奈良県奈良市/天理市

国見山(680m)、高峰山(632.2m)

「頂を 繋ぐ登山も ありにけり」


●日  程:2015年1月11日 曇り時々晴れ

●駐車地点:白毫寺近く(路肩) 標高:140m

●歩行時間:6時間(内休憩等15分)

●メンバー:単独

◆行  程
自宅発8:00=8:30白毫寺近く(駐車)8:40→八坂神社8:55→鉢伏峠9:52→県道80号・186号→国見山登山口10:30→11:00国見山11:05→別所・泥かけ地蔵→11:35峠の受取地蔵11:40→別所→峠12:05→アンテナ12:25→12:35高峰山12:40→アンテナ→国道25号→県道186号・80号→14:30田原御陵前バス停14:46=春日病院前下車15:00→15:10白毫寺近く(駐車)15:15=自宅15:45着

◆山行報告

自宅発8:00
国見山と高峰山には既に登っていて、北方の高円山と繋ぐ目的で出かける。往復24Km近い距離があるので、行けるところまでということになるが・・・。

白毫寺近く(駐車)8:30・8:40
高円山に登った地点から出発。県道80号線から田圃道を南に下ると、天理に続く東海道自然歩道に合流した。途中の八坂神社にお参りし、村中で自然歩道を離れて左折して、一車線幅の車道を東に上がって行く。駐車地点の標高は140mで鉢伏峠が430mなので、延々4Km程も坂道が続く。

鉢伏峠9:52
峠のすぐ先で県道80号に出て南下し、186号脇の国見山の登山口から取付いたが(10:30)、こちらは山頂手前まで作業道が通っていて、楽勝で山頂に至る。

国見山11:00
国見山には2000年に南側の別所という集落から登ったが、その時には細い木で作った手作りの櫓が建っていたが今はなく、北西の樹間からは僅かに奈良市街の展望が得られた。

下りは山道を辿って別所に降りる。県道186号を南に200m程進むと西側に七曲りハイキングコースの道標があった。地形図を見ると峠の手前から点線ルートが高峰山に繫がっていたので西に進んだが、取付き地点を見つけられないまま峠に上がる。

峠の受取地蔵11:35・11:40
峠は墓地になっていて受取地蔵に迎えられたが、丁重にお断りして手を合わせる。取付きを見つけられないまま県道に戻り、車道を300m程南下するとまた七曲りハイキング道の道標があり、そこから農道を西に進む。舗装道は500m程で終わり、コンクリート道から山道に入って倒木帯を越えると峠に出た。先程の受取地蔵のある峠からは南に500mの地点である。

明確な取付きはなかったが、急斜面を尾根に上がると、薄い踏み跡があったので南に辿る。展望が利かず、所々で不明な個所もあり不安を感じながら進むと、やがて行く手に赤と白の電波塔が現れて舗装道に降りた。そのまま進むと、高峰南と書かれた電波塔の門で行き止まりとなった。門の手前から細尾根を西から南に辿ると10分程で高峰山に至る。

高峰山12:35・12:40
こちらにもアンテナ施設があり、その裏手に二等三角点と何枚かのプレートが掛かっていた。

来た道をアンテナ施設まで戻り、林道大高線の舗装道を下って国道25号に出て、県道186号を戻る。矢田原町で県道80号線に合流すると、少し先にバス停があったのでここまでとした。

田原御陵前バス停14:30
足腰に疲労を覚えていたのでストレッチをしながらバスを待つ。

誰も乗っていないバスが来て、運転手さんに1万円の両替が可能か聞くと“できない”といわれ、小銭が270円しかないというと、差額はまたバスに乗った時に払ってくれればよいといわれた。

料金は390円だったので120円の借り。爽やかな奈良交通バスの運転手さんに感謝。

これで、京都府木津川市の自宅から大峯奥駆道の終点である熊野本宮までほぼ繋がった。






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