ペルセウス座

- PERSEUS -

ペルセウス座


 ギリシア神話の勇者ペルセウスの星座です。2等星以下の暗い星々で構成されている星座であまり目立ちませんが「二重星団」や「カリフォルニア星雲」で天体写真ファンにはお馴染みの星座です。また、ペルセウス座のβ星「アルゴル」(写真中央下寄り)は、アルゴル型変光星として有名な星です。2.2等から3.5等へと三日ほどの周期で明るさが変わるので、変光星を観測される方は注目してみるのも楽しいでしょう。

 星座絵では、左手にメドゥサを持ったペルセウスが描かれています。アルゴルという名は日本語では「ばけもの」という意味で、この星がメドゥサの部分です。
 ペルセウスは大神ゼウスとアルゴス王女ダナエの子で、メドゥサ退治の冒険で有名です。メドゥサを退治した帰路では、アンドロメダ姫をお化け鯨から救ったことでも有名で、ギリシャ神話の中でも一際輝いている勇者です。

 撮影条件
SMCPentax105mmF2.4(F4)+ペンタ67にて撮影
P-2赤道儀にてガイド
露出30分 E200(+1)
撮影地:奈良県大塔村
2004年10月撮影

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