が聴こえてきます。
又それ以上に 非常にエネルギッシュ です。

2SC960タイプ と 2SA607タイプ を聴き比べますと違いは有るのですが
どちらも非常に良い!


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アナログ回路の変更  2011年6月

改良を行った バッテリ−DAC が結構良かったので
以前に製作をした DAC も同様の改良を行いました。

左の写真は BGA と CM を採用した
2SA606タイプのアナログ基板です。


2SA606(607)ですが手持ちがまだ200個以上あります。
使い切る事が出来るでしょうか?

パタ−ン面の写真です。

新しく製作をしたアナログ基板を組み込んだ状態です。

出力段のTr(2SA606)にはアイドリング電流を
若干多く流しています。
その為発熱量が多く 放熱器 を追加しました。

電源部と組み合わせた状態です。(下段のケ−ス、中段は4パラDAC本体)

アナログ回路が今までよりシンプルなった事が
音質的にも現れています。
ダイナミックレンジの広い 躍動感 の有る「音」です。
充電の必要性が無い為 取り扱いも便利です。

ただ音の 透明感、緻密さ はバッテリ-ドライブDACが
勝っている様に思います。

Jitter Cleaner の追加  2012年1月

DACを製作する際お世話になった
お気楽オーディオキット資料館の管理人様が
面白そうな基板を頒布されていたので購入し
製作してみました。