ステアリングラック交換を紹介します。
今回は作業スペースが狭いのと、私に余裕がなかったという半分言い訳じみた理由で撮影数が少なくわかりにくいところも多いかもしれませんがご容赦ください。
あと、思わぬところで微妙に部品が違っていてうまくいかないのですが、それに対する互換性の問題は私もよくわからないところが多いので、はっきりとした回答をすることが出来ません。
いきなり作業説明を省いてしまっていますが、まずはフロントをジャッキアップしてウマをかけてタイヤを外した状態にして下さい。 |
次にフロントのジャキアップポイントを外してください。 |
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ここはラック本体を外す前なら順番は違っても大丈夫ですが、スタビブッシュを固定している金具を外してラック本体が外せるようにして下さい。 |
パワーステアリングの配管とラック本体が繋がっているところです。 |
こんな感じに手を回しました。右のドライブシャフトに腕を回すような感じになります。 |
赤丸の部分で見えにくいですが17mmのボルトにスパナをかましています。 |
ステアリングとラックを繋いでいる接続部分のボルトを外します。 カメラは入り込むことが出来たのですが、その先に右の画像のように赤丸の中のステアリングとラックの接続部分を固定している12mmのボルトがあります。 この部分は取り付ける時が作業の中で一番大変でした。 |
最後にステアリングラックブッシュを固定している4つの赤丸の14mmのボルトを外してラック本体を外してください。 |
上が貰ったレガシーの中古品で(取り付いていたレガシーの型式は不明です)、下が私のGC8C型インプレッサについていたステアリングラックです。 |
上の2枚の画像はラック本体は新しく取り付けようとしている中古のレガシーのラックですが、左が私のインプレッサに付いていた17mmで固定する太い方のパワステの配管で、右がこれまた頂いたNAフォレスターの17mmで固定するパワステの配管です。 赤丸の部分を見比べるとわかると思いますが、配管の曲げ方が違います。 |
赤丸がC型インプレッサの配管で青丸がNAフォレスター用の14mmのボルトで固定する配管です。 14mmの配管は私は用意していなかったので無理矢理曲げて取り付けしましたが、配管はかなり硬い上に変な形に曲がると中の配管を潰して使い物にならなくなるかもしれません。出来ればちゃんと部品を用意して交換したほうがいいと思います。 ちなみにGC8E型インプレッサは14mmのパワステ配管の先が、今回私が使ったNAフォレスター用の配管と同じ形をしていましたのでラックの形状などはパワステポンプをの取り付け部分を見れば判断できるかもしれません・・・・・・が |
ラックの先の長さの調整(フロントのトー調整)は赤丸の部分にモンキーレンチをかましてボルトを緩めて長さを調整します。 あとは逆の手順で取り付けていくのですが、はっきりいって取り付けるほうが大変です。 最後に書き忘れてしまったのですが、ラックとパワステの配管を繋ぐ部分にもOリングがあるのですが、ここは新品を用意して交換したほうがいいです。 |