兵庫県・新温泉町

三成山(536m)

一等と 天測点の 三成山

●日  程:2014年04月26(土) 晴れ
●駐車場所:後山集落先のお地蔵様の前(1-2台)  <標高50m>
●山行時間:2時間10分(往路:1時間10分、復路:50分、休憩等10分)
●メンバー:単独

◆行  程
浜坂温泉保養荘下の公園発5:35=県道47・263号=6:05後山集落先のお地蔵様の前(駐車)6:15→登山口6:35→三つ石6:50→7:25三成山7:35→林道ルートで下山→駐車場所着8:25  ※牛ケ峰山に移動

◆山行報告
公園発5:35
観音山と三成山は直線距離で5Km少々と近い。国道178号から県道47号線を2Km程南下し、分岐を左に進んで県道263号線を5Km程南下すると、村はずれにお地蔵様の祠があった。

お地蔵様の祠(駐車)6:05・6:15
祠の前から一車線幅の舗装道を200m程進むと分岐があり、右に曲がると薄くなりかけた三成山の看板があった。舗装林道をクネクネと登り、廃屋の前を過ぎてしばらくすると右手に三成山登り口と書かれたプレートが掛かっていた。

登山口6:35
まだうす暗い植林帯の中を緩やかに登って行く。10分足らずで「徳原宮跡 標高250m」と書かれたプレートが掛かっていたが、植林帯に何の痕跡も見ることができなかった。さらに10分足らず進むと大きな岩が現れ・・・といっても目を見張るほどでもないが「三つ石」と書かれたプレートがあった。岩は一つなのに三つ石とはこれいかに・・・
周囲は相変わらずの植林帯だが、この先からトラロープの張られた急登道が続き、傾斜が緩むとようやく新緑の尾根に変わって山頂に至る。

三成山7:25・7:35
三成山は展望もないので人気薄だが、私にとっては一等三角点と天測点の山頂という魅力的な山である。
天測点は星を観測して座標(経度・緯度)を決める測量(天文測量)を行うための機材を置く台座で、材質はコンクリート、形状は一辺が27cm程の8角形で直径は65cm程、高さは約2mとのことだが、地上には1.5m程出ている。昭和20年代(1945年代)から30年代初頭にかけて全国に48箇所設置(現在は内4箇所が消失)されたが、現在では測量方法の変更により遺物となっている代物で、私はこれまで京都府南部の鷲峰山、同じく京都府の大文字山で出合っている。
こちらにも蓮台山で見た登頂記念落書き板があったので、登頂日時と名前を書いた。私の前の書き込みは4月20日で、11月の書き込みには“今夜は浜坂温泉でカニ!”というのもあった。
案内プレートに、扇ノ山、氷ノ山展望この先280m、その先の作業道で久斗三山の展望・・・とあったので西に進むと、左手(南)から尾根まで林道が上がって来ていた。

ここからは、樹間から北方に観音山を望むことができた。
氷ノ山の展望はもう少し先に行かないと見られないようなのであきらめ、ここから林道を降りることにする。地道の林道は単調だが、所々で展望も開け、草付などもあって退屈することなく登山口を経て駐車地に戻ることができた。

駐車場所着8:25
下山後は牛ケ峰山に向かう。


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