かぞくしんぶん「あさま」  
 

 033号 2002年10月10日 (木) 

 
 

<柿>


  2階の北側の窓のところに柿の木がある。うちは生ごみはすべて堆肥として土に入れるので、そこからいろんな木が生えてくる。カリン、 びわ 、柿。その柿が7、8年経った頃「実がならないなら 切ってしまおうか。」とお父さんと話していた。その年の秋、その柿の木に実がなりだした。私達の話を聞いた柿の木は「こりゃ大変、 木を切られてはどうもこうもならん。」と思って毎年実をつけるようになった。残念な事に渋柿だった。。根っこのとこで枝が2つに分かれている。 樹齢20数年の柿の木は大きくなり不思議なことに甘いのが中にはある。 5月にはかわいい花をつけ緑のかわいい葉が茂り出す。 夏が終わる頃には青い実がなりだし、少しづつその 実に色が付きだす。今がちょうどその時期で御飯を食べながら朱色に変わっていくのを眺め季節の変わっていくのを楽しんでいる。(久美)


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