かぞくしんぶん「あさま」  
   039号 2002年10月31日 (木)   
 

<ひかるの碁>


我が家にあるマンガ「ひかるの碁」は、淳君が8巻まで買って、「今、子供達の間で人気のあるマンガだし読んでみたら。」という殺し文句で勧められた。読み始めたらおもしろくて辞められなくなった。9巻からは本屋さんに売り出されるたびにぼくが買ってくることになった。17巻で一部が完結。18巻は別冊。19巻から二部が始まっている。
ある日の食堂の昼食での事。お母さん先生たちが自分の子供たちのことを話しているのを横で聞いていると、「うちの子は、テレビのマンガを見ながら食事をする。よくないことだけれど ……」「割といいマンガだし、ひかるの碁っていうんだけど。」「うちの子が見ているのもそれ。私が見てもおもしろいし」というような会話。そこで、「テレビよりもとのマンガの方がずっとおもしろい。我が家に全巻そろっているし、読むならお貸ししますよ。」ということで、「ひかるの碁」が回り始めた。
4人目のS先生のところでしばらくストップ。どうしたのかなと思いながら、聞いてみると、「いま息子がよんでいる。1巻目を読みかけている。いままで本なんて読んだことがない子だが、もし1巻だけでも読みきれたら、あとは17巻まで読めるはず。もうちょっと待ってください。」なかなかお父さんは子供をしっかり見ている。それから4,5日して食堂であった時、「やっぱり1巻を読み終わったら、2、3、4巻はすいすいと読み、今5巻を読んでいます。つづきを借りたいのでよろしくお願いします。」と楽しそうに言ってくれました。万歳、待った甲斐がありました。
さらに今日から5人目の先生のところに「ひかるの碁」は渡っていきました。


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