「不安だ、、、」この言葉から始まるアマゾンへの旅。その理由はいろいろ挙げられるが、まず治安が悪いこと、次に言葉が全くわからないこと、1人旅ということ、挙げればきりがない。海外旅行も初心者だし、、、。“では何故に?”う〜ん、わからん。明確明瞭な答えがないのだ。ただ小さいころから行きたかったから、、それだけである。その思いを満たすべく単身アマゾンに行ってきました!!

イズムイズム、半泣きの図

 飛行機に揺られること33時間、離着陸を4回繰り返しようやくアマゾンの入り口、ベレンに到着。空港のゲートを出てバックパックを受け取ると、な、、なんと!バックパックにかけていた鍵がなくなっている!「うそやん、、」頭が真っ白になりパニックになった。何か取られたか調べようとしたが周りに鋭い視線を無数に感じる。アマゾンに来たという感動を味わう間もなくすぐにタクシーをひらいホテルに向かう。
なかば、ベソをかきながらバックをチェックする。幸いなぜか何も取られていなかった。トラベラーズチケットも高級カメラも釣道具もすべてある。何とか無事でよかったのだが、私はこれですっかりビビッてしまった。まじで「飛行機の中からアマゾン河を見たし、もう帰ろかなぁ、、。」と本気で考えた。














盗難保険がすぐに出るようにあわてて持ち物の写真を撮った。

ベレンにはマンゴーの木がたくさんある。
その数、3200本とか。

 ベレンのカリオストロ要塞で出会ったサラとトレボォー。彼らはオーストラリアの家を売って南米を周遊しているのだという。
 私がブラジル入りしたのはちょうどリオのカーニバルの時で、国民の休日にあたるため、銀行は全部休みで4日間現地通貨がなく、何もできなかったが、彼らがコーラをご馳走してくれたり、お金を貸してくれた。ほんとうにありがたかった。

こんな感じでデイバックをたすき掛けにする。もちろん盗難対策。

女戦士!アマゾネス!! 
でかいのこぎりで肉を切っていた。 

タクシーの運転手に交渉して2日間のガイドを頼んだ。顔は怖いがとてもやさしく親切で、心強かった。名前はロン・バチスタン。

私がベレンで1番行きたかったところ ベロ・オ・ペーゾ市場。ここには魚や果物などアマゾンの幸が無数に集まる。
でも、ここは治安が悪く日本人が1人で行くには危険である。特に人の少ない昼間は危ない!

ごっついピーマン

刑務所を改装して肉屋にしている。

泥ガニ、カランケージョ。たいそう美味!泥ガニだが泥臭くない。しかも安い!

ピラルク屋さん。高価な食材である。

あやしい薬草屋さんの女性。俺が買わないといったら悲しんでいた。胸元には携帯電話が、、、。

なんと!!アマゾンにニンテンドー64があったのだ!これにはほんまにびっくりした!!

次の目的地、サンタレン行きの船のチケットを買っているところ。3社くらいの船会社が、「うちのチケットを買え!」「うちのチケットを買え!」とケンカ腰で言ってくる。これにはびびった。

ベレンの動物園にいた夢を食べるといわれるバク。大きくてかわいかった。カーニバルの関係でここも休園だったのだが、ラッキーなことにタクシーのガイドが交渉してくれてなんとか入ることができた。

突然街中でパレードが始まったりする。

ピラーニャとカランージョの置物のみやげもの。こんなの誰が買うのだろう、、、?

 淡水魚の王者、ピラルクを食べる!!タラに似ておいしかった。現地では高級料理。漁師たちはピラルク1匹で3ヶ月分のお金が手に入るので乱獲した。そのため、数は激減、、。どこの国でも同じような悲劇はあるのだ。

日本料理店、「みやこ」に行く。

セントラルホテルのフロント、アンナ。27歳のボニータです。

 彼もセントラルホテルのフロント。彼は英語が話せるので非常に助かった。21歳なのに3カ国語を話せるのだ。

 土産物屋さんの従業員。彼女のかぶっている麦わらぼうは私がここで買ったもの。

ベレンからサンタレンへ3泊4日の船旅。
わくわくしていたが、かなり不安でもあった。