第4話  記憶











「・・・・なんさ・・・これ。」









「マ・・ママとパパ。」










ひっそりとユイトが言う。










混乱しているラビをおいて、端のほうで考え込む










(今のは、映像・・・。いや、幻覚だ、きっと・・・。











としたら、今見せたのは・・・ユイトくん!?)








何かを思い付いた様子で、ユイトの方へ駆け、目線をあわす





「ねぇ、ユイトくん。そのペンダント見せてくれる?」







優しく声をかける







ユイトは、ポケットに入れていたペンダントを取り出した。










(・・・・・・よし。)






スクッとが、立ち上がる。
















「どうしたんさ?。」













ラビが聞く。













 ホーム
「教団に帰ろう。」

















「はぁ?イノセンス回収って・・・」











ラビが、呆れた顔で見る。










「ユイトくんのペンダントが、イノセンスなのかも。」








が、説明しだした時、ユイトが口を挟んだ。













「イノセンスって?おねーちゃん達って・・何?」













不思議そうに、2人を見つめるユイト。

















「・・・・・・後で、教えてあげるね。」














ガララ















ラビとは、汽車の自室から出て、廊下で話すことにした。












「ありえないさ!!」













ラビが、反論した。










「何が?」










「イノセンスが、ペンダントに宿るなんて・・・。」












「じゃあ、クラウド元帥は、どうよ。
















「うっっ・・・。」














追い詰められた顔をしたラビ。


















「だから、帰ろう。」

















「わ、分かったさ。」

















の後にラビが続いて部屋に戻った。



















シュー















汽車が、速度を落とし始めた。













ユイトは、空を眺めていた。















「あ、おねーちゃん達!!」












「ごめんおまたせ。それと、おねーちゃんじゃなくてちゃんで、いいからね。」





が、優しくユイトの頭をなでた。









ゴトッ ガタッ


ピーーーーー

「お?ついたみたいさ。」














3人は、汽車を降りた。



その町は、ホテル、お店も何もない


鉱山付近だった。












                    第4話   END









アトガキ――――――――――――――――

うも、夢月の羽月です。
更新サボっていてすみません。((なゆと、同じかよ。
ここまで、読んでくださった方々、ありがとうございます。

余談。。。
何故、更新する気になったのか
それは・・・先日設置されました、夢見月アンケートで
更新して欲しい小説bPだったからです。((自慢かよ。。。

ではでは。 第5話もお楽しみに。



羽月