25団の話題     


       25団では、何かスカウトたちが出来ることを、模索しています。

        
その9.           カブのさかな釣り


        尼崎の魚釣り公園に行きました。25団始まって以来のプログラムです。

        桟橋から海面まで2m位はあるでしょう。高所恐怖症の人は下を見ると
        ス〜と吸い込まれるような感じがします。

        指導者、保護者は「落ちないか」とハラハラ、ドキドキです。
        全員ライフジャケットを着けたか、命綱は、浮き輪はあるか、てんてこ舞いです。
        しかし、スカウトたちはライフジャケットを着けて、そんな心配をよそに「釣り」で、
        無我夢中のようです。

        みんな「さびき」で釣り始めました。釣れると揃って「釣れた!」と大声が出ます。
        初めてにしては、「いわし」、「あじ」をどんどん釣り上げていきます。
        たいしたものです。

        なかには「ふぐ」も釣れ、ぷーとふくれてきたふぐとにらめっこしているものもおり
        そのユーモラスな光景には大笑いをしました。

        そっそく、隊長がいま釣ったばかりのさかなを「てんぷら」にしてくれました。
        塩をパッとふりかけて、カリカリと骨まで食べられ、お代りをしている者まで
        いました。

        てっちゃンのさびきには、大きなさかながかかり、まわりの大人たちも
        「あれは50cmクラスのすずきだよ。残念!」といっていました。

        昼食時には海面に1mもありそうな「えい」が回遊してきました。
        水族館より迫力があります。みな興奮して見ていました。

        海にも落ちず、全員無事帰途につきました。

        解散してやっと開放され、指導者、保護者も肩の力も抜け充実した一日でした。

        でもやっぱり疲れました。