-Object Information (Japanese only)-
中央左上から右下方向に延びている断崖が「アルタイ壁」です。全長500キロほどもある大きな断層です。上弦・下弦の少し前には斜めからの光を浴びて、印象的に輝きます。
中央下に写っている中央丘が印象的なクレーターが「テオフィルス」です。中央丘の高さは1000m以上もある環状山です。印象に残る形のクレーターですから、一度観望して覚えれば忘れることはないでしょう。周囲に広がったしわ状模様といい、見応えがあるクレーターです。
また、テオフィルスのすぐ右上のクレーターは「キリルス」です。こちらのクレーターと一緒に見ると、テオフィルスはキリルスに割り込んでできていることがわかります。きっとキルリスができたあとに、隕石がぶつかってテオフィルスができたのでしょうね。今はなきMT160とニコンD100で撮影した月面写真です。数ある月面写真の中でもよい写りをしていた思い出深い一枚です。
-Imaging information-
Equipment: Optics -
Takahashi MT160 using XP-14
Mount - Takahashi EM-200
Camera - NikonD100(ISO400)
Exposure: 5sec
2004Image Processing Software: Photoshop7 Location: 兵庫県宝塚市
Takarazuka City, Hyogo Pref.星ナビ入選作品
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