Ametyanの一言
 
この頃のニュースを見ての一言独り言です。気に入らない人は見なかったことにして下さい。
NTT1万円の入札に怒り感じる!!
先頃税務署だかなんだかのシステムの入札で、予算5億5千万円の発注システムに、NTTはなんと1万円で入札し落札したとの記事が載っていました。
今アメリカでは、IT革命の推進には「公正な競争こそが、最大の推進者である」との認識にたって独占の排除が進んでいます。競争のない独占のもとではサービスは停滞し、産業は競争力を失い衰退すると真剣に論議されています。かのマイクロソフトの分割論議はまさにこの点でのアメリカの徹底ぶりを示しています。
ところが我が国ではこれとは全く逆で、国内独占体制にあぐらをかいて巨大企業になることが、世界に通用する企業づくりとの考えが横行している様に思えます。
今回のNTTの入札は、世界的に見て割高な電話代でもうけた金が使われています。IT革命だ、リストラだと騒ぎ国民には辛酸をなめるような苦しみを押しつけながら、その実数十年前と変わらない国家主導独占企業優先のアンフェアーな競争が行われています。
インターネットの発展と新たなIT関連産業の発展は、このような不公正な競争のないやり方では絶対に実現しないと思います。
五億円のものを1万円で売ってももうけられる商売を許す体制こそ問題にしなければなりません。これは結局NTTがこの分野で今後とも独占していけるから可能となったということです。
規制緩和とベンチャーにもっと開かれた体制をとるならば、こんなばかげたことは絶対に起こりません。真の荒々しい産業革命は、再編の嵐の中でこうした遅れた企業を飲み込んで行くし、国民の怒りの声で踏みつぶしていかねばならないと思います。
高い電話代にあぐらをかくNTTをIT革命で飲み込みましょう。
その第一歩はインターネットからNTTに怒りの声を上げることだと思います。
皆さんホームページで怒りの声を!
 
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