栽培情報〜稲編〜 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 除草剤を使わない米つくり

1.苗箱散布法 2.利点 3.根拠 4.実例 5.実績一覧表 6.追究試験 トキひかり佐渡自然耕栽培指針(案)

1.苗箱散布法 田植え後の活着と初期生育、作業効率に 着目しています。

散布法苗箱の苗にソイヤ100倍液2回葉面散布します。1回の散布量:100ml(原液1ml分)/苗箱

1回目:2葉期。2回目: 田植え前(田植え前3日以内を推奨)。

1回あたりのソイヤ100倍液の作り方と費用
苗箱 ソイヤ 費用
20枚2g20ml140円
100枚10g100ml700円
※ソイヤ原液1ml=7円(1gをご購入の場合)

2.利点

@苗箱に散布⇒ソイヤ使用量が少なく、作業負担が極めて軽い

A田んぼにソイヤを散布しない⇒雑草には効果を与えない。イネにのみ生長効果を与えられる。

3.100倍液を散布する根拠

農家様から頂いた苗を移植して、様々な希釈のソイヤを与えました。
2000、1000、500、250、100、50倍液のソイヤを、ポットに1mlずつスポイトで根元に与えました。
⇒⇒⇒
各希釈液で育てた苗の根の様子を観察しました。
ソイヤ苗は根量が多く、特に250〜50倍液の苗は新しい太い根がたくさん出て、茎も太くなっていました。

別の苗で2日目には新しい根が生えていたのを観察しました。
田植えの2〜3日前にソイヤを散布すると、田植え後に新根が生えると期待できます。
標準法ではさらに、籾の養分が切れる前=2葉期にも与えています。

実例多数。4.実例5.実績一覧表をご覧下さい。

一番左の苗はソイヤなし。
2本目の苗から2000、1000、500、25010050倍液を与えた苗。

4.実例

標準散布法による実績
コシヒカリ
堀田金一郎様: 滋賀県高島市
(たかしま有機農法研究会副会長)
コシヒカリ
大戸洞舎様:滋賀県長浜市
吟吹雪
福本茂信様:滋賀県近江八幡市


ソイヤ散布。。散布せず

ソイヤ散布散布せず


ソイヤ散布。。。散布せず
散布2回目:6月10日。
田植え:6月14日
撮影:7月19日
田植え:6月中旬。撮影:7月2日
ソイヤ苗は葉色が早くのり、
分けつが進みました。
散布2回目:6月1日。
田植え:散布翌日
撮影:7月12日

標準散布法以外による実績で、お客様のお考えで実践されています。 散布は1回です。
コシヒカリ
シバタプラセールファーム様
滋賀県長浜市
コシヒカリ
丹波ハピー農園様:京都府南丹市
コシヒカリ
吉田農園様:滋賀県長浜市


ソイヤせずソイヤ散布

ソイヤ散布。。散布せず


ソイヤ散布。。散布せず
田植え前に100倍液散布(1回)
田植え:6月上旬
撮影:7月6日
10倍液10Lを苗箱700枚に
散布:6月9日
田植え:6月12日
撮影:7月11日
ポット苗箱1,000枚に200倍液100L
をプール育苗で散布:4月29日
撮影:5月12日



次は、ガスわきの田んぼで有効だった実例です。

シバタプラセールファーム 様♣ 品種:コシヒカリ

田植え前日と当日にそれぞれソイヤ100倍希釈液を散布。6/10に隣り合わせの田んぼに 田植えされました。
田植えの1週間ほど前に、草を鋤きこまれました。
田植え前日に散布した苗・ 田植え当日に散布した苗(私の真後ろの田)・ ソイヤなし(畦右側の田)の3区画で、比較して頂きました。

の画像:根の様子。全体に茶色くなっていて、根に影響していないか心配です。

※柴田様がガスわき発生を確認され、補植されました。
6/10 6/25
の画像:左2本=田植え前日散布。中央2本=田植え当日散布。
右2本=ソイヤなし。根は切れている可能性あり。
田植え前日散布田植え当日散布の圃場と比べて、 ソイヤなしの圃場は、補植が多く草丈が低いため条間がかなり空いていました。
ソイヤ散布の2つの圃場では補植数が少なかったことから、根の張り方が違うと推察しています。

ブログ の画像が見やすいです。
タイトル:稲作試験第4報。
7/26
。。田植え前日散布。。。。田植え当日散布 。。。。。ソイヤなし

補植の割合は、前日散布:当日散布:ソイヤなし=1:1:10
ソイヤなしの圃場には、およそ1/3の面積に補植されました。
田植え前日散布田植え当日散布の圃場と比べて、 ソイヤなしの圃場では、まだ葉が青々とした株がかなり見えます。
ソイヤ前日散布の圃場ではほとんど見当たりません。

ブログ の画像が見やすいです。
タイトル:稲作試験第6報。
9/14
。。田植え前日散布。。。。田植え当日散布 。。。。。ソイヤなし

ソイヤなしの圃場には青々とした株がたくさんあります。

比較試験の結果:それぞれの圃場から5株ずつサンプリングして、粒数と重量を測定しました。

ソイヤ前日散布で約50%の増収になりました。
コメント:田植え後の根の張りが良く、ソイヤ苗で重労働の補植が少なくなったので助かった。来年は田植え後の活着を確実にすることで極端に収量が低い圃場をなくしたい。初期生育を高められれば、抑草対策にも使える。

左5株:ソイヤ前日株。。 中央5株:ソイヤ当日株
右5株:ソイヤなしの株
試験区育苗期総粒数総重量千粒重
前日散布100倍13,669(1.50)304.7g(1.47)22.3g(0.98)
当日散布100倍12,624(1.38)270.6g(1.31)21.4g(0.94)
対照区×9,124206.7g22.7g
カッコ内の数値=使用区/対照区。重量は粒数測定後、2週間ほど自然乾燥してモミガラがついた状態で計量。



5.実績一覧表


お客様から頂いたお声をもとに、植物活性剤ソイヤによる栽培実績を一覧表にまとめました。

【【 平成23年産トキひかり佐渡自然耕栽培指針(案)】】 ソイヤを採用して頂いてます。

品種栽培地 希釈栽培結果
こしひかり北海道--- 分けつが増えて穂が重くなっても倒伏しなかった。生育不能だった砂利土の区分でも生育し、根がびっしりと深く 生えていた。
こしひかり秋田標準法 ポット苗で使用、根の張りが今までとぜんぜん違った。2009年から全面散布。野菜の苗にも散布、今までとは違う 丈夫な苗に(苗の購入者様からのご意見)
さとじまん神奈川100/1回 田植え前に与えて粒数が1.4倍に、翌年も1.2倍になった。野菜やイチゴにも散布。
こしひかり新潟標準法 育苗において、今までに使った商品と比べて根の動きが早いと感じた。トキの田んぼを守る会の トキひかり栽培指針で、ソイヤが活着促進の有効資材として認められました。訪問レポートも ご覧下さい。
こしひかり愛知500〜1000 1,000倍液を2回、田植え前日に散布。田植え当日の朝、500倍液を1回散布。2時間後に田植え。2010年も酷暑でも、 近所より圧倒的に収量が多かった。
こしひかり滋賀500/1回 種籾を500倍液に浸けて播種したら、今までより芽出しが揃った。
こしひかり滋賀100/1回 2008年と2009年に使用、田植え後の生育がよくなった。使用しなかった2010年は、田植え後の生育が よくなかったので後悔している。野菜苗にも散布。
こしひかり京都標準法 酷暑だった2010年でも1等米で、収量も昨年の1.3倍だった。野菜にも定期散布。
こしひかり兵庫標準法 ソイヤ散布苗の育ちが良く、見た目の収量もあきらかに多かった。



6.追究試験

1.種籾にソイヤを与えて、健苗に育てることが目的です。

播種して10倍液を散布して、発芽試験をしました。

左の画像:ソイヤ苗(左の苗)は第1葉と第1葉鞘高が1:1で理想の苗に育っています。
右の画像:ソイヤ苗の様子。水を盛んに吸い上げています。

詳細は ブログをご覧下さい。
タイトル=イネ:コシヒカリの育苗テスト-1。

3/19 3/25
左の画像:左の苗にソイヤ散布。右の苗は散布せず。
右の画像:ソイヤ苗の様子。水を盛んに吸い上げてます。

2.これも健苗目的で、種子の温湯消毒でソイヤを使っていただきました。ご協力:丹波ハピー農園様。

ソイヤ200倍液で温湯消毒の後、冷水に数日浸けてソイヤの染み込み作業を終了。

左の画像:温湯消毒作業の様子。
詳細は ブログをご覧下さい。
タイトル=イネ:コシヒカリの育苗テスト-2。


右の画像:その種を送っていただいて、発芽試験をしました。
詳細は ブログをご覧下さい。
タイトル=イネ:コシヒカリの育苗テスト-5。


3/24 4/6
左の画像:200倍液で温湯消毒。
右の画像:ソイヤ苗の様子。水を盛んに吸い上げてます。

今後:このような勢いのある苗に育てて田植えをすれば、初期生育がさらに向上し、抑草対策にもならないか。

メニュー←左側にメニューが表示されていない場合は、 1回クリックして下さい。

▲このページの上へ