宮崎県/熊本県
市房山(1720.8m)
「市房を 守る岩根と 巨大杉」
●日 程:2014年10月8日 曇り
●駐車地点:林道終点(駐車:7台) <標高:775m>
●歩行時間:4時間25分(登り:2時間25分、下り:1時間30分、休憩等30分)
●メンバー:単独
◆行 程
大浪池登山口発9:40=九州自動車道=人吉=国道219号、388号=11:50八丁坂登山口(駐車)12:00→市房神社12:20→13:30休憩13:40→14:35市房山14:55→市房神社16:10→16:25駐車場所16:35=国見岳登山口へ移動
◆山行報告
大浪池登山口発9:40
韓国岳に登った後は“えびの”から九州自動車道に乗り、人吉で降りて国道219号、
388号を経て、道標に従って市房山の登山口に移動する。手前の市房山キャンプ場には広い駐車場があり、上の駐車場は狭いのでここから登るようにとの案内もあったが、そのまま林道を上がって終点の駐車場に車を止めた。
八丁坂登山口(駐車)11:50・12:00
7台ほどの駐車場には先行者が1台あった。登山道入り口で「心見の橋方面の登山道は崩壊し危険なため立ち入り禁止」の看板を見て、沢を渡って平坦な山腹道を5分程歩くとキャンプ場からの登山道(参道)に合流した。
ここから八丁坂の名がある階段状の大石を登
っていくと巨大な杉が次々と姿を見せ、その迫力に圧倒される。資料には市房大杉とあり、登山口から市房神社までの間に幹回り6m以上の大杉が20本ほどあるそうだ。
単独男性が降りてこられたので挨拶を交わし、一登りすると行く手に朱色の建物が見えてきた。
市房神社12:20
標高900m(四合目)に鎮座する市房神社は、地元では有名な縁結びの神だそうだ。
ここから本格的な登山道となり、岩根の急登
が続く。同じ急登でも一定斜度ならマイペースで登ることができるが、小さなアップダウンと大きな段差が次々に現れるので、ペースが乱れて登り辛い。
馬の背と呼ばれる6合目辺りの急登を過ぎ、7合目辺りで一息入れる。
休憩13:30・13:40
休憩後も登りは続くが、しばらくすると斜度が緩んで明るいブナの尾根に変わってきた。青空の広がる快適な尾根歩きに気分も軽くなり、草付の小道をルンルン気分で歩く。最後のニセピークはご愛嬌で、そこから5分程で山頂に出た。
市房山14:35・14:55
小広く開けた山頂には一等三角点があり、暖かな日差しと涼やかな風が何とも心地よい。展望は、南から北西に掛けて大きく開け、重なる山々が九州の中心部であることを感じさせてくれる。
道標に「心見の橋3分」とあったので見に行ったが、小さなキレットに挟まった岩といった感じで、それ以上の印象はなかった。
同ルートを下るが、段差が多いので気が抜けない。誰と出合うこともなく神社に降り(16:10)、
登山の安全を感謝して、巨杉を見ながら八丁坂を下って駐車場に戻る。
駐車場所16:25・16:35
下山後は湯前町の「湯楽里」で汗を流してから、国見岳登山口まで80Km程移動する。