お弁当は地獄味





キーンコーンカーンコーン





さーて今日も始まりました♪


ランチターイム☆



「おーべんっとおーべんっとたーのしーいなー」



そんなアホな歌を歌いながら


スキップで応接室に向かう




そしてあっという間に応接室に着いた



「コンコン失礼しまーす」



ガチャッ



「扉の向こうにはあら不思議☆


雲雀さんがいました」



「不思議でもなんでもないし、ノックを口で言うな。

 ってかその前に相手が返事したら中に入れ」


「お弁当作ってきましたよー」


「え、無視?やべ、ちょっと傷ついちゃったよ」


弁当の包みを開ける


「ちゃんと作ってきたんだね」


「ありがとうぐらい言ってくださいよ」


「作ってきてくれてありがとうございました。

 この恩は一生忘れません

 様は食としての命の恩人です。」


「あ、なんかごめんなさい」


気を取り直して、が作ってきた弁当を
食べる事に


「このおにぎり頑張ったんですよ!」


「頑張ったって言っても、そこらへんにある

 普通のおにぎりじゃん」


「えぇっ、だっておにぎりを三角にするのって

 結構難しいんですよ」


「それはただが不器用なだけでしょ」


「そうなんですか!?おにぎり三角にできる
 私は天才だと思ってました」


「はぁ・・・。」


雲雀は一つため息をつき、
玉子焼きに手をのばした。



(あれ?この玉子焼き少し緑色・・・。)


隠し味かなと思い、雲雀は玉子焼きを
口に運んだ


・・・・・・・・・。

「かっっっっらぁぁぁぁあああぁぁああぁぁぁっぁあ!!!!!!」


「うへ?」


「『うへ?』じゃないよ!水水!!」



は水を入れ、雲雀に渡した


雲雀は水を何杯か飲んだ


「ちょっと玉子焼きに何入れたの!?!?

 玉子焼きって普通ふわふわしてて甘いもんだよ!?」


それを聞いたは手をポンッとたたき、


「あ、砂糖とわさび間違えて入れたかも」



「どうやったら間違えるの!?」

「テヘッ☆」

すごく殴りたい。


「何ごまかそうとしてんの!?砂糖とわさび間違えて

入れる人初めて知ったよ!」


「だって愛情こめてお弁当作ったら、

 間違いの一つや二つはしますよー」


「その間違いが大きすぎるよ!」


「だけどお弁当に愛情は必要ですよ」


「あー、もうそんなものいらないから普通に作って」


「だって雲雀さんのこと愛してますから必要です」


「だからいらな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

え?」




キーンコーンカーンコーン



「あ、鳴ったんで行きますね」



は応接室から出て行った。



応接室に一人残った雲雀は




「//////」




ただ赤面しているだけだった





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あとがき

初雲雀さん夢書かせていただきました。

なんかもうこんなの雲雀さんじゃないなーって

思いながら書いてたんですけど、

キャラぶっ壊れ好きなんですよね


なゆ