バンビと干潟星雲


M8

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 いて座に位置する干潟星雲(M8)からバンビにかけての夏の銀河の写真です。この辺りは有名天体が多く集まっているので、いろいろな構図が取れて面白い領域です。もう少し広角のレンズでM16、M17を含めてもよいですし、M8付近をクローズアップにするのも楽しいものです。
 この辺りの星雲は明るい天体が多いので、手軽に撮影することができます。初めて星雲星団撮影にチャレンジされる方にも最適なところだと思います。流行のデジタル一眼レフカメラはフィルムを気にしなくてよいので、バンバン撮影してみられてはいかがでしょうか。

 星雲自体は明るく写しやすいところですが、天の川の色は大変微妙な領域です。この作品も星雲の描写よりも色合い表現に重きを置き、色調補正を丁寧に調整して仕上げました。

 撮影条件
NFD400mmF2.8+ペンタ67にて撮影
EM-200赤道儀 BORG76ED+STVにて自動ガイド
露出35分,5分 エクタロームE100S(+1P)
撮影地:長野県しらびそ高原
2005年5月撮影

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