今回は燃料フィルターの交換をやってみました。
ガソリンのろ過をしているわけなのですから重要な物のはずなのに結構忘れられている存在なのではないでしょうか?
そういう私も交換を忘れていてメーカー指定では2万キロ交換なのに3万キロ使っていたのですが(汗)

 燃料フィルターはエンジンルーム内の左フロントの赤丸の位置にあります。

 燃料フィルターを外すにはまず赤丸の燃料ホースを外さないといけません。
ホースバンドをプラスドライバーで緩めてからホースを傷めないように慎重に抜いてください。
ホースは固着して固いと思いますが、無理に捻ったりして傷が入ってガソリンが漏れてきたりしたら発火の恐れが大きいので慎重に。
ホースを抜く為の工具も専門店で売っていたように思うのですが、今回私は手持ちの工具を使って抜きました。
青丸のホースは引っかかっているだけなので、手で外せます。

 燃料フィルターのホースを外す前に、ガソリンタンクのフタを開けてタンク内の圧を抜いておきましょう。
圧を抜いてもホースをはずした時にいくらかのガソリンが出てくるのですが、圧を抜いておかなかったらガソリンが噴出すそうなので忘れないように。
ガソリンタンクのキャップは、フタの内側に画像のように置くことが出来ます。

 燃料フィルターを外すとこんな感じです。
燃料フィルターは赤丸のバンドで固定されています。
ホースを外したらバンドを緩めて上に引き上げるようにして外してください。
青丸二つは外した燃料ホースです。
どちらからもガソリンが漏れてくるのでウエスなどを用意して、エンジンルーム内に撒き散らさないように気をつけてください。

 燃料フィルターには上の画像のようにゴムを巻いて取り付けてあります。
取り付けるときは新しい燃料フィルターにゴムを付け替えないと、きちんと固定できないので忘れないように付け替えてください。
それと、燃料フィルターにはIN側OUT側があるのでこれも間違えないように気をつけてください。
ホースを差し込むときは、抜く時と違ってすんなり入ると思います。
バンドの閉め忘れと、燃料タンクのフタを閉めるのだけは忘れないようにして下さい。

 最後に、せっかくなので今まで使っていた燃料フィルターの中身が見てみたくなったので開けてみました。

ドブ川でこんな色見たことあるなぁ(汗)

って感じの色をしています。
ちなみにフィルターの中に残っていたガソリンを逆さに振って出してみると、ネズミ色したガソリンが出てきました・・・・・・
どちらも見たらエンジンが大丈夫なのか心配になってくる色でした。

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