しし座の三銀河


NGC3682,M65M66


 しし座の後ろ足の付け根にある銀河群を、冷却CCDでとらえました。
 下の明るい2つの銀河は、右からM65、M66で、上の少し暗めの銀河はNGC3628です。NGC3628は、真横に走った暗黒帯が印象的な銀河です。これらの三つの銀河は地球から約3000万光年の距離にあり、銀河群を形成しています。

 冷却CCDで写すと拡大率が高いので、三つの銀河の姿形がよくわかります。この三銀河は、三者三様の形をしているのでなおさら興味深いです。M66の縦に巻いた渦巻きの様子や、M65の渦巻きの締まった様子、NGC3682の真横を走る暗黒帯などを見ていると、宇宙の神秘を感じてきます。

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 撮影条件
Epsilon160+ST2000XMにて撮影
EM-200赤道儀にてセルフガイド
露出時間:L:15分×8 R:10分×3  G:10分×3  B:10分×3 (RGB:2×2-binned)
Astronomik Type 2c Filter
Stellaimage4,Photoshopにて処理
奈良県十津村
2005年3月撮影

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