かぞくしんぶん「あさま」  
   031号 2002年10月6日 (日)   
 

<今年の文化祭>


 秋の最大の取り組み「文化祭」が終わった。いつもは担任をしていると、自分のクラスがうまくいくかなどうかなということばかりに気を取られてしまう。それはそれで生徒と共に喜んだりはらはらしたりで楽しいことだ。今年は会場係という舞台裏の仕事。同じ舞台裏を受け持つ生徒のみなさんと共に、文化祭が楽しく有意義なものになるようにという気持ちでがんばった。
  一番大変だったのは、予定の体育祭の日が雨で、急に文化祭準備日に変わったこと。前日、台風がちかづいていたが、小雨ぐらいはきてもグランドの水はけはいいからやれると思って寝た。朝、窓を打つ雨の音に目を覚ました。体育祭はだめだ、今日は会場係にとって一番忙しい日になるぞと覚悟を決めて家を出た。雨の日はこうすると一応決めてあっても、くいちがいは起きる。それを修正しながら全体として間に合えば良いという気持ちでやった。この日の疲れが尾をひいて翌日の体育祭の日は1日ぼーとしていた。
  合唱コンクールはしっかり聞いた。例年は練習不足というクラスもあるが今年はどのクラスもしっかり歌いこんでいた。その中でのうまくいったかどうかだった。高3の全員合唱に涙を流すお母さん方もいた。「誕生」はほんとうに泣かせる曲ですね。まだ明日(7日)の後かたずけが残っていますが、みなさん思い出いっぱいの文化祭になりましたか。


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