ズガガッ!!ヒュッ





明らかに戦闘の音がしていた。


相手は、Lv1とLv2が
5体ずつ。


完全にこちらが不利な状況。


もアレンもボロボロになりながら戦う。


「・・・っ、Lv1は、もういねぇな。」



口から垂れてくる血をぬぐう。



「むちゃしないでください!!は、寄生型じゃないですから。」


大声で、叫ぶアレン。



「まかせろ!」

は、その場から空へ向かって飛ぶ。


       そして


腰からスティックを取り出す。


これがの、イノセンス。



ズザッ ザッ



「ふぅ、2体。」


勝ち誇ったように言う。



「アレン!!がんばって〜!A応援するわ〜(はぁと)」



(・・・うぜぇ)


体のどこかがSOSを、発した。




―――――――ズキッ――――――


足に激痛が走る。




!!後ろ!」


痛みで、しゃがみこんでいるバックに



Lv2のAKUMA。


は、立とうとしたが立てない。


――――!!!!」



アレンが、叫んで走り出した。



「アレン!!」




その瞬間、はアレンを止めた。










ズガ――ン。











の頭をAKUMAの弾が、貫いた。





「アッ・・・・・・」



の、小さな声が響いた。





パリ―――ン・・・






――――――――!!









アレンが、目から溢れる涙も、ぬぐわず叫んだ。




「アレン・・・。」


の、手がアレンの肩に近づく。




バシッ



「放せ・・・。」


アレンが、泣きながら言う。



バシッ ズガッ



「・・・ウッ・・・アクマ・・・救済」




バシュ



「・・・アレン・・・大丈夫・・・?」


が、慰めようと声をかける。



ガシッ

アレンが、の腕をつかむ。


「お前のせいで・・・お前のせいで!!」



           フラッ・・・
      バタッ・・・




「アレン!!」



アレンが倒れた。



   ポツッ・・・・・・


――――!!!」



バッ!!

アレンが飛び

起きた。
辺りを見回すと、病室だった。




となりには、無傷のが立っていた。

アレンが、にらむ。


「アレン!!よかった。、大丈夫だよ。心配ないって・・・」


「お前のせいだ!あの時止めたから・・・は・・・死んだんだ!!!」


「ち、違う!!私は、アレンを助けよう・・・」


「お前が、を殺したんだ・・・。」



殺気立つアレン。



ベットから降りての、部屋に向かった。



           カチャ・・・




アレンは、の部屋に入った。


部屋を見回した。
すると



机の上に、一通の手紙があった。




「・・・アレン様・・・」




アレンは、宛名を読んだ。


裏返した。


「・・・ヨリ・・・」


ベリッ



アレンは、封筒を開けて中を読んだ。








「・・・やっほー。なんかさぁ、今まで



からんでた(?)やつと付き合うなんて



変な感じだよぉ。


でさ、提案なんだけど

文通しない?」

アレンは、2枚目を読んだ。


「任務のいれちがいとかだったら

なかなか会えないし。


手紙は、部屋のドアの隙間にさしとくの!!
                   じゃね!!
                      より。」

 
アレンは、手紙を読み終えた。


「・・・・・・」


胸には手紙。

頬には、一筋の涙があった。

                     END

―――あとがき―――――――――――
最後まで読んで下さって有り難うございます。
う〜ん。ライバル・・・うざいですね。 なんか
主人公死なせてスミマセン。
TVのD灰見てて、思い付きました。

         じゃ    by羽月