25団では、何かスカウトたちが出来ることを、模索しています。 その1。 S ボーイスカウトの話 彼は、団委員長が大好きで集会では、一番に挨拶をするのが慣わしです。 あるときは後ろから、あるときは横から来ます。 団委員長は、彼と挨拶の儀式が終わるまで気が抜けません。 彼は,昨年友団の六甲縦走(須磨浦公園⇒宝塚)56kmに参加しました。 事前に4回に分けて練習、本場に臨みました。 当日は車3台、指導者4人のサポートでした。 15時間15分の記録で完走しました。 そのとき指導者が無線で中継連絡をとっていたのを彼は見ていたのです。 VS 副長の特訓が始まりました。 3ヶ月後のテストをめざして・・・見事合格! 彼は、スポーツを通して興味を見つけました。アマチュア無線技師4級です。 言葉もはっきりと、ゆっくりと話すことが出来るようになりました。 今3級をめざしています。 六甲縦走 保護者より 六甲縦走をやると聞いて、本人より私の方が心配をしていたように思います。 毎日陸上部で走っているとはいえ、15時間も歩いたことはないし本当に歩ける のだろうか? 食べ物は?飲み物は?朝も真っ黒で夜中も寒いし、自分で全て出来る のか心配でした。 リーダーのフォローのおかげで完走できたときは,夜の8時半でした。 本人もさすがに疲れた顔をしていましたが、次ぎの日はまだ歩けるというくらい の元気さ! 私は少し歩いただけで筋肉痛・・・というひどいありさまでした。 中学校の先生に六甲縦走の話をしたところ、終業式に全校生徒の前で表彰 したいというありがたい話をいただき団委員長からいただいた賞状で、改めて 学校でも表彰をしていただきました。 今回の完走は、本人一人の力ではとても成し得なかったことでした。 一緒に歩いて下さったリーダー、本当にたくさんの人に支えていただき、勝ち 取ったものだと思います。 皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。 |