みたらし祭り
(下鴨神社)



平安期の頃、季節の変わり目に貴族は禊祓いをして、罪、けがれを祓っていたものが御手洗祭りの前身で、
土用の丑の日に御手洗池の中に足をひたせば、罪、けがれを祓い、疫病、安産にも効き目があると
言われています。一年のうちこの日(
実際には期間中4日間くらい)だけは御手洗川に入る事が出来ます。








楼門(重要文化財)

下鴨神社がまつられたのは、崇神天皇の二年に神社の瑞垣の修造がおこなわれたという
記録がありますが、どうやらそれ以前の古い時代からまつられていたようです。
以前、糺の森周辺を発掘した際、弥生時代の住居跡や土器が
たくさん発掘された為、そのように思われています






桜門をくぐり、靴を脱ぎ備え付けのビニール袋に靴を入れて、いよいよ
御手洗川に入ります。が、その前にお灯明料200円が必要です。
入場料?200円を渡すと竹に刺したローソクとうちわがもらえます
そのローソクに火を灯し御手洗川を奥へ進みます。
川は清らかで非常に冷たく、先ほどまでの暑さを忘れさせてくれます。








御手洗社まえにローソクをお供えして合唱!

今回、写真を撮るために朝に来ましたが、夜のほうがローソクの明かりがゆらゆらと
幻想的で雰囲気は最高です。しかし、それいえ人も多いのでそれなりの覚悟は必要ですよ(笑)





「御手洗社」は通称ののようで本当は「井上社」と言い、
「社」 自体は井戸の上に建てられてるようです。
社の前はみたらしの池と呼び、そこから下流を御手洗川と呼びます
この井戸から水が湧き、川になっていますが現在はこれほどの水量は
自然に出ず、祭りの期間だけはどうやらポンプで汲み上げているようです。
とはいえ水量は少なくても水は毎日湧き上がっています



みたらし祭りのポスターは下鴨神社だけでなく、神社周辺の各町内の
至るところ貼ってありました。もちろん迷路のようなところにも貼って
ありましたが、どう考えても観光の人はあの辺は行かないでしょうね
お供えの「志」を置いて、清らかな「御手洗川」の水を飲みました
湯飲みにいっぱいの水をいただけます。(嵐人の志は10円・・・)
お水の味は、う〜ん・・・ちょっとぬるい普通の水の味でしたね(笑)










鴨の神石

古来から御手洗川で取れる黒石は厄除けの神石とされ、特に子供の
「かんむしふうじ」に効果があると信仰されて毎年取り替えに来るのが風習になっています。

・・・という事は、持って帰ると来年も必ず来なくてはならなくなり、自動的にリピーターを確保できるわけか。
なるほど、タダでは持って帰らさない近代的なシステムも導入されている。
それと、この石にもやはり「お志」制度がありましたよ(笑)




みたらし祭りは、夏の夜に涼みに行くには最高に良く、心に残る事と思います。

また、糺の森内に露天が出ていて夏祭り気分も存分に味わえます。

御手洗川に入った後に出店で買い食いをすると、子供のころに戻った気分になりますよ
人はそこそこ多いけど、自然が多いぶんゴミゴミしてなく結構のんびり出来る場所です。

2005/July