インプレッサの車のボディ下に取り付ける整流板『55Km君』の紹介です。
一応アイデアのパクリのパクリで、加工から取り付けまで私が考えた物ではありません(汗)
名前の由来については色々あるのですが、深くは突っ込まないで下さい・・・・・
取り付けると高速走行時やブレーキ時の安定性などが上がり、運転がかなり楽になります。
長距離を高速道路で移動する時などは特にお勧めできます。
 ただし、取り付けには条件がありまして、クスコのロワアームバーVer.2か、それに類似する形のロワアームバーを装着した車両で無ければ、私が紹介する方法では取り付けできません。
 あと、ボディ下の整流板は最近メーカーでも取り入れている車があるみたいで、バンパーの下などに整流のためのふくらみを作っていたりします。レガシーなどに付いていたりするので暇な時には覗いてみてはいかがでしょうか?



 整流板の材料となるアルミ板です。
ホームセンターのコーナンで600円で買ってきました。
1.0mm厚で225mm×300mmの大きさです。
厚みが1.0mm以上になると曲げるのが大変なので私はこの厚みにしました。
1.0mmあったら何か物が当たらない限り曲がることは無いみたいです。

 

 金ノコギリなどで切るのもしんどいので、私は中央に筋を入れてから板を折って戻して折って戻して・・・・何回か繰り返して金属疲労をおこして切断しました。

 

 二つに切ったアルミ板をそれぞれさらに90度に折り曲げてから取り付け用の穴を開けます。
取り付け用の穴は3つでも強度的に問題無いみたいですが、私は勢いで4つ開けました。
あと折り曲げる長さですが、ボディの下に取り付けるものなので車の車高を考えて曲げてください。
私は3cm曲げましたが、他の人は2cm〜2.5cmぐらいで曲げていて3cmだと『長すぎないか?』って言われました。
私の車の場合、これでもまだ最低地上高9cm以上あるので気にはしていないのですが・・・・・

 

 加工したアルミ板はロワアームバーの赤丸でチェックした斜めのバーに取り付けます。
ここに取り付けるために、ロワアームバーVer2かそれに類似するものがないと取り付けできないのはその為です。
他にいい取り付け場所は思いつかなかったです。

 

 これが取り付けた状態です。
アルミ板に開けた穴を基準にしてロワアームバーにも電気ドリルで穴を開けて、リベットで固定しました。
もう一枚画像を取ればよかったなと今さら思うのですが、赤丸の部分ではアルミ板とロワアームバーはツライチに合わせて、そのままロワアームバーに対して平行にアルミ板を取り付けています。

 

 取り付けるとこんな感じになります。
中央部分がかなり開いていますが、これでもかなり効果があります。
もっと効果をあげようとアルミ板の全長を延ばすと今度は左右の微妙な違いで速度が上がれば上がるほど左右どちらかに振られる危険が出てくると思います。
長ければ長いほど精度やフロア下が左右対象になっていないとダメになってくると思われるので、長さを求めるのも程々がいいかと思います。

 

 ジャッキを外してタイヤを接地させた状態です。
こんな感じで折り曲げる長さも長すぎると地上高が無くなっていくので気をつけて下さい。
あと、これを取り付けた後は前後の車高のバランスが少し崩れるかもしれないので、合わせて車高も調整するといいかもしれません。

 

 最後に、運転席ドアの下から見るとこんな感じです。
ロワアームバーに平行に取り付けると赤丸のような角度になります。
フロントのジャッキアップポイントの少し後ろ位からフロア下を通る空気をサイドに出す感じになります。
このアルミ板の取り付け位置がこれより前ならサイドに吐き出された空気がホイールがおこした乱流とぶつかって車をさらに押し上げようとすると思いますし、これより後ろだと、フロントにあまり効果が無くて、リアだけ効果があるそんな感じになるかもしれません。
しかし、取り付ける位置や長さ、角度などもっと煮詰める余地はありそうなので、色々試すのもいいかもしれませんね。

 

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