25団では、スカウト達が何かできることを、模索しています。
   

  
    その11  「ツリーイング=樹上の不思議な世界へ探検」


      夏季キャンプに兵庫県内の「とちのき村」に行ってきました。
      ここで「ツリーイング」という体験をしてきました。

      これはアメリカのアーボリスト(樹芸家)という人が考え出しました。
      自然と親しみ、木の持っている温もり、優しさ、力強い命のリズム、
      新鮮な感動や,身体で感じることや、木と話をしたり、木々と友達になり
      豊かな感性を授けてくれる探検です。

      ロープを使った大きな大きな木の、木登りです。
      最初に準備体操を入念に行い、説明があり、いよいよ本番です。

      この木の幹は、大人の人が一抱えもある「とちの木」です。

      「さぁ〜、ドンと登ってこいよ」、「ようし、ドンドン登るぞ!」

      いつの間にか、ロープ結びの「ひきとけ」もみんな60〜70cm間隔で
      しっかりむすんで登っていきます。この「ひきとけ」が出来なかったら、
      上には登ってはいけません。下に落ちないための滑り止めなのです。

      最初はこの結びが出来ず「ストン!、すとん!」と落ちていましたが、
      いつの間にか木のてっぺん12〜13mに到達です。

      いよいよ降りることになりました。
      今度は、滑り止めの「ひきとけ」を一つずつ解きながら降りていく
      のです。
 
      命綱に使った「ひきとけ」実際応用は完璧にこなしました。

      全員「ひきとけ結び」完成です。練習で出来ていたスカウト達も、
      隊長から実用で使用した証明のサインを貰いました。
 
      隊長も登りたかったのですが、木に負担がかかると思って登るのを
      やめたそうです。