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犬ジステンパー ページの一番上へ

 

犬の代表的なウイルス性の伝染病です。
ワクチンができるまでは、大変死亡率の高く感染率も高い恐ろしい病気
でした。
◆原因◆
ジステンパーウイルスに感染する事で発症します。
感染した、犬との接触などから容易に感染する、感染性の高いウイルス
です。消毒法で死滅する弱いウイルスではありますが、低温期には、
動物の体外でも生存が可能であるため、発生した犬のいた場所は、
完全なる殺菌・消毒が必要とされます。昔は、ジステンパーが出たら、
一夏は、犬を飼わずに過ごすように言われた物でした。
◆症状◆
急性で発症した場合は、およそ1週間を目安に発熱が起こります。
その後、一旦平熱に下がったりしますので、見落とす事も良くあるよう
です。2週間を過ぎた頃から、再度発熱を伴い、咳・目やに・鼻水などの
症状に加えて、下痢・嘔吐などの消化器系の症状を起こし、衰弱して
行きます。
急性症から、回復した場合でも、脳などにウイルスが潜んでいると、
亜急性の発症となって、神経系の症状を出す事があります。
高齢の犬の場合、慢性での発症も見られることがあります。
この場合は、上記のような症状ではなく、いきなり神経系の症状が多く
出るようです。
◆治療◆
現在、ウイルスを死滅させる薬はありません。
抗生物質を投与することによって、細菌の二次感染を押さえる事や、
発症している症状を押さえるための治療をする事ぐらいしかできません。
◆予防◆
ワクチン投与による免疫抗体を作る事でしか、予防することはでき
ません。免疫ができていれば、ウイルスが侵入しても、まず発病する
事はないと考えられます。

 

 

犬伝染性肝炎 ページの一番上へ

 

アデノウイルスの仲間による犬伝染性肝炎ウイルスが引き起こします。
1型を犬伝染性肝炎と呼び、2型を犬アデノウイルス感染としているよう
です。
◆原因◆
アデノウイルスの仲間の犬伝染性肝炎ウイルスの感染で発症します。
世界中に数多く分布するこのウイルスは、比較的環境に強いため、
長期間動物の体外で生存する事ができます。
発症している犬との接触や、唾液などからの経口感染も多いです。
◆症状◆
感染後1週間以内に発熱が起こり、元気消失します。
一旦熱が下がっても、肺や肝臓などが侵され血便が出たり、皮膚に点状
出血が見られたりします。最悪の場合、劇症肝炎を起こし死に至るケース
もあります。
◆治療◆
現在、ウイルスを死滅させる薬はありません。
抗生物質を投与することによって、細菌の二次感染を押さえる事や、
発症している症状を押さえるための治療をする事ぐらいしかできません。
◆予防◆
ワクチン投与による免疫抗体を作る事でしか、予防することはでき
ません。免疫ができていれば、ウイルスが侵入しても、まず発病する
事はないと考えられます。

 

 

犬アデノウイルス感染症 ページの一番上へ

 

アデノウイルスによる感染症です。2型に分類されています。
◆原因◆
アデノウイルスに感染する事によって発症します。
世界中に数多く分布するこのウイルスは、比較的環境に強いため、
長期間動物の体外で生存する事ができます。
発症している犬との接触や、唾液などからの経口感染も多いです。
◆症状◆
約1週間の潜伏期間をおいて、症状が出てきます。
伝染性肝炎の症状に加え、呼吸器系の感染症状が見られます。
◆治療◆
現在、ウイルスを死滅させる薬はありません。
抗生物質を投与することによって、細菌の二次感染を押さえる事や、
発症している症状を押さえるための治療をする事ぐらいしかできません。
◆予防◆
ワクチン投与による免疫抗体を作る事でしか、予防することはでき
ません。免疫ができていれば、ウイルスが侵入しても、まず発病する
事はないと考えられます。

 

 

犬パラインフルエンザ感染症 ページの一番上へ

 

アデノウイルス・ボルデテラ・マイコプラズマなどと、混合感染を起こし、
ケンネルコフと呼ばれる病気を引き起こす事があります。
◆原因◆
犬パラインフルエンザウイルス自体は、大変弱いウイルスですが、感染
力は強く、空気感染することから、感染している犬には近づかないように
注意する必要があります。
◆症状◆
発作様の咳が多く出ます。細菌感染が複合して、ケンネルコフに陥る
事が多くあります。症状発症から、1週間程度で免疫ができ回復する
事が多いですが、慢性の咳が残ってしまう場合もあるようです。
◆治療◆
比較的、治りやすい病気です。しかしながら、混合感染を起こした場合
アデノウイルス感染症などの危険性も持ち合わせています。
◆予防◆
ワクチン投与による免疫抗体を作る事でしか、予防することはでき
ません。免疫ができていれば、ウイルスが侵入しても、まず発病する
事はないと考えられます。
伝染性肝炎、アデノウイルス感染症、ケンネルコフなどは、密接に関連
しています。混合ワクチンを接種する場合、以上3つの感染症に対応
している物を選択する事が、大切だと思われます。

 

 

犬パルボウイルス感染症 ページの一番上へ

 

犬ジステンパーと並ぶ、至死率の高い感染症で、犬科の動物だけが感染
するとされています。
◆原因◆
パルボウイルスに感染する事によって発症します。
感染している犬の吐物・排泄物などからの経口感染が主です。
このウイルスは、強力なウイルスで、通常の殺菌では死滅しません。
ブリーチ・ホルマリンなどでやっと死滅します。さらに、環境中で数ヶ月
生存できる事も確認されている事から、感染犬がいた場合は、徹底的な
殺菌・消毒が必要となります。
◆症状◆
感染後2日程度で、嘔吐・下痢・元気消失、そして衰弱が始まります。
食欲が、全く無くなってしまうために衰弱がひどく、脱水症状を起こして、
みるみる弱って行きます。最長でも5日もすれば、軽度の場合は回復に
向かいますが、嘔吐・下痢のおさまらない場合は、死に至るケースが
多くみられます。
幼犬などの場合は、心筋炎などを起こし突然死亡する事もあります。
◆治療◆
現在、ウイルスを死滅させる薬はありません。
抗生物質を投与することによって、細菌の二次感染を押さえる事や、
失われた、水分・栄養分を補給するための輸液療法などがとられて
います。また、血清療法などを用いる場合もあるようです。
◆予防◆
ワクチン投与による免疫抗体を作る事でしか、予防することはでき
ません。免疫ができていれば、ウイルスが侵入しても、まず発病する
事はないと考えられます。

 

 

犬コロナウイルス感染症 ページの一番上へ

 

最近になってやっと混合ワクチンに追加される事になりました。
パルボウイルスなどとも混合感染すると厄介な病気です。
◆原因◆
コロナウイルスに感染する事によって発症します。
当初、病原性の低いウイルスと考えられていたようですが、1978年を
境に、強い病原性を発するようになったとされています。
◆症状◆
潜伏期間は短く、1週間以内に発症します。
症状としては、嘔吐・下痢、しばらくして血便なども現れます。
パルボウイルス感染症の症状と酷似しているため、判断が難しいですが、
コロナウイルス単体の感染症であれば、パルボよりは、軽症で至死率も
低いとされています。しかしながら、パルボウイルスとの混合感染が起こ
る可能性もあり、きわめて危険な場合があります。
◆治療◆
現在、ウイルスを死滅させる薬はありません。
抗生物質を投与することによって、細菌の二次感染を押さえる事や、
発症している症状を押さえるための治療をする事ぐらいしかできません。
◆予防◆
ワクチン投与による免疫抗体を作る事でしか、予防することはでき
ません。免疫ができていれば、ウイルスが侵入しても、まず発病する
事はないと考えられます。

 

 

犬レプトスピラ病 ページの一番上へ

 

ウイルスではなく、細菌に感染する伝染病です。人間にも感染する可能性
のある、人畜共通伝染病です。
◆原因◆
沢山の型がありますが、特に問題なのは黄疸出血型とカニコーラ型です。
伝染経路は、この菌を持っている動物の排泄物に触れる事などによる
経口感染です。また、傷口などがあると、そこから感染する事もあります。
◆症状◆
黄疸出血型では、突然の高熱・黄疸・嘔吐・下痢などを起こし、急性肝
不全などの原因になり、ごく短時間で死に至る場合があります。
カニコーラ型では、同じく高熱・嘔吐・下痢を起こします。
腎臓が侵される事になり、尿毒症を引き起こす事もあります。
最悪の場合、腎不全を起こし、死に至ることもあります。
◆治療◆
有効な抗生物質の投与により細菌を殺す事ができます。
症状に合わせ、点滴や、透析といった治療を施す事もあります。
この病気は、完治するまできちんと検査、治療を続けていかないと、
保菌動物になって、新たなる感染動物を作ってしまう事になりますので、
症状が改善しても、検査の結果が良くなるまで、治療を続けてください。
◆予防◆
有効なワクチンの投与により感染を予防することができます。

 

 

狂犬病 ページの一番上へ

 

他の病名は聞いたことが無くても、この病名は、ほとんどの方が耳にして
いるのではないでしょうか?
発病したら、ほぼ助かる事は無い、人間を含め、温血動物の多くに感染
する、人畜共通伝染病です。
◆原因◆
狂犬病ウイルスに感染することによって発病します。
最近、日本ではほとんど発症例はありませんが、ウイルスを持った動物に
噛まれると、発症します。ウイルスは、動物の体外では簡単に死滅して
しまうので、接触感染以外の感染はないと思われます。
◆症状◆
初期には、あまり症状は出ず、行動の変化がみられる程度ですが、
徐々に攻撃的になり、よだれをたらしたりするようになります。
この頃から、麻痺や痙攣が始まり、末期には昏睡状態になり、症状が
みられてからは、1週間以内に死に至ります。
◆治療◆
狂犬病に感染した場合、その感染の危険性から治療を施す事はでき
ません。関係機関に連絡を取り、獣医師による安楽死しか道はありま
せん。
◆予防◆
狂犬病の年1回の予防接種は義務付けられています。
日本では、発症例はありませんが、近隣アジア諸国では、いまだに減少
する気配も見られない国が多いです。
感染する動物の範囲の広い事もあり、今後どのような経路で、日本に
このウイルスがやってくるか解かりません。
発病→安楽死などという、恐ろしい病気に感染しないためにも、狂犬病の
予防接種は必ず受けて下さい。

 

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