無農薬米のある全国組織の会合に参加しました。

その中で無農薬で栽培し販売するのが当たり前になってきましたとお話される方がおられました
簡単に薬を使わず栽培は出来ません。無農薬栽培でなくても、堂々と販売できる様になってきたなと思いました
JAS有機米が隠れ蓑になって、JAS有機が本当に栽培している方を押しつぶしているのが現状です

特に現状は安価な物をお求めになり粗悪のものが堂々と出ています。
残念です


無農薬栽培が、どの様に栽培されいるかご覧下さい。
簡単には出来ないことがおわかり頂けるとお思います。

                       










刈取り後にカモを放ち、雑草の種、害虫を食べ、来年のあんしん米栽培の環境を良くしています。
収穫後から来年のあんしん米作りが始まっています。











現在、農場では、あんしん米の収穫後に、カモを水田に放っていましたが、今は渡り鳥が来るように
なり、渡り鳥に触れ病気に感染しない様に小屋の中で飼っています。
春になれば渡り鳥が飛び立ち、カモも農場に出ます。









あんしん米の種子は、採取した有機無農薬栽培(遺伝子組換技術をしていない種子で、農薬・化学肥料を一切使わない栽培)の安全な種子を使い、更に普通栽培よりもより強く選別します。よく浮く比重1.17の塩水に入れ沈んだ重い種籾を選でいます。

  自家採取して、さらに個別に干し 種子を取っています   





塩を入れ比重を1.17にします





普通栽培は、種子を農薬の液に浸け又は粉依しますが、あんしん米は農薬を一切使いません。農薬を使わないため、塩水選後さらに
60℃のお湯に10分間浸け温湯消毒で殺菌します。籾が煮えないように後、水で冷やします。小さな種から無農薬栽培は始まっています。

 温湯消毒(お湯60℃に10分間)










すぐに水で冷やします

4月15日に播種しました

床土にも化学肥料・農薬を使いません 




 









今までは5人の大変な作業で機械を導入しました
私が積み込み、1500箱を息子1人で並べる事が出来ました



4月23日きれいに芽が出ましたシートを取ります

銀色のシ−トの下は高温にならず根をしっかり張り発芽します





 あんしん米の苗
無農薬栽培ですので通路には草がはえています。




苗の拡大
小さな苗ですが、1本の苗から子供が出来ています。生命力の強い苗を作ります
無農薬栽培には強い苗が必要です。小さな苗から、秋に実るあんしん米の素質ができます

田植前の水田

























水を落とさずに田植えをします
水を落としますと、田植え機の付ける印すが見え植えやすい
のですが、以下の事で落としません
*落とすと田植えの後に新しい水を入れるため水温が下がり
植えたての苗に良くありません
*水を落としますと土の中にある雑草の種に酸素が行き、
雑草が多く生えます
*濁った水が琵琶湖に流れるため富栄養化につながります。



鴨さんは、苗が大きくなるまで荒らしますので水田に出られません。後ろの白いハウスに待機しています。
それまで、少しでも、雑草が生えない様に機械中耕をします。
機械中耕だけでは決して、無農薬栽培は出来ませんので、鴨さんの出動となります。
今年は、人に良くなつくアヒルも活躍しました


田植え後30日の水田

←写真:カモが、苗を植える前の水田の雑草種・害虫を食べて、田植え後の稲の生育を助けます。田植え後は、水田にカモさんは入りません。その間に糸ミミズ、カエルなどの小動物が増え、さらに、にぎやかな水田になります。カモさんは、田植え20日後に水田に入ります。     





6月20日のあんしん米です。
苗が大きくなり鴨さんたちが活躍しています












おいしそうに実り、収穫が始まりました

やっと皆様にお送りできます。

本当の有機無農薬栽培を長年にわたり続けられますのは、自然を守る事につながるこの環境保全栽培をご理解いただきます皆様のご支援と深く感謝しおります。


トップに戻る