アジア・アウトリーチ・ジャパン・ディスク

アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.241 より

          宣教の窓

           AOJ協議会 守山キリスト福音教会 上田勇矢

 「神は言われる。終わりの日に、わたしはすべての人にわたしの霊を注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、青年 は幻を見、老人は夢を見る。その日わたしは、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると彼ら は預言する。」(使徒2 章17 〜18 節)

 守山キリスト福音教会の牧師就任と同じ頃、アジアアウ トリーチジャパン(AOJ)協議委員の任を頂き、今に至 ります。AOJ を通して国際的なつながりが拡がり、個人 的にも教会としても祝福を受けてきました。でも、夢とヴィ ジョンに燃えていたあの時から10 年目、私は燃え尽きて いました。「あなたのヴィジョン、夢は何ですか?」と尋 ねられた時、夢を失い、ヴィジョンが心に浮かばないこと に気づき、夫婦で涙を流したことを覚えています。あれか ら5 年。今、夢とヴィジョンが回復されてきています。

 地域に開かれた教会となるために始めた、毎週水曜の ほっとカフェ(10 時〜16 時)は、行き場を失っていた 母子が集われ、「ここがあって本当に助けられた」という 声を聞きました。教会が人々の居場所になるなら、その先 にはイエス様がおられて、イエス様が人々の居場所になる、 そう信じて今日も地域とのつながりを楽しんでいます。

 教会にとって何が大切でしょうか? 礼拝、賛美、祈り、 御言葉、交わり、聖餐、愛餐は基本です。そこに欠けては いけないのが「宣教の窓」つまり人を愛する行動です。部 屋の窓を閉め切っていると空気が汚れますから、時々窓を 開けます。教会の宣教の窓は、「ときどき開く」ものでは なく、「いつでも開いている」必要があります。あなたに は今、夢と幻がありますか? 主があなたに願っておられ る行動は何でしょうか? AOJ の夢は、世界と日本の教 会をつなぎ、共に世界を福音の喜びで満たすことだと思い ます。そしてこの働きは皆さんの献げものと祈りによって 支えられ、継続した支援が宣教の風を宣教地に、そして日 本に起こす種となるのです。

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.240 より

アジアアウトリーチジャパンを応援して下さい!

           AOJ協議会 JEC八尾福音教会 札場 聖

 「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して堅く立つことがで きるように、神のすべての武具を身に着けなさい。私たちの格闘は血肉に対するものではなく、支配、力、この暗闇 の世界の支配者たち、また天上にいるもろもろの悪霊に対するものです。ですから、邪悪な日に際して対抗できるよ うに、また、一切を成し遂げて堅く立つことができるよう に、神のすべての武具を取りなさい。」(エペソ6:10-13)

 私たちは今、様々な形でこの世界の事を見、また考え、祈ることへと、また実際に触れることへと導かれているよ うに思います。
 コロナ禍でしばらくの時間、この世界は同じ苦しみを体験しました。そして今はニュースを通して、ウクライナで 起こっている戦争を身近に感じながら、日々を過ごしています。
 みことばは、この時代に生きる私たちにも、勇敢であれと語っているように感じます。邪悪な日に際してとあるよ うに、私たちは、武具を身につけなければならないとも語っています。それは、血肉による戦いのためではありません。 悪魔の策略に対して堅く立つことが出来るように、と。
 今日も主は、私たちに堅く立つことを願っています。それも、神の中に堅く立つのです。その中に根差し、とどま るのです。では、私たちはどのようにして堅く立つことが出来るのでしょうか。それは、イエス様の恵みによって立 つのです。あの十字架のみわざのゆえに、立つのです。私たちは天に在る者としてこの地上から切り離されています が、また同時に、この世界に対して圧倒的な勝利の声を上げる者として、遣わされているのです。
 今、私たちに与えられている武具を身に着け、また、手に取るのです。神が愛である以上、すべての武具には、愛 が刻まれているのです。世界と私たちの住むアジアを思い起こしつつ、宣教の扉が閉ざされているところへ祈りの手 を。天と地をつなぐ礼拝が日々行われますように。日ごとの糧が、全世界に届いていきますように。

 アジアアウトリーチジャパンの働きを共に覚えて下さり、支えて下さいますように。

 「あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべ ての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。また、私のためにも、私が口を開くときに語るべきことばが 与えられて、福音の奥義を大胆に知らせることができるように、祈ってください。…朽ちることのない愛をもって私 たちの主イエス・キリストを愛する、すべての人とともに、 恵みがありますように。」(エペソ6:18,19,24)

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.239 より

 「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっ かりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、 戒め、また勧めなさい。」
     (テモテへの手紙 第二 4 章2 節) 

 コロナ禍、ウクライナとロシアの戦争、毎日のように起きる地震、世界的なインフレ……国内外に目を向けると、なぜ こんなに多くの問題が起きるのかと思います。この様な時代は御言葉を宣べ伝えるのに、時が良いのか悪いのかと考えて しまうのではないでしょうか。
 コロナ禍の3年間で教会の働きも大きく変化したように思います。出て行って福音を宣べ伝える直接伝道は控えなけれ ばならなかったのではないでしょうか。しかし、オンライン、Zoom という手段を用いて集会や委員会が催され画期的な 新しい時代が出現しました。
 御言葉を宣べ伝えるのは私達でしょうが、主体は聖霊様です。時が良いとか悪いとかの判断は、私達がすべきではあり ません。神様は今の時代に目的を持っておられます。私達は「今の時」をどの様に捉えるべきでしょうか。
 「神は、ご自分の定められた時に、このみことばを宣教によって明らかにされました。
私は、この宣教を私たちの救い主なる神の命令によって、ゆだねられたのです。」

                    (テトスへの手紙 1 章3 節)

 今、神様はあなたに何を求めておられるでしょうか。
 今、神様はあなたに何を委ねておられるでしょうか。
 今、神様はあなたに何を命じておられるでしょうか。

 祈る人、伝える人、捧げる人、支える人、教える人……しっかりやりましょう!

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.238 より

果たすべき責任

          AOJ 協議会 京都福音教会  小平元昭

 「私には…果たすべき責任がある。
…私としての切な る願いは、ローマにいるあなたがたにも、
福音を宣べ 伝えることなのである。」
 (ローマ1:14 ~ 15)

 私自身は、宣教師ではなく、日本の地方教会の一牧師に過ぎません。しかし、牧師の働きを始めた時から この25 年間、できる限り海外宣教の働きに関わろうと努めてきました。例えば、実際に何度も宣教旅行をして、 世界各地に福音を宣べ伝えてきました。また、国内や海外で持たれた宣教会議にも、積極的に参加して きました。そして、海外の教会や宣教師や宣教団体にも、最大限の支援献金を捧げてきました。その大きな 理由の一つは、使徒パウロがこの聖書の個所で語っているように、海外宣教が自分と自分の教会にとって「果 たすべき責任」だと信じるからです。
 私たちの教会は60 年ほど前に始まりましたが、その創立者の一人はアメリカから来た宣教師です。そし て、その宣教師が福音を伝えてくれたおかげで、人々は救われていきました。しかし、それ だけではありません。現在私たちの教会堂が建っている土地は、彼が母国から多額の献金を集めて購入した ものです。しかし、彼が帰国する時には、彼の名義だったその土地を、快く私たちの教会の名義に変えて下さ いました。つまり、このようなアメリカの宣教師と諸教会の大きな愛と犠牲の中で、私たちの教会は成長し、 やがてそこで私も救われたのです。
 つまり、今の教会や自分があるのは、日本宣教に重荷を持ってくれた海外のクリスチャンたちのおかげで す。そのことを思う時、あのパウロのように、今度は私たちが海外宣教に重荷を持つべきだと信じるのです。 それが、今の私たちにできるいわば「恩返し」であり、果たすべき責任であると思います。海外宣教のため に、私たちにできる限りのことをさせていただきましょう!

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.237 より

 アジア・アウトリーチ・ジャパン(AOJ) が、年4 回発行しているアジア・リポートをお読みになっ て、どのような発見がありますか? 前号と今号に掲載された香港のことは、読む人によっては新しい 情報ではないでしょうか。かくいう私も、「実際、香港に住むクリスチャン、教会は現状をどう見てい るのだろうか」と考えていました。以前、AO 香港で働いていた友人は、若い世代で、日本を愛する香 港人ですが、ツイ師とは異なる意見を聞かせてくれていました。日本でも、香港でも、世界のどこにお いても、「これが100% 正しい」という情報を見つけることは難しいです。意見、価値観、立場が異な り、どちらも一人一人が感じる事実だからです。そうすると、どのように祈ればよいか、わからなくな ることがあります。
 アジア・リポートは、小さな紙面ですが、私たちが知らなかったことを知らせ、その国、街、人々の ために祈るというすばらしい機会を与えてくれます。今は、コロナ禍の影響で中止を余儀なくされて いる、海外との宣教交流も、あと少しで再開されるのではないかと期待しています。その時には、日本 でもアジア諸国でも、コロナ禍だからこそなされた神のみわざを、私たちはもっと見聴きすることにな るのでしょう。と同時に、生きることに、困難と苦しみを覚えている多くの人々がおられるので、実際 的な支援を止めることはできません。私たちは様々な「現実」を知ることによって祈りが増し加えられ、 主の御業の「事実」を見聞きすることによって信仰が増し加えられます。アジア・アウトリーチ・ジャ パンが、日本の諸教会、クリスチャンの信仰支援に用いられるなら幸いです。
 「神はみこころのままに、あなたがたのうちに働 いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。」 (ピリピ2:13)
 主が皆さんに志を与え、アジアと日本を祝福する宣教を行わせてくださることを心から感謝いたしま す。

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.236 より

 「あなたがたは、『まだ四か月あって、それから刈 り入れだ』と言ってはいませんか。しかし、あなたが たに言います。目を上げて畑を見なさい。色づいて、 刈り入れるばかりになっています。」(ヨハネ4:35)

 今年に入ってから、時々、子ども食堂のお手伝い に出掛けています。そこには、コロナ禍でありなが ら集まる子どもたちがいます。そして、子ども食堂 を支える方々は、子どものいのちを覚え、ぎりぎり まで子ども食堂を開いて、知恵を用いて対応してお られます。日本人だけでなくアジア系の子供たちも 来ています。このような時期でありながら、私にも アジア系の子供たちと接点を持つ機会が与えられ喜 んでいます。キラキラな子どもたちと共に楽しく食 事をしています。子どもたちの上にも主が触れて下 さるようにと祈りつつ交わっています。
 子どもたちのことを覚え、アジアの事をますます 祈るようになる中、現在のアジアの国々の悲しい ニュースに心が痛くなります。
 テレビやインターネットなど情報社会と呼ばれる この時代、情報が溢れ、錯綜や混乱が起こり、また ニュースが不安をあおり、その中から確かなものを 見出そうとすると行き詰まりを感じてしまいます。 そのような社会の中にあっても、変わらないものは なんでしょうか。それはみことばです。聖書のみこ とばは、私たちに天からのニュースを語り続けて下 さいます。そして、みことばをそのまま受け取る時、 そこには人知を越えた変わらぬ愛があることを知 り、約束と成就のオンパレードに気づくのです。天 的視点をもって、世界のニュースを見て執り成し、 さらに宣教のわざに励む者とさせて頂きたいと願い ます。
 このアジアを愛して御手を伸ばしておられる主を 仰ぎつつ、このアジア・アウトリーチの働きを共に 覚えて下さり、さらにお祈りと献金のサポートを通 して宣教のバックアップをして下さるなら、なんと 心強いことでしょうか。多くの魂をすなどらせて下 さいますように。
 すでに約2000 年前に、主イエス様はこのよう に語られました。「目を上げて畑を見なさい。色づ いて、刈り入れるばかりになっています。」

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.235 より

 「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟 子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテ スマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべ てのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、 世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」 (マタイの福音書 28 章 19 ~ 20 節)

 とても有名な聖句です。牧師、宣教師はこの聖句で献身さ れた方もいるでしょう。
 多くのクリスチャンはこの聖句に励まされ、証し人として イエス・キリストの救いを宣べ伝えておられるでしょう。し かし、2 年に及ぶコロナウィルスによるパンデミックにより 人々の往来が大幅に制限されています。日本も三度の緊急事 態宣言により、オンラインでの礼拝や各集会の中止が余儀な くされています。
 世界がどのような状況になろうと、イエス様の大宣教命令 であるこの聖句は今も語り続けています。世の終わりまでと もにイエス様がいて下さる事が保証です。預言者エリヤがバ アルとアシュラの預言者に勝利をした後、イゼベルに命を狙 われた時、主の声がエリヤにありました。「起きて、食べな さい。旅はまだ遠いのだから」(Ⅰ列王記 19 章 7 節)
 この困難な時こそ、宣教は力強く前進しなければなりませ ん。宣教の旅は平坦ではありません。山と谷の道ですが天の 雨で潤っていて必ず所有します。
 なぜなら神、主が絶えずその働きに目を留めておられるか らです。(申命記 11 章 11 ~ 12 節)

 アジア・アウトリーチ・ジャパンの働きは前進します!コ ロナ禍が終息すれば、あらゆる国へ出て行きます!今は力を 蓄え、備える時かもしれません。ぜひ祈りとサポートにより この宣教の旅を歩みましょう!

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.234 より

 コロナ禍で私たちの教会では礼拝が数か月間中止され、今 も日曜日は 3 回に分けて礼拝をしています。しかし「今の 時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。」(エペ ソ 5:16)とあるように、こんな中でも今できることがあ るし、今しかできないこともあります。
 前にアジアリポートで紹介したミャンマーの聖書学校です が、劣悪な学習環境と学生数の増加で、昨年学舎の建て替 え工事が始まりました。5階建てのビルで、総工費は 3000 万円ほどです。主に導かれて、私たちの教会も支援献金をす ることにしました。ところが、最初は目標額を 100 万円と して始めたのに、すぐにその額を超えてしまい、今はもう 1000 万円を突破しています。
 コロナの影響で経済的に苦しくなっているはずなのに、信 徒たちによってこれほどの額が捧げられました。今は自由な 教会活動がここでできなくても、海外宣教の働きに捧げるこ とならできると、彼らは思ったのでしょう。そして、この献 金活動のおかげで、コロナ禍の試練の中でも、彼らは失望す ることも不信仰になることもなく、教会全体がこの1年間守 られました。きっとそこには、「与える者に与え返される神 の祝福」という聖書の原則が働いていたに違いありません。
 現在、学舎の建設工事は、5階まで鉄骨が組まれ、建物全 体が現れてきました。このように、自分たちの献金が主の働 きのために形になっていく、ここに捧げる者の喜びがありま す。それは、海外宣教の働き全体について言えることでしょ う。そして、アジア・アウトリーチもその一端を担っていま す。どうかみなさんも、献金を通してアジア宣教の働きに加 わっていただけるなら感謝です。
 最後に、2月にミャンマーでクーデターが起りました。こ の聖書学校の建設委員長は、夫がミャンマーの副大統領です ので、彼女と家族はそれ以来自宅拘束中です。早く解放され るように、国の民主化が進むようにお祈り下さい!

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.233 より

 1年前は聞くことがなかったけれども、今、日常となった 言葉は「コロナ禍」。私たちはすべての出来事の上に神様の ご計画があることを知っているので平安がありますが、「神 がいるならどうしてこんなことが起こるのか!?」とは、創 造主、救い主イエス様を未だ知らされていないがために出る 人々の、心の叫びではないでしょうか。
 アジア・アウトリーチ・ジャパンは、吉田隆宣教師をアジ ア諸国に送り出し、その地の人々を、主の弟子として建て上 げ、神の国が広げられることを推進してきました。同時に、 日本にアジアからの働き人をお迎えし、聖霊の力強い風が吹 くように願ってきました。今、コロナ禍で以前と同じように 海外との行き来ができない中でも、アジアにおけるイエス様 の働きは進んでいます。宣教師が自分の身で行けない時、そ の地に働く主の働き人たちがいて、彼らが精いっぱい主の働 きをするのです。私たちは彼らが主のご用をするために支援 をすることができます。そのようにして、遣わす者と遣わさ れる者、支える者と支えられて、現地の人々を支える者との 相互関係の中で、アジアをキリストのもとに導く試みは滞る ことなく前進しているのです。
 私が住む滋賀県は、災害に対して比較的守られています。 各地で災害が起こる時に、私は感じます。「被災しなかった 私達には、主が求めておられるなすべきことがあるはずだ」 と。今、皆さんの心に似たような思いが来るでしょうか。皆 様の祈りに AOJ を覚えていただけるなら幸いです。
 「わたしたちは、わたしを遣わされた方のわざを、昼のう ちに行わなければなりません。だれも働くことができない夜 が来ます。」(ヨハネ 9:4)

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.232 より

 「ですから、私の子よ、キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。…この福音のために私は苦しみを受け、 犯罪者のようにつながれています。しかし、神のことばはつながれていません。」(Ⅱテモテ2:1 〜9)

 新型コロナウイルスの影響を受け、世界中が恐れと不安に覆われました。経済的打撃は多大で、特に貧しい方々が守ら れるようにと願っています。
 私たちクリスチャンにとっても、この影響を通して色々な思いが心を揺さぶったのではないでしょうか。そのような中、 教会も礼拝や宣教活動などの在り方について形を変えざるを得ない状況(インターネット礼拝、活動の休止、オンライン 化、テレワーク、設備の拡充など)が起こりました。教会の本来の在り方、また新しいスタイルの受け入れなど、時代に 見合った形を生み出す時となったと思います。
 使徒の働きの時代、迫害が起こる中で教会の在り方は形を変えていきました。投獄される。石打にされる。町から放り 出され、追い出される。そのような出来事の中で、彼らは喜び賛美しながら、形にとらわれず、その所々で福音に生き、 福音を宣べ伝えていったのです。教会は、毎日仲間を加えて下さる主に心躍らせながら拡げられていったのです。そして 今日、この福音は私たちにまで運ばれてきました。
 このコロナ禍にあっても、生きて働いておられる主が祈りに応え、救われる人々を起しておられるという証しを聞きま した。今までとは違うオンラインの中で決心された証しも聞きました。そうです。『神のことばはつながれてい』ないのです。
 今日、この日本とアジアを特に覚えて頂きたいと思います。この冊子を通してアジアの国々に心を留めて頂き、お祈りと 献金をもって支えて下されば感謝です。『私の子よ、キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。』

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アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.231 より


「神は、ご自分の定められた時に、このみことばを宣教によって明らかにされました。私は、この宣教を私たちの救い主なる 神の命令によって、ゆだねられたのです。-このパウロから、同じ信仰による真実のわが子テトスへ。 父なる神および私たちの救い主なるキリスト・イエスから、恵みと平安がありますように。」(テトス1:3 〜4)

 みことばの宣教は、神様からの命令です。この命令は、パウロ〜テトス〜私達へと受け継がれています。私達、救 われたクリスチャンの共通の使命であり、この働きを受け入れる者に救い主からの恵みと平安が約束されています。
 今年の初頭から世界は新型コロナウイルスの蔓延で経済は停滞し、交通が遮断され、宣教の働きが厳しくなってい ます。インターネット等で福音は届けられますが、実態の伴う宣教の働きが止まりつつあります。今、世界に必要な のは救い主イエス・キリストからの恵みと平安ではないでしょうか!
 アジア・アウトリーチジャパンの働きは、どのような事が起きても立ち止まる事はありません。宣教は神様からパ ウロに委ねられ、パウロからテトスに委ねられ、そして現代のクリスチャンに与えられた神様からの使命だからで す。このみことばの宣教の働きの為、皆様のお祈りと捧げものが必要です。どうぞアジア・アウトリーチジャパンの 宣教をお支え下さい。イエス様の恵みと平安が全世界に満たされますように!

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Last modified on November 19, 2022.