6・14 | am11時 KLMオランダ航空で関空離陸。 9時間余りの飛行でオランダ(アムステルダム)スキポール空港着。 乗り継ぎ時間(約4時間)を利用して今回もアムステルダム 市内観光のオマケ付き。 ☆ハウスボートがいっぱい浮かんだ運河の街・花博跡の公園の 風車やレンブラント像の前で写真を撮る。 ・マヘレの跳ね橋 ・ダム広場 ・東京駅のモデルになったと 言う中央駅 ・美術館広場 ・オリンピックスタジアム等車窓 見学 ☆アンネ・フランクの隠れ家の近くを散策。 pm8:25(以後現地時間)スキポール空港離陸 約1時間半で 9時前英国エジンバラ空港着 ”ここで一大事! ターンテーブルの前で待つみんなの前に出てきたトランクは5個(参加者42人)” 1時間程思案の末、全て中村さん(添乗員)にお任せして、 バスにてホテル(ヒルトン・エジンバラ・グロブナー)へ。 この頃(10時)ようやく夕闇が迫る。 不安は有ったが、みんな同じだから・・・・。、トランクを開ける手間も無くすぐ休み、長旅の疲れを 取るには良かったかな。(今だから言えるけど) トランクはどうやらアムステルダムに積み残されたらしい。中村さんの荷物は 届いていたけどみんなの気持ちを思い、トランクを開けられなかったとのこと。 |
6・15 | 午前中 エジンバラ(スコットランドの首都=世界遺産)観光・・・ここからロンドンまで運転手はジョンさん ガイドは小川さん(英国人のご主人と30年ロンドン暮らし) ☆エジンバラ城は火山台地に造られ北のアテネと言われている。 フェスティバルの見物雛壇作りなど、準備のための工事車両 などで城前の広場はごった返していた。 ☆ホリールード宮殿見学 朝から空港へトランクを迎えに行ってくれた中村さんからバスへ の電話で、どうやら無事着いたようだけど2個足りないと言うことで お二人の気持ちを思うと拍手できない。 レストラン・キーパース(ハギス=幻の動物実は羊の肉料理)にて昼食後、 そのお二人に先生とガイドの小川さんがデパートへ必需品を買いに付き合われる。 その間、暑いバスから降りて横の木陰に出て大屋さんの指導で歌の練習。 街中のことで、帰って来られた先生が慌てて制止。 pm3時頃 空港へトランクを取りに行く。それぞれにトランクを見つけてほっとする。暫くしてカートに トランクを2個積んで中村さん登場。1便遅れて足りなかった2個が着いたそうだ。 良かった!良かった!普通2〜3日掛かると言うのに、中村さんのご尽力で助かりました。 本当にお疲れ様でした。 3時間ほどバスに揺られてイングランドの最も美しいと言われる湖水地方へ。 車窓からは広々とした緑の牧場でのんびり遊ぶ牛や羊に心が癒された。 夕刻 ウインダミア湖畔のローウッドホテルに到着。 どちらを向いてもガーデニングが美しい。 夕刻と言えどもまだまだ昼のように明るい。 湖畔での散策を楽しみ 10時ごろサンセットを撮影。 |
6・16 | 早朝5時健治ウインダミア湖畔スケッチに出る。 その後皆で湖畔で歌の練習。絵のように美しい景色を眺めながらの練習はとても効果的だった。 午前中 湖水地方の観光・・ピーターラビットのふるさとやワーズワースゆかりの地。 ☆グラスミアの教会で詩人ワーズワース一族の墓を 訪ねる。その近くに130年続いていると言う ジンジャーブレッドを売る店が有り、有名だそうだが 2〜3人でいっぱいと言った可愛いい店。 行列に惹かれて買ってみる。 ☆ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターが愛した 村には、可愛いピーターラビットのグッズの店が有り 立ち寄るが、みんなの買い物に少々時間オーバー。 ☆ワーズワースが詩作に情熱を燃やしたダブ・コテージ(今は博物館)を見学。 バラやハーブが植えられた可愛い家。 昼食は湖水地方らしく鱒料理。 午後 ☆「嵐が丘」の舞台となった石畳の坂道のハワーズ観光。 ブロンテ姉妹が暮した牧師館見学。 夕刻 ストラッドフォード・アポン・エイボン・・・シェークスピア誕生の地 シェークスピアホテル着。 エイボン川の畔の小さな牧歌的な美しい町。 木骨造りの家が点在し、シェークスピアホテルもその様式で 歴史を刻んだ古いホテルだった。 |
6・17 | 早朝 健治はエイボン川からホーリー・トリニティ教会をスケッチ。 写真のレンガはシェークスピア劇場の一部。 錫子、人懐っこい鴨などを撮影。 朝食後 ☆ エイボン川畔の公園の芝生で歌の練習。 通勤途中や散歩の人が足を止めてくれ お褒めの言葉(多分?)や拍手を貰う。 シェークスピアが住んだ家の跡、彼が学んだ学校、色とりどりの花が 咲き乱れ、きれいに整えられた庭園など見ながら朝の道をホテル帰る 午前中 シェークスピアゆかりの場所を見学。 ☆シェークスピアの生家・・・大きなレバノン杉が有った。 ☆シェークスピアの妻(アン・ハサ・ウエイ)の実家 午後 ☆コッツウォルズの美しい村々を訪ねる。 コッツウォルト・ストーン(ハニーゴールド)の石造りの 家並みとガーデニングが美しい。 マーケット跡などの史跡が街中に保存され、それに平行した 道路沿いの小さな店に入ってみた。入り口近くにはお土産物、奥には文房具と言った 間口は狭いが、奥深い店だった。 店を出て少し歩いたところで学校帰りの中学生かな?数人がおしゃべり中、 ごみのポイ捨てを目撃!これはいけない!と思わずごみを指差して注意して みたら何の心配もなく、すっとごみを拾って微笑んでくれた。こちらも微笑み返し カメラを向けるとポーズをとってくれた。 大阪ではこうも行くかな? 5時ごろバートン・オン・ザ・ウオーターでアフターヌーン・ティー ウインド・ラッシュ川の畔で歌い向かいの店の人や道行く人々から拍手を頂く。 そのままバスへの道を歌いながら歩く。 pm7時〜 コッツウォルズの一つの街、チェルトナム(王室の保養地などある)で ゴザリントン合唱団と交流。先生は毎度のごとく、その国の言 葉(滑らかな英語)で挨拶後記念品贈呈などして和やかに始まった。 先ずこちらが”さくら、さくら”を始めに数曲歌い、ゴザリントン合唱団 はアカペラで美しい歌声を聞かせてくれた。 こちらも毎朝の練習でまあまあの出来のようだった。 私たちの歌った曲は・・ 日本の歌・・さくらさくら、こきりこ、ふるさと、ソーラン節他 スコットランドの歌・・美しき、埴生の宿、アンニーローリー、 ロッホ・ローモンド他 中ほどでそれぞれが持ってきたお土産を渡しながら、楽しい交歓 風景がホ−ルいっぱいに広がった。グラスを傾けたり、抱き合ったり 手を取り合ったり、そして身振り手振りの会話は何処まで通じたかしら でも阿部先生始めみんなの気持ちはきっと通じたと感じるひと時だった 阿部先生は世界の平和とイラクへ派遣されているイギリス兵士の無事帰還を願って アメージング・グレースをソロされ、みなさん心に染入る面持ちで聞き入っておられた あっと言う間の2時間が過ぎ、最後は朗らかな”蛍の光”で幕を閉じ、お互いに名残を惜しみつつバスに乗る。 ゴザリントン合唱団の名前入りのボールペンをお土産に頂く。 pm10時過ぎ 連泊のシェークスピアホテルに帰る。 |
6・18 | 朝食後 エイボン川の畔をスケッチしながら歩きホーリー・トリニティー教会を 訪ねる。シェークスピアの家族が埋葬されている。旅の無事を祈り 少し見学。早朝のことで、牧師さん(多分)が準備を整えておられ 暗い売店に私たちのために電気をつけてくれた。 この教会の本とシェークスピアの本と絵葉書を買う。 小さなコインをを寄付して来る。 午前中 オックスフォードへ・・・40近いカレッジがある大学の街「不思議の国のアリス」を生んだ街。 ☆名門クライストチェーチ・カレッジやハリー・ポッターのモデルになったボドリアン図書館 ☆皇太子殿下が聴講生として在学されたマートン・カレッジの前を通る。 ガイドの小川さんは当時時々道で殿下を、お見かけしたそうだ。 ![]() 皇太子殿下の学び舎マートンカレッジ 雅子様の学び舎 ハリーポッターのモデル 昼食 マッシュルームのフライ、サーモン等 午後3時過ぎバスでロンドンに入る。ホテルチェックイン後、市内中華レストランにて夕食。 ホテルは豪華ハーリントンホール・ホテル 正門に英国旗と日の丸が掲揚されていた。 ☆みなさんはそこからミュージカル(ライオンキング)を見に劇場へ。 ☆私たちは夕方の散策を楽しむ。 ナショナルギャラリーに沿ってトラファルガー・スクエア(ここまで両手に買い物荷物を持った 若い婦人に誘導してもらう。とても親切に教えてくれた。)→アドミラルティ・アーチをくぐり バッキンガム宮殿に続く両側に国旗の立つ大通りに出る。向こうにビクトリア女王記念碑が 見えた。→この道に沿うSt・ジェームス・パークに入る。 健治はスケッチ、錫子は鴨やたくさんの水鳥、日本で見ない珍しい木など撮影。 人懐っこい鴨 きちんと並んだ鴨 公園の池から見るバッキンガム宮殿をスケッチ バッキンガム宮殿まで歩く。 衛兵は数分毎に足を直角に動かして歩いていた。帰りは池の反対側を通る。 案内板で地下鉄の駅(St・ジェームス・パーク)をさがす。 グロスター・ロード・ツーと言って切符を買う。一人2ポンド。 勤め帰りらしい英国紳士にエキスキューズ・ミーと言ってこのホームで 間違いないか訊ねる。ホームの案内図を指差して、ここで良く、四つ目 で降りることを丁寧に教えてくれる。 彼が一つ目で降りる時、後3駅と指を立てて念を押して降りて行った。 pm8時過ぎだったのでこんな写真が撮れた 駅から少し歩いて日の丸のあるホテルに9時半ごろ帰る。 多くの親切に出会うことができた。ミュージカルの人たちは11時過ぎのようだった。 |
6・19 | 午前中 ロンドン市内観光 車窓からハイドパーク、凱旋門、ピカデリーサーカス、トラファルガー広場、ナチョナル・ギャラリー、 トワイニング本社(小さな店舗)、セントポール寺院(ダイアナ、チャールズ結婚式) ウエストミンスター宮殿の時計塔(ビッグベン)、国会議事堂・・・等見る。 ☆テームズ川に架かる ☆タワーブリッジ、☆ロンドンブリッジ、ロンドン塔付近を散策。 ☆ウエストミンスター寺院前で写真撮影に下車。 ☆バッキンガム宮殿の衛兵交代(11:30〜12時過ぎ)見学。 最高の場所とりに成功。世界中の見学者で賑わっていた。 オモチャの兵隊さながらだった。 昨日の夕方とはまるで違う場所のようだった。 バスへ向かう途中ガイドさんからバスがえんこしたことを知らされる。 昼食のために三越へ5人ずつタクシーに分乗することになり、予定外にロンドンのタクシー体験。 ロンドンのタクシーは運転席が仕切りでガードされ、客席は、向かい合わせに5人乗れる。 丁度中村さんが一緒だったので何の心配もなし。 三越では久しぶりの和食でお腹も心もほっとする。日本語も通じるし。 食後そこで少し買い物し、有名なハロッズへはしごする。(青嶋、牛谷、竹村さんの5人でタクシー) とても広くて健治はイギリス記念に絵筆を1本と、その売り場探しに二人は片言の単語でフロアーを 上に下にと走り回った。 結局見つけた売り場には、文房具程度の品しか無く、少々がっかり。 ロンドンの物価は世界一とのこと。娘達にささやかな土産だけ買った。 来たメンバーでタクシーでホテルへ帰る。 夜8時〜さよならパーティー(ホテルにて) ツアーでお世話になったガイドの小川さん夫妻と、阿部先生のご長男のお嫁さんの 両親(全日空ロンドン支社長)をお招きし、宴たけなわではチェルトナムの交歓会で歌った曲を のびのびと歌い、この旅行を思い出しながら楽しい夜は更けた。 |
6・20 | am4:30モーニングコール 6時ホテル出発 9時ヒースロー空港離陸→約1時間でアムステルダム着。3時間ぐらい乗り継ぎに時間が有ったので 一時解散。・・・集合時間に一人来ない!みんなもうろうろと気遣ったが見つからず、後ろ髪引かれつつ 遠く離れた搭乗ゲートへ向かう。ゲート前からさっきの場所へと先生と中村さんは往復・・・。 英語の構内放送も(本人聞いてるかな?)いよいよ搭乗開始。いよいよ中村さんが残ることに 覚悟をされ、念のために調べてもらったら、その客席番号はもう搭乗済み。前の人がかき分け、 かき分け走って確かめた結果、乗っておられた!腕で○のゼスチャーをして後ろへ伝達。やれやれ。 pm2:40(オランダ時間)無事離陸 3人席の窓側にドイツへ仕事で行って来られたと言う若いOLと一緒だった。 |
6・21 | am8:20(日本時間)無事関空着陸→電車で無事帰宅 直後台風6号で飛行機発着不能や、関空連絡橋が不通になる。 台風接近のニュースでみんな心配してくれていた様子。新宮の人たちは和歌山で一泊されたとのこと。 徳島のOLさんも7時間空港で足止めをくって、大変疲れたと後日メールを頂いた。 私たちは本当に運が良かったんだと後で分かる。 歴史を刻んだ重厚な古都風景、湖水地方ののどかで美しい風景、交流の感動・・・また心の宝物が 増えた貴重な一週間だった。 今までになくハプニング多発の旅だったが、全て解決。思い出をさらに忘れられないものにしてくれた。 阿部先生、中村さん感動の旅を本当に有難うございました。 夕方台風一過の羽曳野の空には見事な虹のアーチが架かりました。チェルトナムでの交流が実を結び イギリスに蒔いてきた平和の種がちゃんと根付くことを知らせてくれた気がしました。 2004・6・26 大原錫子記 |