バラ星雲
- Rosette Nebula -
天体写真ファンに大人気のバラ星雲をＨα単色光で写した写真です。バラ星雲はかなり大きな星雲なので２コマ並べて撮影し、パソコン上で写野を合成して全景を表してみました。
カラーフィルムで撮ると真っ赤に写るバラ星雲ですが、こうして単色光で見るのもよいものです。複雑に入り組んだ暗黒帯や微妙な濃淡、それに淡い星雲が、バラのかなり外側まで広がっていることがよくわかります。色が抑えられることによって、見えてくるものもあるというよい例だと思います。
この作品は、自宅で少しずつ撮り貯めたコマを合成して仕上げたものです。こういう風に気楽に撮れるのが、冷却ＣＣＤの利点かもしれません。でも大きな月があったため、少し荒れがあるが残念です。できたら気流も落ち着いた頃、もう一度じっくり撮影したい対象です。
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撮影条件
Tak Epsilon160+ST2000XMにて撮影
EM-200赤道儀にてセルフガイド
露出時間：15min×10 2コマ合成
Astronomik Hα Filter(13nm bandwidth)
StellaImage, Photoshopにて処理
兵庫県宝塚市
2005年12月撮影掲載画像の著作権は撮影者が所有しています。画像の無断転載･使用（個人的に楽しむ場合を除く）はご遠慮ください。