DRAGONAUT
-THE RESONANCE-
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(C)ドラゴノーツプロジェクト
テレビ大阪 毎週火曜日深夜1:30〜2:00 放映終了(2007/10〜2008/4)
「トアに会いたい」
「変身」
する
「メカニック」
な
「ドラゴン」
が
「搭乗型兵器」
として出てきても、コレは
「純愛モノ」
の作品である。決して「SF」や「ファンタジー」などに分類してはいけない。
このように舞台設定の要素が極めて「あいまい」なため、
一見「良くわからない」作品
ではあるが、そのことが逆に
「ジン」と「トア」の一途な想いを強調する効果を生み出している
・・・そんな作りになっている作品と言えよう。
テーマは
「種を越えた愛」
ということで、決して目新しいものではないし、人間の姿となることができるドラゴンと言っても、所詮は変身モノの延長でしかない。
そう「トア」はある使命を帯びて地球へやってきたドラゴン・・・その「トア」と運命的な出会いをする「ジン」。二人のまっすぐな想いだけが物語全体に一筋通っており、それ以外には目立った伏線らしきものはない
(ギオの存在だけは今後の波乱(?)になるかも)
。
そんな作品に惹かれたということは、私が最近
「愛に飢えている」
んでしょうかねー。
でも「愛に飢えている」人は多いと思うのです。ですから、結構共感できる人も多いのでは?と考えたりもします。
言わば
『ドラゴノーツ』
の
「ジン」と「トア」は、恋愛の一種の理想形
なわけです。離れていてもお互いを感じあえるというのは・・・。
しかし「トア」にはあらゆる意味で残された時間がない様子。
果たして、
人類とドラゴンの共存は実現するのか?
そして
「ジン」と「トア」は・・・
あともう少し、様子を見守ることにしようと思います。
(2008/02/24)