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-Object Information (Japanese only)-
はくちょう座の翼の少し上、ε星のすぐ近くに存在している有名な超新星残骸が「網状星雲」です。網状星雲全体は4度ほどの広がりがあり、上の写真はその東側部分をクローズアップしたものです。この部分のNGC番号は6992〜6995番が与えられています。
この網状星雲は2万年前に重量級の恒星が爆発した名残だと言われています。距離は1600光年の彼方にあり、今でも秒速100キロ程度の速さで膨張を続けています。
網状星雲は、複雑に絡み合ったフィラメント構造が美しい天体です。銀塩撮影では拡大率不足で、その構造をとらえることができませんでしたが、CCDを導入することでやっと写し出すことができました。複雑な動きを見せる赤色の星雲と、所々に入り組む青色の星雲が表現できたと思います。
-Imaging information-
Equipment: Optics -Takahashi Epsilon160 at f/3.3
Mount - Takahashi EM200
Camera - SBIG ST-2000XM with CFW8A
Filter - Astronomik Type2c LRGB FilterExposure: L: 15min×8,(unbinned)
RGB:10min×2 (2×2binned)
Aug,2005Image Processing Software: Stellaimage5, PhotoshopCS Location: 兵庫県大河内町
Ookawachi City, Hyogo Pref.
月刊星ナビ入選作品
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