カシオペア座

- CASSIOPEIA -

Cassiopeia


 カシオペア座は、北極星を挟んで北斗七星のほぼ反対側に見える星座で、ローマ字の「W」の形に見えることで有名な星座です(上の写真は「M」になっています)。北極星を見つける道しるべにもなっている星座ですので、小学生の授業などでもお馴染みの星座ではないでしょうか。

 このカシオペアは、ギリシア神話ではエチオピア王ケフェウスの后とされています。カシオペア本人は神話ではほとんど登場せず、娘のアンドロメダの方が有名になってしまっています。

 カシオペア座は、秋の淡い天の川に位置しているので、左下から右上へと白い帯状に見える微恒星の中に星座が埋もれています。カシオペア座の中には、小さな散開星団も多く位置しており、画面左隅にはNGC7789、右寄りにはNGC663が写っています。また画面左上部にはペルセウス座の二重星団も写っています。

 撮影条件
SMCPentax200mmF4+ペンタ67にて撮影
P-2赤道儀にてガイド
露出35分 E200(+1)
撮影地:奈良県大塔村
2004年10月撮影

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