◆初心者のための十二国記の掟

十二国記はファンタジーの世界なので、その世界独特の掟が存在します。
RPGゲームをする人なら、よくわかると思うんですが、決まり事なので
「それはおかしい!」「納得いかん!」と思っても、掟なのですから、受け入れざるを得ません。

ってことで、簡単に「掟」を掲載します。
※もし、間違ったことが掲載している場合はやさしく、ご注意ください(笑)。


2003/9/14 お勉強スタート      (03/12/23 放棄宣言 (笑))
最初は自分のお勉強のために作りましたが、はっきり言って力尽きました(-_-;)。
もっとすばらしく完成されたサイトさまがたくさんありますので、続きはそちらを参照くださいませ。
他力本願つ〜か、もうこれ以上どうしようもありません。お絵描きに専念いたします。

十二国記データベース >>>> 充実度満点(^o^)/
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■基本設定    
●十二国記の名の通り12の国がある
  それぞれの国には王1人、麒麟1人(?)がいる。計12人づつ。
  なんとなく、中国っぽいが中国ではない。
  名称は「音読み」・・・(例) 陽子 蓬莱では「ようこ」 十二国では「ようし」

●子供の誕生
  十二国では子供は「木の実」から生まれる。
  子供が欲しいと願う夫婦が「里木(りぼく)」と呼ばれる特別な木の枝に願をかけて、紐を結ぶ。
  願いが届けば、そこに「卵果(らんか)」と呼ばれる実がなる。一般人はそこで生成。
  しかし、夜の営み(?)はするようだ(笑)。ははははは。

●十二国は日本(蓬莱)と繋がっている
  普段は繋がってないのだが、蝕という自然災害(「嵐」みたなもん)がおこると
  行き来が可能になる。麒麟は自分の能力で蝕を起こすこともできるらしい。
  だから、十二国から蓬莱に行く(流されると言う)ことや、反対に蓬莱から
  十二国に流されてしまうこともある。
  蓬莱ではそのことは知られていないので、突然いなくなって「神隠し」と言われることも。
  十二国では解っており、流れ着いた人を「海客(かいきゃく)」と呼ぶ。

  ★ここがポイント→行き来の法則
蓬莱→十二国 ・・・ 人間がやってくる。
十二国→蓬莱 ・・・ 一般人は卵果だけがいける。
             蓬莱に行くと人間の母親の体内に入り、
             何の疑いもなく、蓬莱人として普通に生まれ育つ。
             そのことを「胎果(たいか)」と言う。

●両国は言葉の互換性はない
  海客は十二国の言葉がわからない。よって非常に苦労する。。
  しかし、こっちから蓬莱に流れると、赤ちゃんから教育されるので日本語はちゃんとわかる。
  
●失道って?
  王様が悪いことをすると「失道(しつどう)」と言われる、改まらないと麒麟が病気になる。
  これを「失道の病」と言い、不治の病でほどなく麒麟は死ぬ。そして麒麟が死ねば王も死ぬ。

★ここがポイント→王と麒麟の小粋(?)な関係
王様が良いことをする → 麒麟元気 → 王も麒麟も 永遠の命
王様が悪いことをする(失道) → 麒麟「失道の病」 →麒麟死亡→王死亡
麒麟暗殺 → 王死亡
王暗殺(自殺) → 麒麟は死なない → 次の王を選ぶ

■麒麟
●麒麟って?
  ジラフとは違う。形は馬と鹿の間みたいな生き物。たいそう美しいとされている。
  人間の形をとることもできるが、「神獣(しんじゅう)」と呼ばれるれっきとした獣である。

●麒麟の性質
  非常に慈悲深く、争いごとが大嫌い。しかも体質で「血」に弱い。
  血を見たり、浴びたりはモチロンのこと、ニオイをかいだりしただけで具合が悪くなる。
  具合が悪くなると「妖力」も衰えてしまう。一緒に使令も弱るので踏んだりけったりだ。

●麒麟の役割
  「王気(おうき)」を頼りに「王様を選ぶ」。
  それは生まれもった能力で、どんなに小さくても王様がわかり、選ぶことが可能。

  「自分が王様じゃないかな」と思う者は、「昇山(しょうざん)」と言って黄海を越え、麒麟に見てもらいに来る。
  王が「昇山」してこない場合、麒麟が自分で探しにでかけることも。
  王が「蓬莱」に流されている場合など、探しにいかないと見つからんわな(笑)。

●転変って?
  獣の姿に変わることを「転変(てんぺん)」と言う。
  転変すると空を飛ぶことが出来、十二国中で一番早い速度で移動できる。 

●麒麟と女怪の誕生
  麒麟は「蓬山(ほうざん)」と呼ばれる特定の場所の特別な木に成る。
  十二国しか無いので、前の麒麟が死なないと、次の実は成らない。

  麒麟が成るとその枝の対の地下の根にも一つ実が成る。(女怪の実)
  麒麟の世話をするための生き物で「女怪(にょかい)」と呼ばれる。
  麒麟より先に生まれ、孵るまで卵果の世話をする。
  女怪はイロイロな獣が混じっていた方が良いとされ、それこそ麒麟一筋で
  尽くして、尽くして尽くしまくる。

  生まれると本能で自分の使命を知っており、自分の仕える麒麟の名がDNAに刷り込まれており、判る。
  地下にいる婆さんに名前をつけてもらう。
  名前はすんなり受け入れる(笑)。<<<婆さんが偉いからだろうか??

●使令
  これ以外に麒麟には護衛として「使令(しれい)」と言うのがつく。
  これは自分で折伏しないといけない。何匹(?)でも持ってもよいものらしい。
  いっぱいいた方が便利だが、養うのが大変なのかしら??
  女怪と違って、契約で主従関係を結んでいるので、麒麟が死んだら
  死体(?)を食べて、野生(?)に戻る。麒麟は相当おいしいらしい(笑)。
  で、女怪はどうなるのかしら??死んじゃうの?食べちゃうの? 一緒に食べられちゃうの?  

●麒麟(キリン)の性別と名前
  麒(キ)  ・・・ 男 ♂
  麟(リン) ・・・ 女 ♀
  それに国の名前がつく。(例)タイのキリンで♂なら「タイキ」となる。

  ★ここがポイント→国名の漢字がそのまま使われない!私はこれにずいぶん騙された(笑)
   
   (例) タイと言う国は「国名」は「戴(タイ)」と言う漢字なのだが
       王様とキリンは「タイオウ=泰王」「タイキ=泰麒」と書く。
■こぼれ話
   例えばタイのキリンは「泰麒」と呼ばれるが、王と仲が良いと
   「字(あざな)」と言って愛称みたいなものをつけてもらえる。
   王やその家臣にも付けても良い。
   蓬莱生活経験者は「蓬莱名」を音読みして使うのが常のようだ。

   (例) 雁(えん)国の王様、延王 尚隆・・・蓬莱では「なおたか」、十二国では「しょうりゅう」。
    泰麒の場合は「蓬莱」に流れていた時の日本名「高里(たかさと)」からとった
    「嵩里(コウリ)」と言う名をもらっている。
    慶のキリン「景麒」はその暗い(?)性格が災いして字が無いので、
    いろんなサイトでネタになっている(笑)。
  
 ★ここがポイント→呼ぶ場合、字で呼んだり、役職名で呼んだりする。
             役職名も麒麟は正式名(?)は「宰輔(さいほ)」だが
             畏れ多い(?)ので「台輔(たいほ)」と呼ぶ。それに国名がつく。 

   (例) 泰麒(タイキ)は「嵩里(コウリ)」、「泰台輔(タイたいほ)」に「公」などとも呼ばれる。
    「公」は「あなたさま」みたいな感じかしら?尊い人の呼称(?)
質問があれば、判る範囲でお受けいたします。
うちのサイトはどんなしょうもない質問でも(笑)、誠意を持って(大爆笑)お答えいたします。
どうぞ、お気軽にBBSにお書きください。


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