【ふんしつ〜その後〜】


「清正・・・・誰か来たら・・・・・・」
「大丈夫だ、この時間なら誰も来ない・・・・」
清正は三成のモノと自分のモノを擦り合わせながら接吻を交わす。
互いに息を詰め精を吐き出すと、三成がいつものようにぐったりとその場に座り込んでしまった。
清正はいつも通り素早く後処理をすると、自分と三成の衣類を整える。


二人が付き合うようになって数ヶ月、していることといえば付き合う前と大差の無いこと。
ただそこにも少しばかりの変化があった。
以前であればここで先に出ていた清正だったが、三成の側に腰を下ろし、その体をそっと抱き寄せる。
「落ち着いたら言えよ・・・・」
「ん・・・・・・・」
肩を抱きながら清正が三成の額に軽く口唇を落とす。

こうして行為が終わったあともゆっくりとする時間を取る様になった。
それが変化のひとつ。
「清正・・・もう平気だ。」
「よし、なら戻るか・・・・」
清正は三成の手を取り立ち上がらせると、そのまま廊下へと向かう。
廊下へと出る直前、清正はピタリと足を止め、三成と向き合った。
「どうした?清正・・・・・」
何事か起きたのかと思った三成が不思議そうに尋ねると、清正は突然三成を抱きしめ、耳元に口唇を寄せた。
「愛してる」
「・・・・・っ馬鹿///」
不意打ちのような愛の告白に三成は頭のてっぺんから足先まで真っ赤にしながら清正の体を押し返した。
そんな三成の反応を見てクスクスと楽しそうに笑いながら清正が離れた手をもう一度三成のほうへと差し出した。
「ほら、行くぞ・・・・・」
「・・・・・・・・馬鹿。」
もうひとつの変化は二人の距離。
差し出された手に三成は己の手を重ねてギュッと握り締める。

もうこの手は無くさないと、そう伝えるように・・・・・。



+++++

これにてふんしつは完結です。
最初のプロットではこんなに時間と
話数をかける予定ではなかったのですが・・・・
ま、予定は未定ですよね、知ってました(笑)
お付き合いいただきましてありがとうございました!!


design by diabolo.