ブリュージュ&パリ健治のスケッチへ

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〈阿部和子とともに歌の旅〉

ベルギー周遊とパリ歌とふれあい9日間の旅



セーヌ川の橋よりエッフェル塔を望む                       憧れのブルージュ
  
T日目 a.m11:15 関空離陸 KLMオランダ航空

p.m 3:35(時差7時間これより現地時間) アムステルダム・スキポール空港着
       ”めでたく今日はスキポール空港90周年” 可愛いマスコット人形をいただく
     ベルギー(ブリュッセル)在住の日本人美術家〈愛芽さん:エメさん〉が笑顔と握手で迎えてくれる
     
     ※愛芽さん(55歳)は去る5月ベルギーの画家(パトリシア)との2人展を京都で開催
       その展覧会で、彼女の猛烈な人生の話を聞かせてもらい、自己実現のための勇気と
       行動力に驚きと感動をもらう。47歳の時3人のお子さんを置いて留学。
       ずっと学生の身で造形芸術の勉強を続け、そのために観光ガイドやベビーシッターをされている。
       秋に阿部先生のツアーで私たちと再会したいと言ってくれたが、その時は諸般の事情で
       実現不可能と思っていたので、そう答え残念がられたが、思いがけない再会にとても喜んでくれる。
       一面識では覚えが悪くなって来た私たちは彼女からの声かけに大いに”驚きと感激” 

p.m 5時 バス出発
        ハーグから女王様が前ぶれも無く金の馬車でお出ましと、アントワープで事故との二重の事情で渋滞
        バスが遅れ、代わりのバスが迎えに来る。
p.m10時頃 ホテル到着 (ロイヤルクラウン ブリュッセル)  ホテルにて夕食 遅いけれど連泊なので少し安心
        すでに加奈子さんが到着され迎えていただく ”お久しぶり”   
2日目 a.m 9時 ブリュッセル市内観光に出発
       ☆サンミッシェル大聖堂(フィリップ殿下が結婚式された)
       ☆王宮 現在ベルギー王家の公邸
     ☆小便小僧(時に応じて可愛い衣装を着せられるそうだが、
                            その日は裸だった)
      その前の小さなみやげ物店(愛芽さんの友人の店)で
      クッキーを買う

 


  ☆中世の香り漂う世界遺産のグランプラス(マルクト広場)
  ギルドハウス、市庁舎、王の家、アーケードのギャラリー等見学 

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 ☆ベルギーの平均的な家庭【パトリシアのアトリエ】を見せていただく
                   この日はレジスも来られ、お二人には通訳として大いに助けていただく

   パトリシアはカメラ好きらしく、玄関のドアが開くと同時に写真を撮ってくれた
    偶然にもその日は彼女の誕生日、挨拶代わりに玄関で『ハッピーバースディ』を
    歌い感激される。彼女は阿部先生と同い年
    2階のバルコニーから彼女のお母さんが顔を出して微笑んでおられた

    パトリシアは加奈子さんの夫レジスの友人ニコラ(建築部門でレジスと同時期に
     ローマ大賞を受賞しローマのメジチ家の別荘に滞在)の母で愛芽さんのベルギーでの
      保護者でもあるそうだ

     日本の着物や帯を思い浮かべる作品がたくさん展示されていた
     アトリエには依頼された舞台装置の壁紙かな?和紙?薄い紙に繊細な模様の
     作品製作中だった
     2階の部屋から続くベランダはカラフルな花々でガーディニングされ、おまけに日本の風鈴がぶらぶら
      ぶら下がり、日本への好感を嬉しく思った

      彼女の作品集を購入するとパッケージにサインと銘々異なったお礼の言葉を書いてくれる
       私たちには『ありがとう、太陽の花満ちた
              この素晴らしい輝かしい日、
               京都のギャラリーの展覧会でお会いできることを楽しみに』

                   もちろんフランス語なので 加奈子さんに訳してもらった
                        (来年愛芽さん、パトリシアさん等の3人展を京都で開催予定とのこと)

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   
  ☆オルタ美術館 アール・ヌーヴォー建築の巨匠オルタ(1861〜1947)の住まい見学
       (パトリシアの家とオルタ美術館へは半分に分かれて交代で見学)

   市内のレストランで昼食・・大きな豚のスペアリブの照り焼きが3切れも乗っていて
   みんな悲鳴をあげたが、骨を取ったらそれほどでもなく平らげる人もいた。
   ナイフで切り離すのが結構大工仕事のようだった

   p.m 3時過ぎ ホテルに帰り休養 
   
p.m 5時過ぎ コンサート会場へ、到着後リハーサル
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p.m 7時過ぎ 【在ベルギー日本大使館広報文化センター】にてコンサート
           現地の老若男女、ベルギーで働く若き日本のファミリーなど70人ぐらいの人たち、特に夕刻にも
           かかわらず沢山の子供たちが来てくれたことは嬉しかった。多くの日本人が世界で活躍しているのを知る
           毎度のごとく阿部先生はその国の言葉で挨拶。日本の子供たちには優しい言葉で語りかけられた
           

           ”歌声交流
             Joyful Chorus Concert
                     in Brussel 
             〜阿部和子とゆかいな仲間たち〜

         
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜コーラス〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  
        指揮:阿部和子  ピアノ伴奏:阿部加奈子 歌:阿部和子とゆかいな仲間たち
         * ベルギー国歌(ワロン語)    *さくらさくら  *TE LOURDES OP BERGEN(フラマン語)
                    * PANIS ANGELICUS(ラテン語)   *もみじ

        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜沖縄民謡〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
        舞踊・歌:大屋尚美  ピアノ伴奏:阿部加奈子
         * 谷茶前節(タンチャメブシ)  * てぃんさぐぬ花  * 安里屋ユンタ(あさどやユンタ)

        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ピアノ演奏〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
        阿部加奈子(フランス在住指揮者・ピアニスト)
            トーク:REGIS CAMPO(作曲家)

        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜独唱〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
               歌:阿部和子   ピアノ伴奏:阿部加奈子
                    *白月(シロツキ)    イタリア民謡・・・*オー・ソレ・ミオ

        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜コーラス〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
        指揮:阿部和子 ピアノ伴奏:阿部加奈子 歌:阿部和子とゆかいな仲間たち
          日本民謡・・・* 会津磐梯山  * ソーラン節  唱歌・・・* ふるさと

            −−−−−−−終了−−−−−−−−−−−−−−
          フラマン語、ワロン語、ラテン語の歌は旅行前にカタカナの振り仮名を付けてもらった楽譜で
             一生懸命練習した甲斐有って拍手を頂いたが、どんな風に聞えたのかな?国歌のときはお客は全員直立
             日本民謡も人気のようで手拍子を頂いた。とくに唱歌は日本人には心にしみるらしく、一緒に歌い
             涙ぐむ人も居た
終了後、皆さんに日本からのお土産を手渡し交流、お互いに別れを惜しむ

          愛芽さんの先生やお友達、今日お会いしたパトリシア夫妻とそのお母さんも来てくれる
             お母さんは愛芽さんから贈られたという男物の羽織を着ておられた。洋服の上に面白い取り合わせだけど
             異国で見るそれは新しい別の物に思え、また日本人の催しへの暖かい気配りを感じた。

   加奈子さんのピアノと阿部先生の歌、大屋さんの沖縄音楽でコンサートはぐっと”グレードアップ”

                キミコ・ベランフェスト(ドイツ在住の音楽家)とその娘さんのユリコさん(ソプラノ歌手)

 ※この写真は3年前北欧旅行の際『世界各国から人が集まるバルト海クルーズ甲板で、私たちの
歌の練習を聴いてほめてくれたロシア人一家と一緒に。
こうしていろんな人と出会えるのが旅の醍醐味』とあべぷらんのページに書かれているが、その時の先生の
名刺からの口コミでしょうか、この旅行前に先生に電話が来て今回の出会いに繋がったようです

 ←そのクルーズの甲板で(あべぷらんからちょっと拝借)
                      (私たちはその旅行には不参加)

     ホテルでのコンサートの打ち上げパーティにパトリシア夫妻、母上、キミコとユリコ等が招待され、
      それぞれから温かいメッセージをいただく。
      早くもその席上で来年6月始めドイツ・ケルンの田舎町でキミコさんの合唱団とのジョイントコンサートが
      決まったようだ。先生はすることが早い!キミコさんの合唱団は一流らしい。そのキミコさんのお眼鏡に
      かなったのかな?

   充実した1日が終わった
   加奈子さんは翌朝演奏会のため一旦パリへ帰宅
3日目 a.m 8時半 ブリュッセルを後にしバスにてアントワープへ向かう  子供達の登校風景を見る
        アントワープは『フランダースの犬』の舞台になった街・・・もう一度読んで見たくなった
    午前・・・アントワープ市内見学
       ☆ノートルダム大聖堂・・・
ルーベンスの絵(キリストの降架は
     フランダースの犬のネロがとても見たかった絵

 
          ☆アントワープ中央駅(アールヌーボー建築)
                 素晴らしい芸術作品に目を見張る
          ☆ダイヤ工場見学(アントワープは世界最大の
                             ダイヤモドの集散加工地)
       
       
  ☆ルーベンスの家
・・・
             近くの緑の広場には大聖堂の鐘楼をバックに
 パレットを足元に置いたルーベンスの像が立っている   

     昼食はレストランであんこうの蒸し煮

     午後・・・マルクト広場見学後ゲントへ

  p.m 3時 ゲント着  ☆聖バーフ大聖堂にて門外不出の祭壇画
                     ヴァン・アイク兄弟の作と言われる
                         『神秘の子羊』鑑賞

 夕方 健治憧れのブル−ジュに到着
   アウトハウス ド ベイラート ホテル・・・旧市街歴史地区に位置し、19世紀の建築様式のエレガントなホテル
                   早く着いたので散歩に出て健治は少しスケッチ


   中世に国際港として大いに栄えたが、今の経済の中心はアントワープ
   石畳の道は信号も電柱も無く車も制限され限られた車と観光の馬車がゆったり走り、
   古びた建物と川や木々が調和し、世界遺産の街は、まさに『天井のない美術館』・・
   何処を見ても絵になる風景に健治は満足・・・明日の自由時間を楽しみに帰る
4日目 午前中 ブルージュの観光
        ☆魚市場で北海で獲れた小さなえびを試食
        ☆マルクト広場(グランプラス)や☆ブルグ広場で・鐘楼 ・市庁舎・ギルドハウスなど見る
        ☆運河を船で観光・・・違った目線でまた感動・・北のベニスと言われてるそうだがこちらの方が綺麗かな
        ☆ペギン会修道院(オードリー・ヘップバーンの尼僧物語の舞台)・・愛の泉公園
        ☆ノートルダムや救世主大聖堂など

  ブルグ広場           夜の鐘楼     ブルージュの運河クルーズ      ペギン修道院         白鳥

  昼食は鍋一杯のムール貝    
   貝殻をフォーク代わりに食べる方法をガイドさんから教わる

    ブルージュはレースで有名
    レースの店で買い物やボビンレースの実演を見る→その後解散
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  夕方まで散策とスケッチ・・・ホテルの裏通りは旅行前に貰った本に
   油絵として載っていた風景! 阿部先生が素晴らしい風景があると 案内して下さったのは
               健治が探してたまさにその場所! さすが!


               運河に沿って少し歩くと油絵を描いてる人がいた
               車(BMWの6328BTP)に描きかけの50号ぐらいのや大小たくさんの絵や
               画材が積まれていた。
               奥さんらしい人が木陰で本を読んでいた
               多分スペイン語らしい言葉で親しく話しかけてくれ、健治のスケッチを
               見て「プロか?」と言うので「いやいやアマチュア」と慌てて答える
               握手を交わし健治とのツーショットの写真に応じてくれた


               私のポストカードのスケッチブックを覗き込み、ページをくってると以前描いた大阪城があった
               「ジャパン オオサカ シャトー」と片言で説明すると「オー! オサカ!」と大きなジェスチャーで
               反応してくれた

            

             朝来た魚市場はひっそり誰も無く、広場や店をのぞきながら早めにホテルへ帰る
             健治は少し熱っぽく風邪気味の症状が出てきた。旅はまだ半分だしもう一つの大きな
             目的のパリのスケッチまでに快復しなければ・・・・。
             旅仲間の方々から、漢方の薬や風邪薬を頂いてひどくならずに済む
                                          ”ご親切有難うございました”
                    
5日目 a.m 8時 ブルージュを後にワーテルローへ向かう
         昨日までのバスは各席をテーブルで囲み、後ろに団欒できる広いテーブルが有るバス
         後ろ向きや横向きで長距離には不向き、ブーイングに答え今朝から普通のバスでやれやれ

      122km
         ワーテルロー・・・ナポレオンが敗戦した有名な古戦場
                            (日本の長久手と姉妹都市)・・・・ライオンの丘を見上げる
      118km
        デュルビュイ・・世界で一番小さな「都市の称号を持つ城塞都市
                     人口500人とか・・世界の食通が集まるグルメの町
                 
 いのしし亭にて昼食・・・1999年皇太子ご夫妻も訪問された
             雅子様のお元気な姿の写真が飾られていた 
             *きのこのクリームスープ
             *鳥のマッシュルーム添え  *プリン

       とし郎と言う京都の青年と香川からの若い女性が
                           そこへ料理の勉強に来ていた

          オーナーシェフに料理への感謝と二人を励ますために日本の歌
                            *さくらさくら *ふるさとを歌う
      
          小さな店で雅子様が買われたというバラのジャムを買う

      125km
          途中3時頃ルクセンブルグ国境通過

  ☆ノートルダム大聖堂見学
                少し自由行動・・・広場は何かイベントで賑わい子供達のコーラスを見る

  p.m 5時前 ルクセンブルグホテル着(ヒルトン ルクセンブルグ) 
6日目 a.m 8時 ルクセンブルグを後にランスへ向かう
             8:25フランス国境通過・・・日本人にはバスでどの国へも行けることは不思議なこと

       254km 長距離だけど車窓から牧場の緑の平原にのどかに遊ぶ牛や冬の準備か大きな干草の
             かたまりが転がり、刈り取られたひまわり畑の茶色がまるで絵本のようなメルヘンの
             風景に癒された
           
       
      ランス・・・フランスシャンパーニュ地方の中心都市でシャンパンの
             生産で有名
             第一次、二次の大戦で街は殆ど破壊されたという
      ☆ノートルダム大聖堂(歴代王の戴冠式)世界遺産に登録されている
                教会では珍しいシャガールのステンドグラスを見る


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  昼食のレストランは多分観光バスが来たこともこんなに多くの日本人が
                来たことも無いのではないかという、静かな美しい住宅地
                 にあった

      レストラン:シャトー・パピオには昔多くの詩人や作家達が集まったという

              愛芽さんが遥々友人の誕生祝兼ねて下見して予約して下さったそうで
                 きちんと席も用意され、オーナーマダムはとても歓迎してくれた。
                 この日は本当はお休みなのに店を開けてくれたとか
                 マダムから銘々にシャンパンをプレゼント
                 メインは *鴨のもも肉 *デザートのケーキにはナスターチュームという庭の花(食用)が添えられていた
 

          お礼に過去に覚えたフランスの歌や日本の歌を歌う・・シェフや観光客の拍手をいただく
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p.m 3時前 パリに向かって出発 
       144km
p.m 4時ごろパリ市内に入る・・・やっぱりナポレオンはすごい!と先生の声
      バスでセーヌ河畔を市内観光しホテル着・・・・ホテル・アンバサダー・・・オペラ座から徒歩5分
       中村さんの友人で俳優の平田さん(※)のみやげ物の店に寄る。道を挟んでルーブルなのでみなさん買い物の間に
       渡辺さんと3人でちょっとルーブルのピラミッドの広場をのぞく 

                 ※平田さんは北野たけし監督の映画『WASABI』の弁護士役で出ておられるそうだ
                         ビデオ借りて見なければ・・・


夕食は日本料理のレストラン(刺身、天ぷら、ひじきの煮物、おひたし、味噌汁など)
    ここで愛芽さんと最後の夜、幸い先生、愛芽さんと同席
    翌朝6時半電車でブリュッセルへ帰り(所要時間1時間)9時に学校へとのこと
                       ・・・愛芽さん おつかれさま ありがとう・・・
7日目 パリで終日自由行動の日・・・午前中はみなさんとルーブル見学することにする(残念ながらオルセーは休館日)

a.m 8時出発し地下鉄でルーブルへ・・・中村さんに切符の買い方、帰りの路線など教わる

    ☆ルーブル美術館・・・憧れのルーブルはかつての王家の館
              建物自体が素晴らしい美術品
              早く着いたのであまり待ち時間無く入場
              できたがあっという間に行列が出来ていた
             *モナリザ *ミロのヴィーナス*カナの婚宴
            *レースを編む女(フェルメール)
など見学
 
             スケッチ時間が欲しいので昼までに切り上げる

   中村さんに教えられたとおりルーブルから地下鉄@番線→B番線に乗り換えBATOBUS乗り場を目指す
          BATOBUS(バトービュス):セーヌの名所を巡る1日乗り降り自由な船

         ところが教えられたようにすぐには見つからず、先ず橋の上からエッフェル塔をスケッチ
         また歩き出すとバス停で女学生を見つけ手帳に書いたBATOBUSを示し教えを請う
         「アナタタチハ ニホンジンデスカ?」「ワタシハ ニホンゴヲ ベンキョウシテイマス」に
         びっくり!でもそれ以上はフランス語なので一生懸命話してくれるのだけど・・・。
    
    何となく分かる。バスが1台行ってしまった。申し訳ない。
    彼女は所望すると健治のスケッチブックにマリアンナと片仮名でサインして
    くれ写真も撮らせてくれた
    私たちに付き合って一緒に行ってあげると言う。
    少し歩き始めたがあまりに気の毒だからお断りし
    「ありがとう」とお礼を言うと「ドウイタマシマシテ」と
                   応えてくれた

 ルーブルの一つ先の乗り場が無事に見つかり、
         乗船券(11ユーロ)を買いようやく乗船
       乗船中の私たちを見て、何を感じたか、老婦人がシャッターを切ってあげようという。
         一生懸命の英語から想像すると妹か姉が日本(多分大阪)に居るらしい)
         名前をSuji・Tsujimoto(ツジモト)とスケッチブックに書いてくれた。
         私たちが大阪と言うと、とても喜んでいた。


       次の駅はエッフェル塔・・降りて登ろうかと迷ったが時間が無いので、その次のオルセーまで
       乗りセーヌからのオルセーや反対側のルーブルと遠方に
       ノートルダム寺院を臨むボン・ヌフをスケッチ

     1駅歩いて、また乗りノートルダムで降り橋へ歩くと日本人が
       スケッチしていた

     健治がスケッチ中、私は日本語が話せる嬉しさに声をかけて見た。
      東京から来て1ヶ月滞在し3日後に帰るとのこと。ホテルや全ての
      ことを自分でしなければならず大変だと言いながらも楽しそう。
      プロではなく、仕事をリタイヤ後好きな道に打ち込まれているらしい
      お互いにシャッターの切りっこをして別れる


      またノートルダムで乗りもう何処へも寄らずルーブルで降りる・・・なぁんだ地下鉄に乗らなくても
      ルーブルに乗場が有ったじゃない〜。中村さん!

”地下鉄は結構冒険だった”(ハラハラ ドキドキ)
                
 教わったように地下鉄で帰る。一つ手前のオペラ駅で降りて三越で買い物しようかと
 思ったが足が棒になったので無理はやめて、ホテル最寄のラファイエット駅まで乗る
  
 
p.m 5時  地下鉄から上がって、さあ、どっち?と不安だったが間も無くホテルの旗を見つけほっとする

p.m 7時半  ホテルにて平田さん、再び加奈子さんを迎えてさよならパーティー        
                
8日目 a.m 7時半 ホテル出発                                
  10時半 パリ(シャルル・ド・ゴール空港)離陸
  11時半 アムステルダム(スキポール空港)着        
p.m 3時半(日本時間p.m10時半)  〃    離陸
9日目 a.m 9時 関空着

    阿部先生、中村さん
   
   またまた、たくさんの感動と思い出を有難うございました
   そして人の輪をさらに感じさせられた旅でした
   参加を許してくれた全てに感謝
   歌有ればこそ 歌に感謝です
                  
                            
                        シャンパーニュ地方にレストランにて
  








ベルギーは美しい国
  ★世界遺産を数多く有しそれを守るための
       心遣いが感じられた
   ★ビールの国、800種類以上の銘柄があるという
   ★ダイヤモンドの国
     アントワープは世界最大の集散加工地
   ★レース
     ブルージュでボビンレースの実演を見て感心
   ★チョコレートやワッフルの老舗・・・等

 日常から離れしばし豊かな気持でリフレッシュ 
 
ブルージュやパリのスケッチなど実り多い旅でした

                  大原錫子記

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