●日 程:2014年04月23(水) 晴れ
●駐車場所:登山者用の駐車場(10台分程・トイレなし) <標高223m>
●山行時間:2時間20分(往路:1時間05分、復路:55分、休憩等20分)
●メンバー:単独
◆行 程
室尾山登山口発12:10=県道273/63/国道426/482号=西野々から村道=12:55駐車場・発13:00→登山口13:10→14:05高竜寺ケ岳14:25→駐車場所着15:20 ※出石町に移動
◆山行報告
室尾山登山口発12:10
室尾山に登った後は東回りに北上し、国道482号線沿いの西野々で高竜寺ケ岳の道標を見て左折すると、道標に導かれて駐車場に到着した。高竜寺ケ岳へは国道482号線の“たんたんトンネル”の入り口と出口側からも登山道があるが、こちらのルートは急登だがブナ林が美しいとあった。
駐車場・発12:55・13:00
山頂まで80分の標識を見て舗装
林道を歩き始めると150m程先にゲートがあり、中に入って林道を緩やかに登って行くと、左に急カーブした先にデッカイ登山口の看板が建っていた。
登山口13:10
取付きからいきなりの急登になるが、美しい雑木尾なので雰囲気は
悪くない。深く抉られたV字溝を通過すると松の木の多い尾根道となり、新緑に映えるミツバツツジに励まされながら登っていくと、足元にコイワカガミが姿を見せた。
今年初めての出会いに歓喜!する。ここからルートの中間辺りまで群生地が続いたが、開花状況は2割ほどだった。ルートの中間を過ぎるとブナ尾に変わって明るくな
り、爽やかな風と鳥の囀りを聞きながらの快適登山となる。
主稜線に上がる手前に近道の標識があったので、右の山腹道を3分程辿って合流する。
主稜は期待に違わぬ美しいブナ林に覆われていたが、室尾山と同じく落ち葉で滑りやすい一直線の坂が続くので、足元を見ながら登り、立ち止まるごとに景色を楽しむ。
高竜寺ケ岳14:05・14:25
誰もいない小広い芝生の山頂にはポールが立っていて、山名が書かれた標識が山の方向に向けて取り付けてあった。
今日は見通しもよく、ポールに書かれた東床尾山(839m)、西床尾山(843m)、東里ケ岳(664m)、江笠山(728m)、法澤山(644m)、郷路岳(620m)、蘇武岳(1,074m)、大江山(832m)を始め、東北東近くに磯砂山(667m)、その背後の久美浜から日本海にのびる丹後半島、北西には来日岳(567m)も見えたが、最も近いはずの稜線続きの法沢山は樹林に遮られて見えなかった。
三角点を探すと、ポール脇の松の木の根方にあった。二等三角点の点名は資母村である。
脇の東屋に腰を降ろすと涼風がやさしく、青空に映える純白のタムシバを見ているうち、次第に夢見心地になってきた。
下りは滑りやすい尾根を慎重に降りて同ルートを戻る。
駐車場所着15:20
下山後は482号線を西走して出石町の「乙女の湯」で汗を流し、直ぐ近くの総合運動施設の駐車場で車中泊する。