胸骨傍−長軸−右室流出路断面
parasternal long axis RV outflow view
流れとしては先の大動脈弁レベル短軸断面の次に位置させてもよいが、探触子を短軸断面描出位置から反時計回転方向にすこし回転すると右室流出路から肺動脈弁、肺動脈と描出される。
他方、短軸断面の探触子の状態から少し足方を観察するように探触子を傾ける(探触子の頭は頭方へ傾く)と肺動脈、右肺動脈、左肺動脈が描出される(図13)。
2)観察ポイント
a)右室流出路の狭窄はないか
b)心室中隔の欠損はないか
c)肺動脈弁はよく開いているか
d)左右肺動脈の狭窄はないか