梟の詩  
  思えば遠くへ来たもんだ   
 
 
 

                          030号     2003/11/15(土)

 
 
 
  <日本海をめざして(4) 由良川を下る >  
 
 
 

今回は4人が参加、サークルらしくなった。
下山駅を10時35分スタートした。車が激しく行き来する国道を4人で歩くのはとても危険だ。できるだけ府道を選んで歩くことにした。畑にはこの辺の名物「丹波黒豆」の収穫が行われていた。昼飯を準備してこなかった人がいたので、どこかに店はないかと捜しながら歩いたが、結局次の和知駅まで一軒も出会うことがなかった。和知駅に着いたのが12時30分、駅の椅子に座って昼食を取った。
足を痛めているうちのお母さんの調子はよさそうなので、このまま午後も付き合い、がんばって歩くことになった。 1時スタートをすると、すぐ、道の駅「和」が川幅が広がった由良川の向うに見えた。予定の山家駅までは後10キロ、2時間半はかかる。今日は一つ手前の立木駅までとし、「和」で買い物をすることにした。人里はなれたところなのに美味しそうな食べ物、お土産をどっさり売っていた。我が家は、黒豆、白豆、黒豆茶を買った。夕食用にとサバ寿司 買った人、前の晩に作ったシチューにあわせてカツを買った人もいた。
無人の立木駅に着いたのが2時55分。駅についた途端、ぽつぽつと雨が降り出した。天気予報では「3時ごろ雨」だったが、あまりにぴったりで、驚いたり、喜んだり。あと2、3回で日本海につけるかなと帰りの電車の中で話し合った。