25団の話題      

                                              
    25団では、何かスカウトたちが、出来ることを、模索しています。
 
   その3.          「切符を買う」
 
  皆さんは、乗り物を乗る前に先ず「切符」を買われますね。当たり前の
  ことです。しかし私たちにとっては、出来るスカウトもいますが、困難な
  スカウトもいます。会計指導者の財布には、大判小判ではありませんが、
  30人分の往復代100円、50円硬貨がズッシリです。

  いつも同じ言葉 「これ全部金貨だったらねェー・・・」 スカウトたちに
  行き先と金額を言って片道180円だったら200円を渡して介添者と一緒
  に切符を買います。つり銭は介添者に渡し、切符は自分で管理する。

  購入の途中にお客様が来られたら、購入場所を譲って次ぎを待つ。
  譲る、がまんをする、これがなかなか難しい。

  全員が終わるのに当初一時間余かかっていましたが、今では、30〜40分
  でクリアーできるようになりました。

  入札は入れたら切符が出てくるから安心、しかし、出札のときがいつも心配
  入れたら出てきません。改札口を出たところでジーと切符が出てくるのを
  待つ者がいます。出てくるお客様が顔を合わせて びっくり! 

  なかには切符をなくす者もあり、駅長室へ「すみません」。
  今では駅員さんも顔見知り、私の顔を見るなり 「どうぞお通り下さい。」
  

    「切符事件」

  水泳のプログラムで舞洲に行ったときのこと。JR尼崎でようやく切符も
  買い「さあー、電車に乗ろう」 改札を通って階段を降り始めたところで
  「もし、もし!」と呼び止める声。振り返ると若い駅員さんが追いかけて
  きます。「ドキ!」。 何か ご迷惑?失敗?したか。

  「もしもし、皆さんは障害の方ですのでその切符ではありません。再発行
  をします。回収します。」 障害者専用か団体割引があると、ご親切に
  おしゃっていただきました。「切符を買う練習をしています」 とご説明して
  ご理解をいただき、予定の電車に乗ることができました。

  今では、全員切符もなくさず「スルー!」 と通過をしています。

  でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たまにですけど、まだありますよ。