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私とギルと先生達♪
障害を持った子供の成長と発達を願って、
訓練という手段を通し殆どの親は我が子と向き合う。
ボイタ法があり、ボバース法があり、
ドーマン法があり、静的弛緩法があり、その他いろいろな訓練法がある。
同時にいくつも体があるわけではないのだから、
その子にとっての絶対はきっとないのだろう。
でも親は明日の成長をただひたすら願って訓練をするのだ。
私もいろいろな訓練をしてきた。
動作法は理学療法ではない。
からだを通した心の学習である。
私はギルの動作学習を通して、ギルの心と向き合ってきた。
ギルの心に耳をそばだてるという事は
私自身の心と向き合うという事でもあった。
動作法で学んだのは、
ギルは1人の人間で心の声を持っているのだという事。
たとえどんなに障害が重くとも、
その内なる声に寄りそうのが親なのだと気付いたことであった。
ギルと動作法との出会いは、
先生達との出会いでもある。
私とギルとの歩みを支えてくれたのは、 そして、ここで紹介する篠倉先生もそうゆう出逢いをした先生の1人。
12年間在籍した養護学校の先生達でもあるが、
同時に動作法を学ぶ兵庫県下の先生達でもある。
今学校教育を終えたギルと私の生活を、
生き生きとさせてくれているのは、
13年間で知り合った大勢の先生達との友人関係である。
動作法を通してギルの成長を助けてくれた人達は、
今、私の友人としてそばにいて支えてくれている。
それぞれの親達に・・・・素晴らしい出会いがありますように。
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私と心理リハビリテイション
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心理リハビリテイションの会全国大会にて。(1999・11・14)
兵庫県のK養護学校から参りました篠倉敏彦と申します。
現在は、4月から兵庫教育大学へ内地留学し、冨永先生の研究室にて勉強しております。今から私のつたない体験発表をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
最初に私ごとで恐縮なのですが、私の特徴といたしましては、
何もしていないのに汗をかいてしまうということです。
動作法仲間からは
「これはもう あんたの特技やなー」
「ええなー いつも一生懸命みたいで」
とよく言われ、何だかうれしいやら恥ずかしいやら、複雑な心境です。
特にキャンプ中での全体ミーティングでの発表となりますと もう大変です。
まだ何も言ってないのに、まず どーっと汗が出てしまうのです。
今日もまた しっかり汗をかいてこの壇上に立たせてもらっています。
でもこんな私自身に出会うことができたのも動作法のおかげです。
動作法は今の私の生活そのものとなっているように感じています。
私は動作法に出会って約8年間この汗とつきあい、
そして自分自身に向き合ってきました。
最初のころは何でこんなに汚い汗をかいてしまうんだろうと、
イヤでイヤで仕方ありませんした。
でも今の私は自分の汗がとても好きです。
それは、
汗をかく自分を少し楽しめるようになってきたためです。
また、今はまだうまくできませんが、
トレーニーへの援助を通して自分が自分に向き合うなかで、
自己モニタリングし、
コントロールしていくプロセスが少し楽しみながら付き合える感じが生まれつつあります。
今回の発表も今となっては、
引き受けてよかった、いい機会を与えてもらったと
感謝の気持ちでここに立たせてもらっています。
でも最初は、言語化することが私の努力課題であるにも関わらず、
体験を言語化してしまうことに何か不安と申しますか、
そんなに簡単に言語化してしまっていいの?
本当にそう思っているの?
生活そのものというなら、今言っていることと行動とが一致しているの?
これから先 行動として伴えるの?
といった不安が今も少しあります。
しかし、ある時点で自分を振り返り、
またチャレンジしていこうという気持ちで発表いたしますので、
何かお気づきがありましたら後でも結構ですのでよろしくお願いいたします。
さて、前置きが大変長くなってしまいましたが、
私にとっての心理リハビリテイションとは、
最初に申しましたように動作法は私の生活の基本になっています。
それは、次の3つの部分に大きく関係し、
体験するたびに素晴らしいおみやげをもらっていると感じているからです。
まず1つ目は「自分自身の生き方に関すること」、
2つ目は「自分の家族のあり方に関すること」、
3つ目は「動作法で出会ったトレーニーやお母さんそして先生方に関すること」です。
今日は3つ目の
「動作法で出会ったトレーニーやお母さん そして先生方に関すること」
をお話したいと思います。
そして、九大の香野さんから
「地元でされている月例会についてもお話ください」ということでしたので、
月例会のことを中心にトレーナーとしての体験を話してみたいと思います。
今現在 生活の基本となっている動作法として
年に1,2回の1週間キャンプと、
ここ数年お世話になっている冬の大阪つばさキャンプ、
そして、休日に4カ所での月例会があり、
ここ数年 この流れが定着しつつあります。
キャンプを除いての月例会の一つ目は、兵教大の冨永先生の月例会、
2つ目はO養護学校の月例会、
それから3つ目はN市のT作業所での月例会、
これには勤務校のK養護の児童・生徒、卒業生も来ています。
そして4カ所目はプラッツ月例会、
これは「人が集まる場所」という意味で親の会主催の月例会です。
以上の4カ所で今お世話になっています。
私の最初の動作法との出会いは、
2つ目のO養護学校での月例会でした。
8年前前任校で臨時講師をしていたとき、
担任していた当時小学2年生の知的障害の女の子のKさんのお母さんから
「土曜日の午後に月例勉強会に行っているんですが、よかったら先生も見に来て」
と声をかけられたのが最初でした。
この月例会は、兵庫の名誉SVで ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
現在兵庫リハビリテイション心理研究会顧問の
澁川壽彦先生が校長の時に始められた月例会で、
すでに15年の歴史があります。
この月例会の特色としては、
「トレーニーの訓練の場」というより、トレーニーもその親もそして、
養護学校の教員も「ともに学ぶ場」として時間と場を用意されたようです。
ですから、時間と場所が用意されているだけで、
集まってくるトレーニーも現場の教師も常連以外は、
不確定で、担当も特に決まっておらず、
来られたトレーニーから順次、教師と一緒に3者で考えてやっていくものです。
もちろん初めての教師やトレーニーには、先輩がついてアドバイスしてもらいますが、
基本的には体を通したやりとりをトレーニーも親も教師も一緒に考えて取り組むものです。
この月例会は残念ながらトレーナー資格を有するものが数名いるだけで、
指導的立場のSVがいないのが現状です。
ですので、研修という面では、もの足りなさを感じます。
しかし、15年も続いているのは、
転勤されても、常に続けておられる先輩の先生や
卒業して仕事をしながらも続けているトレーニーとその親御さんの熱意があるからなのです。
私自身、全く始めての時は、
何が何だか分からずに参加しているだけでしたが、
温かく迎えていただき、丁寧に指導していただいた記憶があります。
始められた当時のメンバー3人を中心として
毎月O養護学校と2年前から会場を増やしてT作業所の2カ所で実施され、
私もここ8年ほどメンバーに加えてもらっています。
また、この同じKさんのお母さんに進められて、
兵教大の藤田先生の月例会にも誘って頂き、
さらにこの年の夏に兵庫の1週間キャンプに はじめて参加させて頂きました。
このKさんのお母さんからはよく
「私にとっての動作法はドリンク剤のようなものなんです。」
と言われていたのを覚えています。
当初はこれがどういう意味なのかよく分かりませんでしたが、
今となっては私も全く同じ感じで、この言葉を受け止めています。
それは1年を通して少し気持ちが傾きそうになったとき、
キャンプや月例会で救われることが多いからです。
そして何も分からずに初めて参加したキャンプでしたが、
私にとって、
8年前の1週間キャンプは人生の中でも画期的なキャンプになりました。
総合指導は大神先生で、
トレーニーは小学部2年のレット症候群のかわいい女の子Cちゃんでした。
その時の体験は、
寝たきりや座位姿勢の子どもさんが大地を踏みしめて立つと子どもさんの表情が変わる
という動作法での話を自分の手の援助で実際に体験し実感したことです。
何も分からないまま、SVの緒方先生の指導のもと立位の訓練をすると、
あまり表情を変えないCちゃんが、
にこにこ笑って周りをギョロギョロっと見渡しているんです。
そして心地よさそうな声も出たんです。
その瞬間何とも言えないぐらいうれしかったです。
自分がうまく援助できたかどうかは分からないんですが、
私自身のへたくそな援助でも、
このCちゃんが応えてくれている、
そして素晴らしい笑顔をしてくれている、
ただそれだけでした。
でも、そのCちゃんのお母さんから今も記憶に残る言葉を頂いたのです。
今も熱心に訓練を続けて来られており、
当時の話をよく笑い話としてするのですが、
それは、次のような内容でした。
それは、キャンプの初め頃の親子訓練のときでした。
私は、がちがちに緊張しながら汗をかいてCちゃんを立たせようとしていました。
その様子を見ていたお母さんから突然
「先生、その立たせ方だったら、子どもは立てません。
ちょっとご自分でやってみてください。」という強い言葉でした。
初めてとはいえ、
何も分かりませんでは申し訳なく、
されど、肢体の子どもさんの訓練は全くの初めてで、
お母さんの言われる立たせ方では実際やってみると誰でも立てないのは確かなことで、
トレーニーへの適切な援助が全く基本から分かっていない自分、
トレーニーのCちゃんの努力を援助者としての私は本当に分かってあげているのか、
と自問自答しました。
この最初のお母さんの言葉は当時の私にとっては、
とても厳しく自分自身に向き合わざるを得ない状況でした。
また夜の全体ミーティングでは、
大神先生から
「今日あなたのしていた援助を言葉にしてみてください」と言われ、
頭の中が真っ白になり、汗をどっとかき、
出てくる言葉は「えー、えっとー」しかありませんで、
素直に言語化できない自分というものにも出会い、
落ち込んだ記憶があります。
ところが、4日目には、
お母さんから
「立位では右足にしか重心がのらなかったのに 左にものれるようになったですね。」
「だいたい訓練も続けてすると疲れてきて泣き出したり、ぐずったりするのに、
笑ったり、声を出したりするのもめずらしいです。」
という言葉を聞き、ほっとしたのを今も覚えています。
またキャンプが終わってから1週間も
常同行動の手合わせがなかったことも冨永先生から聞き、
信じられないほどうれしい思いを体験させていただきました。
しかし、今当時のことを振り返ってみても、無我夢中の1週間でしたので、
一緒にやったという実感だけで、
どう援助したからできたのか、
とか なぜこのような変化があったのか、
よく分からないのが実際のところです。
でもこのキャンプで得た手の実感から、
少しずつまた月例会がおもしろく思えるようにもなり、
授業でもやってみるきっかけになったのです。
その後も毎年キャンプに参加し、貴重な体験を得ることができました。
4つ目のプラッツの月例会は
兵庫1週間キャンプで4回目に担当させて頂いた
小学部3年の自閉の男の子のお母さんが中心となってされている月例会です。
ここもいろいろな経緯があるのですが、
私が関わらせて頂くようになってからは2年目になります。
この月例会の特徴は
「どうしてこの子に動作法なの?この子らにとっての動作法ってどういうものなの?」
ということが常に問いただされる月例会です。
メンバーは自閉児の男子2名、肢体不自由児の女子2名の少数の月例会です。
トレーナー資格は私だけで、
他は少し経験のある臨時講師の先生1,2名とボランティアの学生2名だけです。
一方お母さん方は1週間キャンプ5回以上のベテランばかりで、
基本的なことはよく分かっておられ、
一人のお母さんは毎月2回兵庫キャンプでSVをしていただいた
大阪の小田先生のところの月例会にも参加されており、
みなさんとても熱心な方ばかりです。
いわゆる強者揃いの月例会です。
ですのでセッション後のミーティングでは結構突っ込まれます。
たとえば
「今日の訓練の感じでは、自閉の子にとっては、
何を求められていたのか分からないと思います。」
とか「やっとS子の体の感じがつ
かめてこられたようですね
これから やりとりがはじまる感じですね」なんて感じです。
はじめはえらいところの月例会を引き受けてしまったなーというのが本音でしたが、
回数を重ねるうちに、お母さん方から
「先生の足首固いなー、一気に力抜けへんなー もっと楽に抜いてみー」
と足首の弛めをしてもらったり、
「肩から背中にかけてよー凝ってるなー 特に左が凝ってるでー」
と躯幹ひねりをしてもらったり、
「もっとそこははっきり言うたほうがええよ、自信もって!」
「そこで、引いたらあかん、もっと突っ込まな あかん」
と私自身の体の感じや言語化についても、
本当にいい意味でのアドバイスや援助をしてもらっています。
むしろ私自身が勉強させてもらっている感じで、
ありがたい月例会です。
また年に1回1泊研修で小田先生に指導して頂いております。
ここ2年続けて毎月やってますと、
何だか最近みんなおとなしくなってしまった感じで、
全員での簡単なミーティングも以前に比べると、ずいぶん静かです。
何だか変な感じですが、継続しているからこそ見えてくるものと感じております。
さらに、5回目の兵庫のキャンプでは、
成瀬先生にも来て頂いたキャンプなのですが、
ルビンシュタイン症候群と診断され、別名スモールベイビィーと言われる、
小学部3年生のSくんという非常に小柄なかわいい男の子のトレーニーでした。
しかし非常に緊張が強く、
母子分離の難しいお子さんで、
最初の成瀬先生のインテイクでも大泣きしながら、
体全体の力を振りしきぼって援助の受け入れを抵抗しました。
その小さな体からは想像もできないほど激しく暴れ抵抗しました。
そこで、成瀬先生は
「お母さんちょっと向こうに立ってください」
と10メートルほど離れたところにお母さんに立ってもらい、
Sくんに「行っておいで」と体から放されたのです。
しばらくしてお母さんに手を引かれまた成瀬先生のところへ帰ってきて座るのですが、
一緒に何かしようとすると、
全身に力が入って大泣きしてしまい、
またお母さんの元へ返されました。
でも今度は自分から成瀬先生のところへ駆け寄っていき座ったのです。
何回か繰り返すうちに少しづつ座位でのお任せや腕あげの共同作業ができるようになり、
自分の体にも向かえるようになったのです。
そこで、成瀬先生から頂いたトレーナーへの課題は、
「お任せ」と「共同作業」そして「トレーナーはトレーニーをうまく課題にのせていくこと」
という最後に大変大きな課題を頂きまして、
あれこれ悩まさせて頂きましたが
このインテイクの様子を見ていて、
訓練は無理にするのではなく、
安心感を持たせながら、
少しずつチャレンジさせていけばいいんだ、と分かり、
まず安心感を築くことから入っていきました。
母子分離も難しかったのですが、
幸い抱っこは受け入れてくれましたので、
抱っこから始めました。
緊張をほぐしていくのに、
ゆっくりゆっくり壊れ物を扱うように
抱っこ姿勢から床に寝れるように何回も何回も信用を築きながら
働きかけたことを覚えています。
最終的にはかなり体を任せてくれ、
みんなの前で、肩の上げ下げを得意になってしたり、
いろいろなやりとり課題も
ゲラゲラ笑って何回も求めてきたりしました。
生活場面でも卵かけごはんしか食べなかったのが、
他の物も食べるし、
いつも丸まって寝るのに、
初めて大の字になって寝たとか様々な変容を見せてくれました。
キャンプ後もお母さんからお手紙を頂き、
「自分で歯磨きもしました、シャンプーも自分の手でしたんです、
訓練しようと誘ってくるんです、
行動に自信が見えます、
1年ぶりにやきそばをたくさん食べました」
と書かれてあり、感動した覚えがあり、
今でもその手紙を大切にしています。
さらに4ヶ月後の年賀状にも「訓練しよう」と誘ってきてうるさいんです、
と書かれてあり、本当にうれしかったです。
キャンプ中の受け入れや行動の変容も感動的でしたが、
あの1週間の体験が今も続いていることにびっくりし、
改めて動作法のすごさを感じたのです。
さらに、6回目7回目とは、訓練、キャンプ歴が10年もあるベテランのスーパー
トレーニーの男の子Yくんと20歳の女性のMさんでした。
この二人のトレーニーからは、
私自身の「訓練や人に対する構え」について
私自身の生き方を省みることを教えてもらいました。
訓練の経過に伴って、
私自身の障害児・者に対する考え方がこれでいいのか、
障害者と自分を区別しているのではないか、
女性の体に触れて訓練することに何か構えをもっているのではないか、
といった誰からも指摘を受けてはいなのですが、
訓練が深まるにつれて自分自身への障害児観や人間観について問いつめがはじまり、
全体ミーティング中に一人ボロボロ泣いてしまい、
夜の悩み相談室で塚越先生や中野先生にいろいろアドバイスを頂きました。
また他府県でのキャンプにも思いでがあります。
石川自衛隊基地キャンプのYさん、
本場やすらぎ荘のMさん、
日本一の集団療法で有名な なにわキャンプのMくん
とそれぞれ一緒に体験させて頂き、
たくさんの忘れられないおみやげを頂きました。
改めてお礼申し上げます。
このような様々な貴重な体験をさせていただきながら、
動作法が私の生活自身にじわーっと浸透してきているなーというのが今の実感です。
そんな中で
ここ数年のベテラントレーニーとの体験や
一番生活に身近な月例会を通して感じることは、
指導する側と指導される側という関係でなく、
動作法という心理療法を核として、
障害を持つ持たない関係なしに、
一緒につき合っていきましょう、
共に学んでいきましょう、
という姿勢が自分自身に今問いただされているように感じるのです。
これらを今の時点では。
言葉でうまく言えないのですが、
よく兵庫の親の会の会長である
Mさんが言われることで、
一緒に動作法をやってくれている先生がいるから、
私たち親はここまでやってこれているんです、
訓練が上手下手ではないのです、
親と一緒に場を共有し、
一緒に考え、
一緒に汗を流し、
一緒に泣いてくる先生たちが居てくれることが、
どんなにか私たち親にとって心強いものになっているのです、と。
そして また
「先生 家庭を大事にしてね、
私たち障害をもつ親子のために時間をとってくださるのは、
本当にうれしいことなんだけれども、
その前にご自分の生活の基本である家庭の奥さんや子どもさんを絶対大事にしてね
そうでなかったら私たちもうれしく思えないし、
訓練会に行こうとも思わないですよ」と事あるたびに声をかけてくださったり、
お葉書を頂いたりします。
本当にありがたいなー、とつくづく感じます。
最後に最近自分自身の問題として特に感じることは、
「動きながら考える」ということと「緊張のバランス」ということです。
今日のこの発表もそうなのですが、
じっと思いを温めていても次ぎに生まれてくるものは少ないかもしれない、
とりあえず動いてみれば、
また何かそこから生まれてくるものがあるのではないか、
だから動きながら考えてみる、
ということなのです。
実際に動作訓練の中で、
私たちトレーナーはトレーニーにいつも要求しいることで、
トレーニーの動きに対して、
「そうそう」とか「こうした方がいいんじゃない?」とか
「今度はこうやってみよう」とフィードバックしているわけで、
そういう働きかけを人にばかり要求するのではなく、
自分自身へも要求していかなければ、
一緒にやりましょう、とか一緒に学びましょう、
という姿勢はとれなくて当たり前といいますか、
やっと最近になって気づいたように感じています。
初めから、どう動いていいのか分かれば問題はないわけで、
それが難しいから一緒に考え、
一緒に汗をかき、
一緒に悩み、
一緒に泣きながら取り組んでいるんだなーと最近よく思います。
動作法とつき合いかけて何年かたちますが、
やっと気づいたことや改めて気づいたこと、
どう努力したらいいか、
努力の方向等が少し感じれるようになってきたように思います。
しかし、まだまだそれらを楽しめる段階ではなく、
緊張が強よすぎたり、
緊張しなければならない場面で弛んでいたり、
とそのバランスの悪さに自己嫌悪を感じることが多いです。
しかし、これらも動きながら考えることで、
緊張と弛緩のバランスをうまくとっていけるようになるのでは無いかと、
思っており、これからも努力していきたいと思っています。
まだまだ語りつくせないのですが、
動作法と出会っての私の今日までの思いを分かりにくかったと思いますが、
言葉にしてみました。
つたない発表でしたが、
これで終わりたいと思います。
今後もよろしくお願い申し上げます。
ご静聴ありがとうございました。
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