グルコサミン

ふしぶしの健康と関節の痛みを和らげるグルコサミン


グルコサミンといえば、「関節の痛みを和らげる成分」として広く知られるようになりました。新聞や雑誌、テレビ、インターネットなどでいろんなメーカーのサプリメントが紹介されています。ひざやひじの痛み・違和感などは、若い間はさほど気になりませんが、やがて歳を重ねると関節の痛みや身体のふしぶしの健康がきになるもの。若い方でも激しい運動やスポーツをする人には、関節の痛みでお困りの方がたくさんおられます。グルコサミンに関心のある方は「いつまでも若々しくいたい」とか「きびきびと行動したい」「はつらつとした日々を過ごしたい」などという願いを持っていらっしゃるのではありませんか!?。また、「階段の上り下りが気になりだした」「歩く、昇る、座るがつらい」「健康と美容を意識したい」「いつまでも元気に歩いて散歩したい」などと感じているのでは!?

加齢とともに減っていくグルコサミンはサプリメントで補う

グルコサミンは、グルコース(ブドウ糖)とグルタミンサン(アミノ酸の一種)を原料にして私たちの体の中で作られます。グルコサミンは、私たちの体の軟骨(なんこつ)を構成すのに欠かせないアミノ糖類の一種なのです。
軟骨は、骨と骨の結合部分にあり、ひざが痛いとかひじの関節が痛いというのは、軟骨がすり減って骨と骨が直接こすれあっているわけです。軟骨がなめらかに動き、骨と骨のあいだでクッションの役目をしてくれればいいのですが・・・。

サプリメントとしておなじみのグルコサミンは、きのこなどの微生物やエビ、カニなどの甲殻類の外皮を作っているキチン質に含まれています。また、やまいもなどにも多く含まれていますが、これらの食品を食べても体内で作られる量は加齢とともに減っていきます。

また口から摂取されたグルコサミンは、コンドロイチンやヒアルロン酸などを作るグリコサミノグリカン(GCA=ムコ多糖類)の原料として消費されています。
体内で作られるグルコサミンは、えびやかに、やまいもなどの食材から摂取し続けることは難しいので、そんなときこそサプリメントを活用したいものです。


グルコサミンを摂取するときの注意

グルコサミンを摂取することによって、ふしぶしの痛みがやわらぎ、関節を動かしやすくなったとい声を聴きますが、痛みがはげしくて我慢できないときや、痛みがいつまでも続くときは、お医者さんの診断と治療を受けるようにしてください。

エビ・カニにアレルギーのある方は、グルコサミンの摂取は控える必要があります。
ただし、植物を原料としたサプリメントも開発されていますので薬剤師に相談してみましょう。
グルコサミンを摂取することで血糖値に与える影響があると考えられていますので、糖尿病の人は摂取を控えましょう。
また、若い方がグルコサミンを長期間摂取し続けると、軟骨の自己再生力が弱くなるとも考えられていますので、注意する必要があります。