滋賀/三重
藤原岳(1,144m)・天狗岩(1,171m)・冷川谷の頭(1,143m)
「藤原の 光集めて 福寿草」
◆日 程 : 2014年4月8日(火) 快晴
自宅発5:30=163号=西名阪・東名阪四日市IC=7:45観光駐車場7:55→藤原山荘10:00→10:15藤原岳10:25→11:00天狗岩11:05→冷川谷の頭11:30→11:46白瀬(白船)峠11:55→木和田尾→登山口13:15→13:40観光駐車場13:50=自宅着16:15
◆メンバー:単独
◆山行報告
自宅発5:30
明日は好天との予報を聞いた瞬間、目の前にパッと福寿草の花が咲いた…。そうだ!藤原岳に行こう。
163号線を走って伊賀上野から西名阪、東名阪を乗り継いで四日市ICで降り、三岐鉄道の西藤原駅に移動して、駅から北西500m程先の小学校の前にある観光駐車場に車を止めた(300円)。この辺りの標高は145m程である。
観光駐車場7:45・7:55
満開の桜を愛でながら車道を300m程戻って右折する。緩やかに進むと正面に石鳥居が見え、右手には藤原岳大貝戸休憩所と駐車場があった。藤原岳に登るのは今回で5回目だが、表登山道から登るのは初めてで、休憩所があることも知らなかった(1996年に下山路として歩いた時には休憩所はなかった)。25台分ほどの駐車場は無料で、まだ4-5台分の空きがあるのを見て悔しがる。
石鳥居を潜って社に山の安全を祈願し、よく整備された登山道を登って行く。快晴、無風なので登り始めるとすぐに体が温まり、Tシャツ姿になるとヒンヤリとした大気が何とも心地よい。先行者と挨拶を交わしながら快調に高度を上げていくと、五合目辺りで樹間から山頂部が姿を見せた。斜度が一定しているので歩きやすく、八合目で聖宝寺からのルートを合わせて岩ごろ道を登って行くと、お目当ての福寿草が道端に鮮やかな黄金色の輝きを放っていた。斜面のあちこちに咲き競う花はどれも満開状態で、カメラを向けておられた男性は「いつもなら半分ほど雪に覆われているのに、今年は雪解けが早かったようですね」と言っておられた。
9合目手前の斜面は水害の跡が生々しい。滑りやすい泥んこ道を通過すると、カレンフェルトの斜面に咲く福寿草の群生を見て山荘に至る。
藤原山荘10:00
この時期ならまだ山頂部には雪が残っていると思っていたら、完全に消えていた。9合目辺りで出会った男性と山話をしながら山頂に向かう。
藤原岳10:15・10:25
山頂には誰も居なかった。展望は360度だが鈴鹿稜線に雪は見られず、僅かに御池岳の頭が白く輝いている程度だった。同行男性とアドレス交換をした後、男性は木和田尾を回ります…と言って、早々と戻って行かれた。私も時間があればそちらに回るつもりだったので、キンカンで喉の渇きを癒してから山荘に戻り、そのまま天狗岩に向かう。
こちらも雪は消えていたが福寿草の姿はなかった。なだらかな樹間を縫うように下り、平坦な広い鞍部から縦走路を外れて僅かに登り返す。
天狗岩11:00・11:05
ここから見る藤原岳はピラミダルな姿をしていて、ついカメラを向けたくなる。
一息入れた後は縦走路に戻って、まだら模様の残雪の樹間を気分よく歩き、少し登り返して残雪を20m程横断して冷川谷の頭に上がる(11:30)。
送電鉄塔の建つ山頂には二等三角点があり、展望は360度。ここからは先ほどの男性とご一緒する形で裸木の美しい尾根を白瀬峠に降りる。
白瀬(白船)峠11:46・11:55
峠で腹ごしらえし、トラバース気味に下って木和田尾根に乗ると後は一本道で、男性と山話をしながら気分よく登山口まで下り、(13:15)、車道歩きで大貝戸に戻る。
観光駐車場着13:40