奈良グループ活動の記録



アムネスティ人権セミナー
[性同一性障害を考える]

講師:森村さやか
(NPO「セクシュアル・マイノリティの人権について考える会」世話人)

 皆さんは、全ての人間は男と女のどちらかに属するものと 思ってはいないでしょうか?
 また、性同一性障害(GID)という言葉を 聞いたことがあるでしょうか。心の性と体の性が一致しない人のことです。 性(セクシュアリティ)は私たちが今まで思っていた以上に多様なものなの です。そのことが理解されないために偏見に苦しんでいる多くの 人たちがいます。
 今回のセミナーは、当事者でもあり、 セクシュアルマイノリティの人権について取り組んでおられる 森村さやかさんをお招きしてお話を聞きました。

日時:2005年2月6日
会場:女性センター会議室  




アムネスティ人権講演会
  「フランダースの犬と人権問題」
  講師: ヤクボ・シュラム

 Jakvo Jacques Schram(ヤクボ・ジャック・シュラム)さんは、  1946年生まれ、ベルギーのアントウェルペン(アントワープ)在住。 14歳のときから親子4代にわたるダイヤモンド研磨職人として、 アントウェルペンのダイヤモンド工場で働き、労働組合活動で活躍 し、現在は退職。44歳からエスペラント語を学ぶ。現在はエスペ ラント語を使って市民運動や文化活動をする「国民性なき全世界 協会の執行委員長。アムネスティインターナショナルの会員でも あるヤクボ・シュラムさんに「フランダースの犬」の舞台で有名 なアントワープのあちこちをスライドで紹介していただくととも にご自身の組合活動の経験を含め、当時の社会の労働者が置かれて いた状況や人権問題についてお話を伺いました。 講演はエスペラント語で行われ、アムネスティ会員でもあり、 京都エスペラント会の田平正子さんに通訳していただきました。

日時:2004年10月15日(金)午後6時〜8時
会場:女性センター会議室

主催:アムネスティ・インターナショナル奈良グループ
後援:王寺エスペラントクラブ・京都エスペラント会・日本 エスペラント運動百周年事業委員会



  アムネスティ人権講演会
  「ジェンダーフリーって何?」
  講師: 峯田美香  (アートフル F代表理事)
 今、一部のマスコミにおいてジェンダーフリーが批判を受けています。 「日本人の心を育んできた伝統文化を否定する乱暴な発想だ。」 (産経新聞)「ジェンダーフリー教育につながる恐れがあり、 問題である。」(読売新聞) こうした批判は本当なのでしょうか。
 ジェンダーフリーに賛同しておられる峯田美香さんを招き皆さん と考えてみました。峯田さんの体験を踏まえた、感動的なお話に 皆心打たれました。

日 時:  2004年 1月25 日( )  14:00〜16:00
場 所: 奈良県女性センター 3 F 会議室
参加費 :無 料

    


アムネスティ人権セミナー ラタンさん来日記念講演会
     テーマ:  「ブータン難民の過去・現在・未来」
     講師:ラタン・ガズメア(AHURA BHUTAN代表)
     通訳:リングホーファー (大阪産業大学教授・AHURA JAPAN代表)
     日時:6月27日(金)午後6時半ー8時半
     場所:日本聖公会奈良基督教会


アムネスティ緊急人権学習会
テーマ: 
「ブータン難民の現状」
講師:リングホーファー (大阪産業大学教授)さん
日時:2003年4月5日(土) 5:30ー6:30
      場所:県女性センター

    


アムネスティ人権セミナーの報告
      「サンチャゴに降る雨 ピノチェト軍政下の拉致・行方不明」
 
  講 師:中王子 聖(京都大学大学院生)
     日時:2003年3月16日(日)14:00−15:30
   場所:県女性センター
   参加料:無料


  1973年9月11日に起きたピノチェト軍事クーデターは, その後17年に及ぶ軍政を招きました。軍政期においては拉致 ・行方不明者1197名,処刑者2000名,拷問の被害者40万人, そして現在でも80万人の人々が精神治療の必要があると 見込まれているそうです。(チリ厚生省発表パンフレットより)。
 中王子さんは1997年からこの問題にかかわり始め, 首都サンティアゴとパラルにおいて「失踪者」の 調査を行なっているそうです。

お話の途中で、 カナダの法則局が制作した、失踪者の家族の活動を紹介した ビデオを観ました。失踪者家族の女性たちがパッチワーク作り を通して、失踪の事実を世界に広めようとした活動が 印象的でした。 軍事政権は1990年に終わりましたが、その後も軍隊は 強い力を持っており、軍事政権時代の人権侵害の加害者の 追及は、まったく行われていないそうです。 チリに送還されたピノチェトの 免責が確定したことも、このような背景があるようです。 ピノチェトに限らず、加害者に対する責任追及は行われて おらず、失踪者の調査すら行われていないのが 現現状だそうです。軍事政権はおわったものの、まだその ときの人権侵害の問題は終わっていないということです。 つまり、決して昔の問題ではないということです。


2003年新春  アムネスティ人権セミナーの報告

「女性と人権  --- 女人禁制を考える ---」
   

講師:大林美亀、他3名(奈良女性史研究会)
日時:2003年1月26日(日)13:30−16:30
場所:県女性センター(東向き商店街にあります。地図は こちらをご覧ください。)
参加料:500円(事前申し込みは要りません)
ポスターは こちらです。


23名の方の出席がありました。大林さんの日本に おける女性差別の歴史のお話は、大変興味深く、勉強になり ました。また、大峯山の女人禁制についての報告も大変興味深く。 またその後の質疑の時間もたっぷりと1時間とれましたので、 充実した会になったような気がします(自画自賛)。
ご来場いただいた方、有難うございました。

     

      



2002年秋 アムネスティ 秋の人権セミナーの ご報告
     
「死刑廃止を考える  被害者の兄 原田正治さんに聞く」
2002年 
11月24日(日)  午後13:30−16:00に奈良県女性センター で行われました。
30名の方の出席がありました。原田さんのお話の あと約1時間にわたり、
活発に質疑が行われました。 毎日新聞から取材もありました。
その翌日、毎日新聞奈良版に、写真入りで、 講演会の様子が報道されました。
       ご来場いただいた方、 当日質問してくださった方、有難うございました。



ケルサン・ぺモさん
2000年秋の企画 の報告  

 アムネスティ講演会  拷問廃止キャンペーン・チベット
 日時:2000年10月27日(金)18時ー20時   場所:県女性センター(3階会議室)   

  「ハンソンさんとチベット問題を聞こう」

78名の方が参加くださり、おかげさまで大成功だっとおもいます。 ご来場頂いた方に感謝申しあげます。ケルサン・ペモさんの体験を、 みんな真剣に傾聴し、それぞれが心のなかに何か期するところが あったのではないでしょうか。支援してくださった大勢の方に、 お礼申しあげます。






    Tek Nath Rizal さんが釈放されました!!

AHURA JAPAN 代表のリングホーファーさんからの連絡によると「 アムネスティ・ニュースレター」1月号のハガキキャンペーン取り 上げられていた。テク・ナス・リザルさんが1999年12月に 釈放され、現在ブータンの首都ティンプーのホテルにおられるそうです。 詳細は、 AHURA JAPANのHP をごらくんださい。                                                                              


      Ben Khalifa さんが釈放されました!!!
私達奈良グループが担当していたチュニジアの良心の 囚人ブン・カリファさんが1999年11月6日に 釈放されたという知らせが届きました。 amnesty italia グループ、その他から、ケースを担当している 藤河さんのところに当日電話がありました.
まずは、よいお知らせが出来て、大変うれしいです。 ご協力頂きました、みなさま、 大変ありがとうございました。


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