ラオスの面積は本州ほど、人口は553万人(2002年)
うちラオ族が60%、公用語はラオ語、産
業は農業・電力
・林業など、アセアンやメコン川委員会のメンバー国です。
病気だったパントーンさんが、適切な医療も受けられず、
2005年3月、収容所で亡くなってしまいました。一刻も早く、
遺されたシンさんの釈放を実現させましょう!
ラオス政府にシンさんの釈放を求める葉書を送っています。
送ってくださる方は
こちらまで連絡ください。葉書(本文・宛名
印刷済)を送りますので、日付とお名前を書き、投函
(切手70円)をお願いします。
署名活動を行いました。
(2005年10月〜11月)
11月18日、以下の手紙文と共に202名分をラオス大使館に
送りました。
晩秋の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。日頃は,
ラオスと日本の親善のために多方面にわたりご尽力下さいまして
深く感謝いたします。
さて、私は国際的人権団体であります「アムネスティ・インター
ナショナル日本」の奈良グループの会員です。ご存知と思います
が、アムネスティ・インターナショナルは、最低限保障される
べき権利をうたった「世界人権宣言」が、すべて正しく守られて
いる世の中を目指して活動しています。1961年にロンドンの弁護士
が「人権侵害を防ぐには,世界的な市民運動が最も効果的である」
と新聞に投書してことがきっかけに誕生しまして,現在は140
ヶ国以上に100万人以上の会員や支持者がいます。1977年には
ノーベル平和賞を受賞しました。
私達奈良グループの会員はアムネスティの国際事務局(ロンドン
にあります)から、貴国において、人権侵害で苦しんでいる囚人
のSing Chanthakoummaneさんと、Pangtong Chokbengbounさんの
情報を得、本年一月からお二人の即時釈放を求めてラオスの政府
(大統領,首相,外務大臣等)宛てに同封しておりますような
ハガキを送り続けていますが国際事務局より病気だったPangtong
さんが適切な病気の治療もほどこされずに三月収容所で亡くなら
れたとの知らせを受け取り大変悲しく又残念に思っております。
一刻も早く、遺されたSingさんの釈放を願って、この度グループ
のメンバーが周りの方達に事情を訴えて署名を集めました。
どうか、私達の思いを,貴国の政府の要人にお伝えください。
又、私達のはがきがラオス当局のお目にとまっているかどうか
確認頂ければ幸いです。
私達奈良グループは今までに、ブルガリア、ブータン、ギリシャ
、ベトナム,チュニジア等で苦しんでいる良心の囚人達の釈放を
願って政府の要人にハガキ書きを行って参りました。幸いにも、
私達が担当したすべての国々へ私達の願いは届き、囚人達は釈放
されています。人道的な立場から,年老いたSingさんが一日も
早く釈放されるよう202人分の署名を付してお願い申し上げます。閣下も我々同様Singさんに関心を向けていただけるものと信じます。
敬具
アムネスティ・インターナショナル日本
奈良グループ
ラオスの老政治犯の釈放を求める請願書 The petition for the release of the prisoner detained for 30 years
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