アンドロメダ銀河全景

- Andromeda Galaxy M31 -

M31


 ε160と冷却CCDを使って表現した、アンドロメダ銀河の全景写真です。私の撮影システムでは、M31の4分の1程度しか写野に収まりません。そこで、写野を四つに分割撮影したものと、解像度を上げるために撮影した中央部、全部で5コマをモザイク合成して一つの作品に仕上げました。

 撮影には莫大な時間がかかってしまい、総露出時間は14時間を超えてしまいました。また、今年は天候も悪かったので、秋頃に撮影を始めてから最後の北西部分を撮影できたのは12月になってからで、秋を過ぎ、冬になってやっと仕上がりました(笑)。画像処理も時間がかかり、多くの手間がかかってしまいました。

 しかしその甲斐あって、解像度抜群のアンドロメダが表現できました。Web上では表現しきれないほどです。また、Hα画像も加算して腕に点在するHII領域も強調してみました。下に少し大きなイメージ(長辺1000ピクセル)も置いていますので、よろしければご覧になって下さい。

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 撮影条件
Epsilon160+ST2000XMにて撮影
EM-200赤道儀にてセルフガイド
露出時間
L:10分×8  R:10分×2  G:10分×2  B:10分×2 Halpha:15分×2
 (HaRGB:2×2-binned)
5コマをモザイク合成(総露出時間:14時間10分)
Astronomik Type 2c Filter, Astronomik Halpha Filter(13nm)
Stellaimage,Photoshopにて処理
撮影地: 奈良県大塔村他
2005年撮影

月刊星ナビ入選作品

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