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IC.1805,IC.1848


IC1805


ペルセウス座の二重星団近くにある大きな2つの散光星雲の写真です。右側のハート形の方がIC1805、左側がIC1848という番号がつけられています。どちらも独特の形状をしており、写真写りもよいことから天体写真ファンに人気の天体です。肉眼では見えませんが、IC1805の右上の明るい部分(IC1795)は、望遠鏡を使えば微かに認められるそうです。機会があればチャレンジしてみるのも面白いと思います。

BRC望遠鏡で3コマずらして撮影を行い、パソコン上で写野を合成して仕上げた作品です。現地で安易に撮影を行ったため、無駄な部分が大きくなってしまいましたが、なんとか仕上げることができました。あまり淡い部分は強調せず、長焦点の解像力を生かしてハイライトのディテールを狙った写真です。

さすがにこのサイズになると、微光星は針の先よりも小さくて見事なシャープさです。大きな画像(横幅1000ピクセル)を下のリンク先に載せてみましたので、よろしければご覧になって下さい。

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撮影条件
BRC250C+Mamiya69フィルムホルダーにて直焦点撮影
MS5赤道儀 BORG76ED+STVにてガイド 露出50分×3
フィルム:エクタロームE200(+2増感)
PhotoshopCSにて3コマモザイク合成
撮影地:兵庫県養父市
2005年10月撮影

月刊天文ガイド入選作品

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