かぞくしんぶん「あさま」  
   013号 2002年7月14日 (日)   
 

<囲碁日誌 (1)>


7月13日(土)  曇り
 学校に午後3時集合。囲碁部員4人と河原町三条にある日本棋院に行く。 ビルの5階にある。中に入ると、おじさんばかり30人ほどが、狭い部屋で、 皆もくもくと囲碁をしている。
  今回は、囲碁部予算2万円で、囲碁盤を買いに行くというのが目的である。 そこで、受付のおばさんにとりあえず聞いてみる。 「○○中学の囲碁部ですが。。。」 と話を切り出し、碁盤セットを2つ買う。ついでに、教文センターでの 子供囲碁教室を紹介される。電話で話しをつけておくからと。。。 おじさんの中でやるより、子供たちの中でやる方がいいだろう。
  タクシーで、いざ教文センターへ。中に入ると、小さい子供から、少し大きくなった小学生、中学生まで、 40人ほどがうじゃうじゃいる。みんなわいわい囲碁をやっている。電話で伝わっていたのか、 「○○中学さんですね。」と、スムーズに中に入れる。
  部員4人はもじもじして、なかなか動かない。 「おいっ、行くぞ!!」とせかす。むこうの指導員のおじさんがすぐに団体戦形式で組んでくれる。 私の相手もすぐに決めてくれた。いざ勝負開始!! 私の相手は、初段の小学校6年生。雑な打ち方だが、強い。 結果は、100目差で負ける。完敗。 「俺、何級くらい??」と聞くと、たぶん7級くらいだと教えてくれる。 初段のこの子だと、7石を置いてちょうどよいという。 この子はもうかれこれ、5,6年はやっているらしい。 次の相手も初段の小学校6年生。手つきもさばけている。 あっという間に負ける。(とほほ。。。)中押し負け。せっかくなので、打ち方がだめだった理由を教えてもらう。 的確な指導に少し関心。勉強になった。
  4人の部員はというと、それぞれ、始めたての小さい子を当ててもらっていて、 負けたり、勝ったりしている。 「初め、こんな小さい子余裕で勝てるわと思っていたけど、負けたわ!!」 なんてぼやいていた。
  たまには、学校の外に出るというのは大事だ。 1時間半ほどだったが、楽しかった。水曜と土曜にこの教室はやっている。 また行こうと思う。
                                               (淳)


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